パーティー構成方針

新米冒険者だけど、クラシックモードからはじめたい君。
ベテラン冒険者だけど、パーティー構成に悩んでいる君。
マスター冒険者なので、パーティー構成について薀蓄垂れたい君。
そんな君たちのためにのために、パーティーの組み方を紹介します。

君はここに書かれていることを参考にしてもいいし、参考にしなくてもいい。



パーティー構成指南

転職・グリモアシステムの導入により、どんなパーティーであってもプレイの仕方次第でゲームクリア可能です。
また、世界樹の迷宮シリーズ初心者の方はストーリーモードをプレイすることにより、
基本的な探索手法・戦闘方法を学習できますのでそちらをお勧めします。

ストーリーモードのパーティー構成も、序盤から終盤まで十分に通用する、完成されたパーティー構成のうちのひとつと言えます。
パーティを一から組むなんてとんでもない!という方々は、ストーリーモードのパーティーを雛形に自己流のアレンジを加えていくのもいいでしょう。

それでもクラシックモードからプレイしたい新米冒険者の方々は、以下の点に気を配ると迷宮探索が楽になります。


5人でパーティーを作りましょう

中には4人パーティで樹海に挑むベテランギルドや、カップル2人でキャッキャウフフするギルドもあります。
それどころか1人で迷宮探索をおこなう、余程の勇者もとい狂人もいます。

しかし、新米ギルドが見よう見まねでそれをやるのは単なる自殺行為です。


戦闘中に回復ができるようにしましょう

最低一人はHP回復ができるキャラクターを入れましょう。
特に転職もできず、グリモアも出揃わない序盤から中盤にかけては、
回復マスタリー持ちのメディック、エフィシエントでアイテムを効率よく使えるレンジャー、一応回復ができないことも無いパラディン・ブシドー・バードの存在は重要です。
ガンナーも優秀な回復スキルを持っていますが、1周目の場合、ストーリーモード限定なうえ、メディックがすでにパーティにいます。
また、それらのキャラクターが封じやバステで動けなかったり、手が足りないときのために
回復・蘇生アイテムを持ち歩いておくと全滅を回避できる機会が増えるでしょう。

状態異常回復アイテムのテリアカα・テリアカβも数個持ち歩くのをお勧めします。
厄介な封じ・バステは早期に回復した方が被害は小さくなりますし、
回復役がそれらで動けなくなって瓦解する事態も少なくありません。
誰でも使用できるので、敵よりも早く動けるキャラクターに使用させると良いでしょう。


物理攻撃が得意な職業と3色攻撃が得意な職業を、それぞれ1人は入れましょう

迷宮内には物理攻撃に対して強力な耐性を持つ敵や、特定の3色攻撃がほとんど効かない敵も存在します。
複数の攻撃手段があれば、どのような魔物と戦うことになっても効率的にダメージを与えることができるでしょう。
また、耐性の違う敵が組み合わさって出現した時に備えて、3色攻撃役には出来ればサブアタッカーを用意したいところです。
具体的には各種3色ショットを低レベルだけ取ったガンナーや、術式グリモアをメディックに持たせる等すればよいでしょう。

また、物理攻撃(斬・壊・突)と3色攻撃(火・氷・雷)の6属性をできるだけ広く用意しておくと、
各種レア素材を効率よく入手することに繋がります。


状態異常を付与するスキルについても考えておきましょう

封じ・バステの詳細については用語集を参照のこと。
最序盤こそ、状態異常のことなど気にしなくてもいいかもしれません。
しかし、第一階層も後半になれば自ずと考える必要が出てきます。
特に中盤以降ともなると、状態異常ありきで戦闘バランスが組まれているような場面にたびたび遭遇するでしょう。

状態異常にはそれぞれ特徴があり、
特定のスキル発動を妨げるもの、行動自体を潰してしまうもの、毎ターン無属性の追加ダメージを与えるものなど様々です。
今作では、同一種類の封じ・バステを使い続けると耐性が上昇します。
そのうえ、上昇した耐性をリセットするスキルも今のところ確認されていません。
長期戦において単一の状態異常を使い続けるのはほぼ不可能なので、複数の状態異常付着スキルを用意しておくのが望ましいです。

また、封じ(頭・腕・脚)とバステ(即死・石化・睡眠・麻痺・混乱・テラー・毒・盲目・呪い)の12種をできるだけ広く用意しておくと、
各種レア素材を効率よく入手することに繋がります。
ただし、あまり手広くスキルを取得するとSPが十分に振れず肝心の封じ・バステ成功率が確保できないので、程々に絞って取得しましょう。


