アルケミスト




概要


属性攻撃を得意とし敵に大ダメージを与える、所謂魔法使いポジションにあたるクラス。
戦闘においては主に三色属性でのアタッカー役を担う。
一方、パッシブは「博識」や「樹海錬金の知識」など探索効率を高める便利なものを覚える。

能力としてはTP、TECは全クラス最大だが、HPとVITは最低ランクでHPブーストも持たないため、味方の補助なしに前列に出すには少々心もとない。
グリモアがあれば状態異常や封じ役もこなせる。
元作品よりも比較的足が速くなった印象だが、中級術式や全体術式は発動が遅くなりがちなのでフォローが欲しい。

弱点攻撃時のダメージを上昇させる「定量分析」や、敵属性防御力を下げる「変性の術式」などの補助技により、三色使いとして更に磨きがかかった。
また、前列限定であるものの壊属性の「握壊の術式」で三色以外もカバーできるようになった。
更に、ターン中物理・属性をそれぞれ無効化する「光掌の術式」、「光掌の術式II」と、光掌で攻撃を防いだ相手に反撃するパッシブ「光撃の術式」の追加により、あえて前列に出してカウンターを狙うという戦術も取れるようになった(なお光撃は握壊の術式の対象に追撃することもできる)。
これにより、味方が崩れてしまった状態でも、ある程度なら攻撃を続ける事が可能となっている。

これらのスキル群の追加により、オリジナル版より選択肢の幅が広がっている。
相変わらず燃費こそ悪いが、場面に応じてより器用に立ち回れる様になったと言えるだろう。
単純な火力のほうも、「終盤は物理に追い抜かれて…」などという心配は全くない。

ストーリーモードではアーサーがアルケミストを担当する。

◆装備可能武具
杖・服・その他共通武具

◆オリジナル版からの変更点
+ ...
  • 光撃の術式、樹海錬金の知識、握壊の術式、光掌の術式、光掌の術式II、定量分析、変性の術式、猛進逃走の追加。
  • 毒マスタリー、毒の術式、毒霧の術式の削除。
  • 炎マスタリー、氷マスタリー、雷マスタリーは術式マスタリーに統一。
  • TPリカバリーがHP最大時という条件がついて精神集中という名称に変更。
  • 中級術式の範囲がIVの下級印術と同じになった。
  • 帰還の術式に成功判定が追加され、低Lvでは失敗するようになった。
  • 低めだったAGIが比較的高くなった。LUCも高くなった。


ステータス


Lv HP TP STR TEC VIT AGI LUC
1 24 40 5 10 5 7 8
10 44 59 8 15 7 11 12
20 70 84 11 21 9 15 17
30 100 110 13 26 12 20 22
40 134 139 16 32 14 24 27
50 171 170 19 39 17 30 33
60 212 203 23 46 20 35 39
70 256 238 27 52 23 41 45
80 304 276 31 60 25 46 51
90 356 315 34 67 28 52 57
99 406 353 37 73 31 57 63


