デスタワーとは
L字型の土台を組み、土台が消えたときの段差のずれを利用して大量同時消しを狙うのがデスタワーである。
最短12手で完全致死連鎖が完成する効率の高さと、後手で発火しても逆転できる連鎖の短さを兼ね備え、
現在の初代ぷよぷよにおいて猛威を振るっている連鎖法。
よく組まれる形に、壱式、弐式、参式といわれるものがあり、対応力もある。
デスタワーの仕組み
デスタワーを組む場合、まず土台となるL字の連結を作ることが多い。この土台が発火点とするのが基本である。
このL字の作る段差を利用して、連結を作っていく。
最も重要なのが、左から4、5列目の縦に二列ずれる連鎖で、デスタワーの連結の大部分を占めることとなる。
次に重要なのが3列目と4列目の段差である。
3列目が1段、4列目が2段消えるために、相対的に3列目が1段高くなると考えていい。
そして、前述した二つを組み合わせることによって、より大きな連結を作ることも可能となる。
この二つの段差によってつながる位置関係を覚えて、柔軟に連結を組めるようにしたい。
デスタワーの向き
デスタワーには土台の向きがあり、その違いに対戦において決して小さくない差が生じる。
正向き(順向き)デスタワー
右側に連結が伸びていくデスタワー。正タワー、順タワーとも。
逆向きデスタワー
正タワーとは逆に組んでいくデスタワー。逆タワーと略されることもある。
両方のタワーを比較すると、
逆タワーは操作に横移動が少なくなるために速度で優れるが、
3列目が高くなるために少量のおじゃまぷよで窒息してしまうことがある。
対戦相手が潰しを撃ってくるならば、正タワーを選ぶなど、対応して変えられるとよいだろう。
離れ
土台のL字を使わない部分の、図の1列目にあたる連結を作る仕組みのこと。
作り方は、
土台の色と土台の下になっている色の組み合わせの組みぷよがきたときに、一列目に置くか、
土台の色のゾロを置く。
連結数を大きく伸ばせるチャンスが作れるが、色数を増やしていったほうがいいときももちろんあるので、
しっかり判断して組むべきである。
デスタワー壱式
スタンダードなデスタワー。参式と比較すると、潰し耐性が高い点があげられる。
デスタワー弐式
壱式の土台がひっくり返った形になるデスタワー。初手周りで通常の土台が組みにくい場合に組まれる。
デスタワー参式
土台から三方向に連結を伸ばし、連結数を重視する組み方。
デスタワー四式
通常のデスタワーの背側から発火するデスタワー。
そのために連結の作り方が変わってくる。
壱式や参式では連結が伸ばしきれない形になった色でも、4式ならば連結できるというメリットがある。
デスタワーのおじゃま耐性
前述の通り、逆向きよりも順向きのほうが多くのおじゃまぷよを受けることが出来るのでおじゃま耐性がある。
また、横に連結を稼いでいく参式タワーよりも、縦に連結を稼ぐ壱式デスタワーのほうが掘りやすいので、おじゃまぷよ耐性は高い。しかし、参式だからといっておじゃまぷよを受けられないわけでもなく、また壱式といえど5段(赤玉1個)のおじゃまぷよを受けるのはさすがに厳しい。つまりケースバイケースで受けられる状況が変わってくる。
参考程度に壱式なら2段、参式なら多くて1段といった感じだろう。それ以上のおじゃまぷよを送られた場合は緊急発火するか、別の場所から発火するとよい。特に壱式ならそれなりの量を送り返すことができる場合もある。
最終更新:2013年12月08日 06:34