前衛向きの職業と、後衛向きの職業の比率を2:3か3:2にしましょう

1:4や、4:1といった隊列は組めないため、あまりにバランスの悪い構成では、
  • 近接攻撃をするキャラクターが後衛に配置され、攻撃力が半減する
  • 打たれ弱い(HPと防御力が低い)キャラクターが前列に配置され、戦闘不能になりやすい
などの問題が起こります。

列単位を対象とする回復や強化スキルのことも考えながら、バランスよく配置しましょう。
前衛の人数が多い方が隊列が崩れ難く、
後列が多い方がパーティーの総被ダメージ量を減らす事が出来る、とされています。


採取について

採集系スキル(採取・伐採・採掘)は3種類揃っていた方が金策やクエストの面で楽になるでしょう。
しかし、今回の採集スキルは仕様上なくてはならないものではありません。
レンジャー1人いれば全採取スキルがそろいますが、グリモア・転職でもどうとでもなります。



また、序盤から最終完成系のみを目指してスキルアップすると、
序盤から中盤にかけて成長途中のどっちつかずなキャラクターが出来上がってしまうことが多いと思います。
これは序盤から最終盤まで言えることですが、器用貧乏5人衆よりも、各方面のスペシャリスト5人の方が探索・戦闘共に苦労しません。
まずは決めた役割を遂行できるキャラクター作りを目指しましょう。
今作ではスキルをグリモア化するために転職・休養をおこなう機会が非常に多いと思いますので、スキル取得も気楽に行なってよいと思います。

以上の点を押さえてパーティーを決めれば、比較的スムーズな迷宮探索ができるでしょう。

ですが、実際のところ重要になってくるのはキャラクターへの愛着だったりもします。
先にも述べましたが、あまり難しく考えず、フィーリングで決めてしまってもゲームクリアに問題ないようなバランスに調整されているようです。
同じ職業が2人いても問題ないですし、使いたい職業が多すぎるなら、状況に応じて差し替えつつプレイするのもまた一興でしょう。



パーティー・グリモア構成例

どうしても決められない君に、マスター冒険者たちがパーティー・スキル構成の一例をご紹介します。

ソードマン・パラディン/レンジャー/メディック・アルケミスト

リメイク前の旧Ⅰで公式が推奨していたPT。
スキルの効果等がリメイク前と変わっているので、1から10まで全く同じ戦い方とまではいかないが
全体を通して安定した探索・戦闘が可能だろう。

いずれもタフで攻撃と防御に特化した前衛二職。
探索を大いに助けるスキルを持ち、状況に応じて前衛にも後衛にも回れる物理アタッカーとして活躍できるレンジャー。
回復に必須なメディック、属性アタッカーとして活躍するアルケミスト。
役割がはっきりしていて、初心者でも扱いやすいだろう。
なお、ソードマンを役割の近い職業であるハイランダーに。レンジャーを同様のガンナーに変えると
そのままストーリーPTである。いかにストーリーのPTがバランスよく組まれているかも解るPT構成だと言えるだろう。
ただし、ガンナーはレンジャーと違い打たれ弱いので前衛の負担軽減の為に前に出すには耐久力を優先して上げておきたい。

このPTが不得手なのはデバフ(敵の弱体)、および敵の強化打ち消しである。
この辺りをグリモアでフォローできるようにするといい。
暇になりがちなメディックに弱体or強化のスキルを持たせるだけでも戦闘の効率が目に見えて向上する。
探索中によく手に入る縛りor状態異常系の敵スキルは、LUKの関係でアルケミストに使わせるのが無難。

ソードマン・ダークハンター・ブシドー/カースメーカー・バード

ストーリーPTに採用されなかった職で構成したPT。
ストーリーPTと比べて非常に脆く見えるが、搦め手が豊富なので立ち回り次第ではより安定した探索が可能になる。
武器で斬突壊+序曲で3色属性+ダクハンとカスメで殆どの状態異常をカバーできるので、条件ドロップも容易。
発生が早くTP消費も低い息吹、Lv10でも消費3のキャンプ処置のおかげで回復手段にも困らないだろう。
メンバー間のシナジーも高く、重苦の呪言で封じターンを稼いでのエクスタシー連打、禁忌の輪舞曲で無双延長は手軽で強力。
グリモアを活用し、前列3人でエクスタシー連打、追撃の号令+チェイスなどをさせるとストーリーPTもびっくりの火力が出せる。