スキル一覧

スキルの最大レベルは全て10。

名前 効果 前提スキル 消費TP(Lv1時) 備考
TPブースト 最大TPが上昇する なし -
術式マスタリー 術式スキルが習得可能になるスキル
属性攻撃力が上昇する
なし - グリモアによる効果重複が有る
博識 モンスターの素材ドロップ率が上昇する TPブーストLV3 -
精神集中 ターン終了時、HPがMAXなら
TPが回復する
TPブーストLv10 -
樹海錬金の知識 所持している素材を捨てると
enに換金されるようになるスキル
TPブーストLv2 -
火の術式 敵1体に遠隔炎属性攻撃 術式マスタリーLv1 5
火炎の術式 敵1体から左右に拡散する、遠隔炎属性攻撃 術式マスタリーLv5 13
大爆炎の術式 敵全体に遠隔炎属性攻撃 火の術式Lv5 20
氷の術式 敵1体に遠隔氷属性攻撃 術式マスタリーLv1 5
氷結の術式 前後の敵2体を貫通する、遠隔氷属性攻撃 術式マスタリーLv5 13
大氷嵐の術式 敵全体に遠隔氷属性攻撃 氷の術式Lv5 20
雷の術式 敵1体に遠隔雷属性攻撃 術式マスタリーLv1 5
電撃の術式 敵1列に遠隔雷属性攻撃 術式マスタリーLv5 13
大雷嵐の術式 敵全体に遠隔雷属性攻撃 雷の術式Lv5 20
握壊の術式 前列専用
敵1体に近接壊攻撃
術式マスタリーLv10 8
光撃の術式 光掌の術式及び握壊の術式の対象に
ターン終了時、遠隔炎属性攻撃
握壊の術式LV1 -
光掌の術式 このターン、自身への
物理攻撃を無効化する
光撃の術式Lv1 8
光掌の術式II このターン、自身への
属性攻撃を無効化する
光撃の術式Lv1 8
定量分析 3ターンの間、自身が
弱点をついた時のダメージを上昇させる
術式マスタリーLv7 3
変性の術式 3ターンの間
敵全体の属性防御力を低下させる
火炎の術式Lv3
氷結の術式Lv3
電撃の術式Lv3
5
猛進逃走 味方全体のHPを消費して戦闘から逃走し
最後に使った階段か樹海磁軸まで移動する
帰還の術式Lv3 3
千里眼の術式 周囲のFOEの位置を表示する TPブーストLv5 1
帰還の術式 一定確率で街へ帰還する TPブーストLv1 15
伐採 伐採ポイントで
入手できる素材数が増える探索スキル
なし -


スキルツリー


術式マスタリー Lv1 → 火の術式 Lv5 → 大爆炎の術式 -
氷の術式 Lv5 → 大氷嵐の術式
雷の術式 Lv5 → 大雷嵐の術式
Lv5 → 火炎の術式 Lv3 → 変性の術式
氷結の術式 Lv3 →
電撃の術式 Lv3 →
Lv7 → 定量分析 -
Lv10 → 握壊の術式 Lv1 → 光撃の術式 Lv1 → 光掌の術式
光掌の術式II

TPブースト Lv1 → 帰還の術式 Lv3 → 猛進逃走
Lv2 → 樹海錬金の知識 -
Lv3 → 博識
Lv5 → 千里眼の術式
Lv10 → 精神集中

伐採


スキル詳細

術式系スキルは全てTEC依存で、倍率は火の術式Lv1を基準としている。


▼ TPブースト
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
倍率 105% 108% 111% 113% 115% 117% 119% 121% 123% 125%
  • パッシブスキル・ステータスUP
  • 自身とグリモアの両方にTPブーストがある場合は、レベルが高い方1個分のみの効果しかない。
  • アルケミストは術式を使えないと話にならないうえに燃費も悪いので、自前にせよグリモア依存にせよ、早めに確保したい。
  • 他のスキルとの兼ね合いを見ながら適宜振るか、精神集中取得のために早めに振り切るかは好みと育成方針次第。


▼ 術式マスタリー
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
与dam倍率 102% 104% 106% 108% 110% 112% 114% 116% 118% 120%
  • マスタリースキル
  • 三色(炎/氷/雷)属性の威力が上がる。また、Lv上昇で術式スキルを自動習得する。
  • 無属性攻撃の威力は上がらない。
  • 自前のパッシブで術式の威力を上げられるのは、今作ではこれのみ。余裕ができたら振り切っておきたい。
    • また、今作はTECブーストがないせいか、武器マスタリーLv10の1.15倍より効果が高い。
  • このスキルはIIIのエーテルマスターと同じく、(複合属性含み)炎氷雷のどれかが含まれていれば、術式スキル以外も強化される。
    属性チェイスや連携時のスピアインボルブの攻撃力もアップするので汎用性は高い。
  • 術式スキルではあっても壊属性のみの握壊の術式は対応範囲外なので注意。
  • 自身とグリモアの両方に術式マスタリーがある場合、2個分の効果がある。
    • その際の効果は、なぜか「自身とグリモアでマスタリーレベルが異なる場合、高い方のレベル2個分に補正されて算出される」。仕様?、バグ?。
    • 例:自身10とグリモア10で144%(120%×120%)になるのは了解だが、自身10とグリモア1でも144%、自身1とグリモア10でも144%になる。


▼ 光撃の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
dam倍率 115% 120% 125% 130% 135% 140% 145% 150% 155% 160%
  • パッシブスキル・戦闘条件発動(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%とし数回の試行で調査したもの)
  • 握壊の術式の対象または、光掌の術式、光掌の術式Ⅱで攻撃を受け止めた対象へ、ターンエンドに炎属性攻撃で反撃するパッシブスキル。
    他の攻撃系術式同様、威力はTEC依存。
  • 光掌の術式の場合は攻撃を受け止めたとき、攻撃をしてきた敵に受け止めた回数だけ反撃する。
    防御の薄いアルケミストにとっては攻防一体になる技だが、炎属性に耐性のある敵にはダメージを期待しない方が良いだろう。
    • あくまで光掌の術式で「受け止めた」と表示された回数分しか反応しないので、攻撃を受け止めずに回避してしまうと発動しない。
  • アクトブーストで握壊の術式を複数回hitさせた場合、hit数分光撃の術式が発動する。


▼ 博識
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
ドロップ増加率
  • パッシブスキル・戦闘常時発動
  • 戦闘終了時の敵素材アイテムドロップ率が上昇する。
    • Lv1でもあれば結構体感ドロップ率が上がる。
  • アイテムは60個までしか持てないので案外いっぱいになるのは早い。樹海錬金の知識を合わせるのも一考。


▼ 精神集中
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
TP回復量 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
  • パッシブスキル・戦闘条件発動
  • ターン終了時にHPが全快であればTPが回復する。TPの回復量は固定値。
    • Lvと同じ値だけTPが回復する。
    • リジェネートなどでの回復や毒でのダメージの前に判定がある。
  • ハイランダーのハーベストと相性が良く、HP消費スキルやブラッドウェポンとは相性が悪い。
  • 敵を全滅したターンではターン終了前に戦闘が終わるため回復は発生しない。アザステ上級術式などを使う場合は注意。
  • アルケミストのスキルは消費が重く、「回復」を目的にする場合1、2程度だとあまり効果が実感出来ない。
  • しかし、「継戦能力の向上」ならば、前提のTPブーストも相まって少しでも有効。
  • これにSPを取られて肝心の術式が伸ばせないのも困る。スキル振りは計画的に。
    • 基本的には、余ったSPを振り込む程度で
  • グリモア化して、TP消費がアルケミストほど重くない職や、通常攻撃など無消費行動を多用する職に持たせると、本職より活用できる。


▼ 樹海錬金の知識
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
en変換効率 20% 28% 35% 42% 50% 56% 63% 69% 75% 80%
  • パッシブスキル・戦闘/探索常時発動
  • 所持している素材アイテムを捨てると、Lvに応じ売却額の一定割合のenを入手できる。もったいないお化けが怖い人に。
    • 今作では最前線階層までの往復が楽になっており、グリモアマラソン等しなければ過去作ほどアイテム溢れの心配をしなくてもすむ。
    • 採集パーティを作るならばアイテムが溢れやすいので、一考の余地あり。
  • 自動回復手段とオートパイロットとボタン固定を利用して放置すれば、経験値と資金を同時に稼げる。
    やりすぎるとゲームバランスが崩壊するのでそれぞれの判断でどうぞ。
  • 素材のみに効果があり装備品や消費アイテムは対象外なので注意。
    • あくまで換金するだけで店に売った扱いにはならないため、欲しい装備の素材や在庫制限在りの消費アイテム材料まで捨てない様に。


▼ 火/氷/雷の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 5 10 20 -
dam倍率 100% 105% 110% 115% 160% 170% 180% 190% 200% 270% 400%
  • 術式・遠隔炎/氷/雷攻撃スキル(敵単体)/頭スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵単体に炎/氷/雷属性ダメージ。
  • 発動速度に特に補正がかからず、中級、上級術式より発動が早いのが売り。ボス戦でもアルケミの主力となる。
  • Lv1~4、5~9、10で消費と威力が大きく変動するので使い勝手が全く異なる。
    無計画に上げると燃費が悪くなり使いにくくなるので、グリモアで複数Lvを使い分けるのも手。
    • 対単体の術式としては、Lv9が最もコスパが良い。
    • 同属性でも単体/範囲/全体と3つのスキルがあるので、どの属性のどの範囲を伸ばしていくかは計画的に。