反面、パリングなどの無効化手段がなく、リフレッシュも無いので物理/属性攻撃+状態異常の複合に非常に弱い。
特に複合攻撃のオンパレードの5・6層はさすがに苦しくなるので、
グリモア抽出要員を別途確保しておいてもよい。

ブシドー・パラディン/メディック・カースメーカー・バード


阿吽の尾撃のチェイスに特化したPT。
ブシドーの阿吽の尾撃がほぼ唯一のダメージソースであり、他の全員がブシドーをサポートする体制となる。
本PT構成で、エキスパートの全ボス撃破したので、記載してみる。

黄金パターンは以下のとおり。
1T目に、ブシドーが上段の構え、バードが敵の弱点にあわせてブシドーに三色の序曲を使う。
パラディンで各種ガード。メディックが癒しの子守唄(グリモアスキル)やディレイヒールといった回復行動。
カースメーカーがバステで敵の妨害。
2T目以降は、ブシドーが阿吽の尾撃、パラディンが守りをかためつつ、残りのPTが通常攻撃。

全員が攻撃に参加する必要があるため、搦め手で攻めてくる敵に対処しづらいという欠点があるが、
ほとんどの敵は、阿吽のチェイスで一撃のため、6層以外ならば、阿吽のみでも、道中を割合容易に進められる。
ボス戦も、ブシドーの火力が突出しているため、阿吽の尾撃だけで十分なダメージソースになる。
火力がブシドーのみのため、刀以外の武器は貧弱なままでもよく、金銭的にもリーズナブル。

ブシドーのスキルは、阿吽の尾撃を★めざしてあげていく。
他に、刀マスタリー★やATKブースト★に加え、グリモアにも刀マスタリーをいれておきたい。
野良グリモアで拾える血の暴走は、必ずブシドーに覚えさせる。
スキルポイントに余裕ができたならば、居合の構え〜抜刀氷雪あたりを取得しておくと、
即死攻撃や全体攻撃ができるようになり、立ち振舞の柔軟性があがる。
バードの禁忌の輪舞曲にあわせて、無双の構えを覚えておいても、損がない。

防御に関しては、パラディンがブシドーが死なないように守り通すため、細心の注意をはらう必要がある。
範囲攻撃にそなえて、パラディンは必ずブシドーの右隣におくこと。
1層ならば挑発(5以上)でどうにかなるが、2層ボス戦に供えて、はやめにパリングのレベル9の取得を目指したい。
3層以降は、三色ガードのレベル5以上を目指してスキルレベルを上げていく。

回復に関していうと、5層クリアまでなら、自動回復が有効。
1層〜2層は、メディックのリジェネレートとバードの山彦の輪唱曲(5以上)で安定する。
3層〜5層にかけては、バードの癒しの子守唄(できれば5以上)をグリモア化させて、
メディックに使わせ、戦線を維持していく。
パラディンの各種ガードと組みあわせれば、5層のボスやFOE相手でも、たまに全体回復をかければ済む程度になる。
もちろん、自動回復で手が空くターンは、阿吽の追撃回数を増やすため、攻撃役にまわる。
6層以降になると、自動回復ではさすがに回復が追いつかなくなるので、
ディレイヒールなどメディックの各種回復スキルを使っていくことになる。

カースメーカーは、バステで敵の行動を妨害する役と、軟身の呪言で阿吽の尾撃のダメージを底上げする役の両方を兼ねる。
『畏れよ、我を』や戦慄の斧で付与するテラーは、特にボス相手に有効。高レベルの言動能わずと阿吽の尾撃のコンボは、決まれば、ほぼ勝ち確定となるので、どんな相手でも積極的に狙っていきたいところ。
戦慄の斧ならば、阿吽の尾撃の手数を増やすのと同時に、テラーを狙える。是非ともソードマンのグリモアを合成して、カースメーカーにもたせたい。

6層〜各種ボス戦を視野にいれるならば、
ブシドー以外の誰かひとり(メディック推奨)に、
血の暴走でコンボを繋げるためにブラッドウェポンをグリモア化させておきたい。
また、ブシドー以外の全員に、高レベルの血の暴走、ダブルアタックは必須となる。
どれもストーリーモードのキャラクターが覚えられるものばかりなので、あらかじめグリモア化させておこう。
ついでに、上述したスキルに加えて、ブシドーに憤怒の力(できれば5以上)、
ブシドー以外に追撃の号令があると、火力の飛躍的な向上がみこめる。
それら全てを組み合わせれば、6層ボスを阿吽の尾撃のみで撃破することも夢ではない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2014年03月30日 15:01