▼ 火炎の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 13 23 38 -
dam倍率 120% 125% 130% 135% 200% 210% 220% 230% 240% 320% 430%
  • 術式・遠隔炎攻撃スキル(敵単体・拡散)/頭スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵単体に炎属性ダメージを与え、左右の敵に拡散ダメージを与える。拡散ダメージは対象への2分の1となる。
  • 発動速度にマイナス補正。
  • 拡散スキルなので範囲攻撃としては雷撃の術式よりやや効率が落ちる。
    その分中央への威力は中級術式で最も高く、単体術式に近い感覚で使える。
    • 炎属性は後半のボスの弱点も突きやすく、メイン火力となる。
  • 対単体火力としてはアルケミストの全術式スキルで最もダメージが大きい。ただし、消費が大きめなのでTP事情と要相談。


▼ 氷結の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 13 23 38 -
dam倍率 115% 120% 125% 130% 190% 200% 210% 220% 230% 300% 410%
  • 術式・遠隔氷攻撃スキル(敵単体・貫通)/頭スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵単体に氷属性ダメージを与え、後列の敵に貫通ダメージを与える。
  • 発動速度にマイナス補正。
  • 全体技より軽い消費で前後列を同時に攻撃できるのが利点。
    • 但し、中級術式の中では一番使いづらい範囲なので優先度は低い。速やかに大氷嵐の術式を取った方が良いだろう。


▼ 電撃の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 13 23 38 -
dam倍率 110% 115% 120% 125% 180% 190% 200% 210% 220% 280% 380%
  • 術式・遠隔雷攻撃スキル(敵一列)/頭スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵一列に雷属性ダメージ。
    • 世界樹Ⅳの雷撃の印術と違い、遠隔列攻撃なので後列から後列を狙うことが可能。
  • 発動速度にマイナス補正。
  • ダメージ倍率こそ炎、氷に負けるが一列で出現する敵は多いので中級術式の中では最も使い勝手が良い。
    • その為、雷属性と中範囲攻撃はこれ一本に任せ、炎と氷は単体や全体に特化してしまっても問題ない。


▼ 大爆炎/大氷嵐/大雷嵐の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 20 32 50 -
dam倍率 130% 135% 140% 145% 190% 200% 210% 220% 230% 300% 400%
  • 術式・遠隔炎/氷/雷攻撃スキル(敵全体)/頭スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵全体に炎/氷/雷属性ダメージ。毎度お馴染みの三色属性全体攻撃。
    • 発動速度に大きなマイナス補正がかかり、まず敵より先には発動できない。
  • 雑魚敵を一掃する目的で使う場合、低Lvをブラッドウェポン等で強化して使用すると消費TPが少なく使いやすい。
    • 逆に高Lvだと消費TPは重くなるが、雑魚戦ではアザステなどと組み合わせれば即戦闘終了するほどの威力。TP事情と要相談。
  • TEC依存の全体炎攻撃は使い勝手の良い敵スキルが比較的容易且つ段階的に手に入る。
  氷と雷はクリア後まで御預けとなるので伸ばすのならこちらを優先したい。


▼ 握壊の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 8 13 19 -
dam倍率 145% 150% 155% 160% 180% 185% 190% 195% 200% 220% 250%
  • 術式・近接壊攻撃スキル(敵単体)/腕スキル(dam倍率は暫定値・火の術式Lv1を100%として算出)
  • 敵単体に壊属性ダメージ。TECで威力が上昇しSTRや武器攻撃力は影響しない、前列から敵前列しか狙えない等の特徴がある。
    光撃の術式を習得していると、ターンエンド時に攻撃対象へ光撃の術式が追撃として発動する。
    • TEC依存だが物理攻撃扱いなので、ATKブーストや力溜めが有効で、武器マスタリーも乗る。
      これは武器マスタリーの効果が「対象の武器を装備時、斬突壊属性を含む攻撃のダメージを割合強化」であるためと思われる。
    • 他方で術式マスタリーが乗らないので、強化するにはグリモアで他の職からスキルを貰いたい。
    • アクトブーストと併用した場合、光撃の術式は攻撃回数分しっかり発動する。
  • 敵後列へは一切攻撃出来ず、ペネトレイターと併用しても貫通効果は一切発動しない。
    • ただし追撃として発動する光撃の術式にはペネトレイターによる貫通効果が適用される
  • 味方前列から敵前列へしか使用できないスキルなので、アルケミストにとってはリスクが高い。
    力溜めなどは後列で行い、これを撃つ時だけ前列へ移動させるなどの工夫をしたい。
    本格的な運用は諦め、術式マスタリーLv10のおまけとして三色耐性持ちへのサブ火力に割り切るのも手。
    • そのままではマスタリーの差もあり三色術式に負けるので、本気で使うなら光撃のLvをしっかり上げて補いたい。
      ちなみに術式マスタリーLv10の火の術式Lv1と比較した場合、Lv1-116%・Lv5-144%・Lv10-176%・Lv15-200%


▼ 光掌の術式、光掌の術式II
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 8 15 22 -
連続発動率 - ↑↑ ↑↑
  • 防御スキル(自身)/腕スキル
  • 無印は物理属性、IIは三色属性のダメージを使用ターンの間一定確率で無効化するスキル。
    光撃の術式を習得していると、ターンエンド時に攻撃してきた相手へ防御回数分、光撃の術式が追撃として発動する。
    • そのままでは単なる防御スキルだが、前提スキルの光撃の術式と組み合わせることでカウンターを兼ねた攻防一体の技になる。
    • 1回目はLv1でも確実に無効化、2回目以降は無効化する確率が下がる。
  • 稀少種よりも早く発動できるため、パターン持ちの相手には非常に使いやすいスキルだが、複数回攻撃や対複数相手とは相性が悪い。
    状態異常や無属性攻撃も無効化出来ない。(追加効果で発生する状態異常は攻撃そのものを無効化すれば発生しないが)
  • 光撃の術式狙いでアルケミストを運用する際、本人の低HPが祟って前衛に置いてもターゲットされにくい。
    積極的に引き付けたい場合、ソードマンのサベージクライやパラディンの挑発を併用したい。
    前述の仕様によりレンジャーのチェインダンス(回避も↑)は無効化そのものが発生しなくなるため相性が悪い。
    • もっともアルケミストは脆いので光撃狙いにしろ防御用にしろ相手はしっかり選び、不利な相手には無理に使わない方が良い。


▼ 定量分析
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 3 6 12 -
与dam倍率(全属性/自身) 130% 133% 136 140% 140% 143% 145% 147% 150% 150% 170%
効果ターン数 3 4 5
  • 強化スキル(自身)/頭スキル
  • 自身が攻撃対象の弱点(耐性が100以下の属性)を突いた際の与ダメ倍率を更に増加させる強化を付与する。弱点さえ突けば物理属性でも乗る。
  • 長期戦で使えば大幅な火力増強になるが、Lv2,3程度ではあまり効果的とは言えない。
  • 本作は図鑑登録済なら戦闘中でもモンスターの耐性・弱点を確認できるようになっている事もあり、弱点を突くこと自体は容易。
    • しかし、過去作の「解析」「特異点定理」「ルーンの導き」がパッシブだったのに対しこれは強化枠を使う必要がある。雑魚戦ではいちいち掛けている時間が惜しい・無いとも言えるし、弱点のないFOEも少なくない。
      強力なバフであるのは間違いないのだが、SPや優先度的になかなか取りにくいスキルかもしれない。
  • 他のアタッカーも恩恵を受ける変性の術式の方が優位だが、変性の術式を他の仲間に使ってもらう等、状況やPT次第では十分使える。
    • ちなみに強化の系統は攻撃力アップなので、物理/属性攻撃ダウンの打ち消しに使うことはできる。


▼ 変性の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 5 8 13 -
被dam倍率(三色属性/敵) 120% 121% 123% 125% 125% 126% 127% 128% 130% 130% 140%
効果ターン数 3 4 5
  • 弱体スキル(敵全体)/頭スキル
  • 敵全体に対し、三色属性攻撃を受けた際の被ダメージを増加させる弱体を付与する。
  • 定量分析と違い相手を選ばない点、自分以外の属性攻撃役も恩恵を得られる点が強み。
    • 軟身と比べた場合こちらは属性防御のみだが、同Lvにおけるダメージの上昇率はこちらの方が上。
  • 属性防御ダウンは、三色属性を受けたときの被ダメージ倍率を変化させるだけで属性耐性そのものには影響をもたらさない。
    耐性を下げて強制的に弱点を作り、定量分析を狙いたいなら、バードの幻想曲を使おう。


▼ 猛進逃走
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
消費TP 3 5 7 -
消費HP(味方全体) 50% 25% 10% 1%
逃走率 - 100%
  • 逃走スキル/脚スキル
  • 味方全員のHPを消費して戦闘から逃走し、最後に使った階段か樹海磁軸まで移動する。通常の逃走より発動が早く、成功率も高め。
    • 説明文ではLv10で100%とあるが、実際は稀に失敗する模様。
  • 速度補正がかかっており、稀少種に対しても先制可能なためピンチ時の奥の手となる。
  • 逃走後に階段か磁軸まで移動できるため、FOEに行き止まりまで追い詰められたときにも有効。


▼ 千里眼の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
消費TP 1 2 3
探知範囲 - ↑↑ 全範囲
歩数 1(固定)
  • 探索スキル
  • 使用すると周辺の未踏破地域も含めたFOEの動きが見えるようになる。
    • オウルアイとの違いは、より広範囲を見渡せる(Lv10ならフロア全域が見える)代わりに、使用した状態で歩き回れない点。
  • 旧作と違い、視界に入れた範囲はFOEが見えるようになったので通常探索での価値は若干落ちたか。
    • 一応隣接しないでメデューサツリーを見分けることが出来る。


▼ 帰還の術式
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
消費TP 15 12 10 8 15 12 10 8 5 1
成功率 50% 100%
  • 探索スキル
  • 町まで帰還することができる探索スキル。糸忘れ時の心強い味方だが、今作は低Lvだと失敗する様になった。
    • もっとも、必携品である糸を持てば事足りるし、今作では更にフロアジャンプまである。
      Lv5までは成功率が100%ではないので、意図的に取得するには少々SP負担が重い。
    • 100enでも重要な序盤ならば、休養前提で覚えさせるのはアリかもしれない。
  • 派生の猛進逃走と共に、糸忘れ時などいざという時のための保険スキルとしては出番がある。
    • FOEとの衝突・乱入などの事故で猛進逃走に助けられる場面はそこそこあるため、前程Lv分を持つ分には悪くない。


▼ 伐採
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
採集率 -
  • 探索・採集スキル


術式比較

スキル 属性 範囲 消費TP(Lv10) 威力(Lv10)
火の術式 単体 20 270%
火炎の術式 拡散 38 320%
大爆炎の術式 全体 50 300%
氷の術式 単体 20 270%
氷結の術式 貫通 38 300%
大氷嵐の術式 全体 50 300%
雷の術式 単体 20 270%
電撃の術式 38 280%
大雷嵐の術式 全体 50 300%
握壊の術式
+光撃の術式

単体
(前列→前列のみ)
19 220%
160%

今作は休養のペナルティが軽く、グリモアでスキルビルドを何度も変えることになるので、自分に合わせた術式の構成を考えるのが楽しい。

数値上は握壊+光撃が威力・消費ともに最高の単体火力となるが、当然壊・炎両方の弱点を突かなければ弱点を突いた三色術式に劣る。
隊列制限もあり、やはり本格運用は難しいところがあるか。

三色単体術式は中級・上級術式に威力で劣るものの、消費TPはかなり安くなる。
TP補助のスキルがうまく揃わないなら、多少の火力ダウンには目を瞑り単体術式を高レベルで取るのもよいだろう。


グリモア・転職考察

攻撃特化にするにしても有用な敵スキルがわんさかあり、厳選しないと枠がいくらあっても足りない。
TECを活かしてサブの回復役にもなれる。
状態異常の成功率はTEC依存なので、バステ付与スキルとの相性もいい。

装備

▼攻撃手段
2層の敵から取れる「火炎弾」グリモアは、手に入れたら是非ともアルケミストに装備したい。非常に消費の軽い全体攻撃であり、大爆炎の術式の代わりとして十分に使える。
全体攻撃を敵スキルで代用すれば、スキルポイントの節約にもなる。どころか終盤の敵スキルは、アルケミストの範囲術式より強い。
クリア後の話になるが、隠しボスなどの「とんでもないダメージの属性攻撃」のグリモアを手に入れる機会があれば、是非彼らに装備させたい。
敵に使用されたときと同じく無類の破壊力を誇る事間違いなしだろう。


今作から毒ダメージ量、バステ付与率は共にTEC依存になった。
各種毒スキルを覚えれば属性耐性のある敵にも高ダメージを与える事ができる。まさかの毒ケミ再来。

ガンナーの「アクトブースト」は、1ターンに3回同じ行動を繰り返すスキルで、BOOSTが3回とも乗る。
つまり、アクトブースト→BOOST術式で、1ターンにBOOST威力の術式が3回行える。
火力と命中に優れた術式をアクトを撃てば、その期待値は非常に高い。

▼回復・補助
各種補助スキルは高TPによってほぼ何でもカバー出来、高TECのおかげで状態異常や封じも本職カスメに負けない活躍が期待できる。
メディックの回復スキルも、本職以上のTECとAGIの高さから本職に負けないレベルで活用できる。
直接攻撃役や壁役以外ならおおむね何でもできるが、PT全体の構成と相談しつつやる事を決めるといい。

▼パッシブスキル
唯一「HPブースト」を持たない職なので、是非とも他職から貰っておきたい。
「術式マスタリー」の重複で属性威力がさらに上がる。

火力が高く、敵にトドメを刺す機会が多いので「ハーベスト」との相性が良い。複数の敵を一掃しつつ味方のHPを大幅に回復することもできる。
ガンナーの「リチャージ」を付ければTP切れも起こしにくくなり、探索効率が飛躍的に上がる。

▼装備ボーナス
第一候補としては盾であろう。後半の盾は強いものが多い。
低STRで物理属性に関するパッシブを持たないため、武器を使った戦いにはあまり向かない。
ステータス補正や状態異常のある武器、もしくは追加効果のある武器スキルを狙って武器を選択するのがよいだろう。

銃や弓は後列から撃てるので少しは火力が出る。特に銃はスナイプと「ドラッグバレット」があり、低STRをあまり気にせずに済む。
また、ブースト強化装備と毒攻撃の「アナコンダ」がある鞭もそこそこ有効。

ただしこれらの武器は、杖装備に比べてTPやTECで劣り、術式を使いたいボス戦での戦闘力に影響が出やすいので本業とのバランスを考えたい。
武器スキルを使わないならFOEやボス戦のみ装備変更するのもアリ。

作成

▼アクティブスキル
各種属性術式スキルは、メディックやカースメーカーなどの攻撃手段にしやすい。
「定量分析」はハイランダー、ガンナー、ソードマンなどが自己強化するのに使える。
1ターンだけ攻撃を無効化する「光掌の術式I/II」は、パラディンが倒れたときやパーティーを立て直す際に役立つ。

「変性の術式」はメディやパラに使わせても有用。アルケミスト自身は術式を連発するか、定量分析等ほかの補助を使いたい状況も多い。

帰還の術式にグリモア枠を使うくらいなら、常に糸を余分に買うようにした方が賢明。

▼パッシブスキル
「術式マスタリー」は炎氷雷のいずれかが含まれてる攻撃スキルなら、術式でなくとも効果がある。
自身に重複させての強化はもちろん、複合属性を持つ職なら底上げに役立つ。
ストーリーなら主人公のスピアインボルブ、フレドリカの属性ショットの強化に使え、クラシックではソードマンのチェイススキル、ブシドーの属性技等にも乗る。

▼備考
グリモアを作成するにあたり、「術式マスタリー」を取得した際に自動で各術式を1だけ覚えるようになったのが災いして狙ったスキルが出にくくなることにも注意。

転職

高いTECとTPを生かしてメディック・バード・カースメーカーなどが狙い目。
やはり前衛役にはしない方が賢明か。

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最終更新:2023年12月24日 15:32