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「ソフトウェア/Cygwin」(2015/03/02 (月) 23:57:35) の最新版変更点
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Linux系のコマンドやツールが使えると何かと便利なので、Cygwin(64bit)を導入しました。
その時の備忘録
#contents()
*インストール
-http://www.cygwin.com/からsetup-x86_64.exeをダウンロード
-サーバー・インストールディレクトリを指定後、必要なものを選んでインストール(下記適当に自分がインストールしたもの
--Archiveのzip,uzipなど
--Base,Devel全部
--EditorsのEmacs,Vim,nanoなど
--InterpreterのPython,Perlなど(Vimでneocompleteを使うので、luaも追加)
--Netのopenssh,openssl,wgetなど
--Utilsのscreenなど
--Webのw3mなど
*各種設定
**Cygwin Terminal(mintty)の設定
自分の場合の設定(~/.mintty)を下記に示します。
#highlight(none){{
BoldAsFont=no
Font=MS ゴシック
Locale=ja_JP
Charset=SJIS
FontHeight=10
Columns=100
Rows=34
Transparency=medium
Term=xterm
RightClickAction=paste
OpaqueWhenFocused=no
PgUpDnScroll=yes
CtrlShiftShortcuts=yes
BellFlash=yes
BellTaskbar=no}}
**文字コードをUTF-8にする
参照元:http://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/20111121/1321865738
#highlight(none){{
$ echo "export LANG=ja_JP.utf8" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc}}
**apt-cygのインストール
いちいちsetup-x86_64.exeを起動して追加ソフトのインストールは面倒なのでapt-getみたいにコマンドでインストールできるようにする。
参照元:http://code.google.com/p/apt-cyg/
#highlight(none){{
$ svn --force export http://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/ /bin/
$ chmod +x /bin/apt-cyg}}
apt-cyg実行時、setup.iniが無いとエラーが出たため、その対策↓
http://qiita.com/DQNEO/items/f49d5a534eee6c3352a8
**コンテキストメニューで任意のディレクトリをCygwin Terminalで開けるようにする
参照元:http://stackoverflow.com/questions/9637601/open-cygwin-at-a-specific-folder
Cygwinをコンテキストメニューから開くのは、ChereをCygwinにインストールする方法がベターなようですが、
64bit版のCygwinではChereが使えないので、コンテキストメニューの「送る」(SendTo)にショートカットを追加することで対応しました。
Windowsのエクスプローラから、フォルダを右クリック->送る->CygwinTerminalHereでその場所をカレントディレクトリとしたCygwinを開く
-C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo を開く(Windows8の場合)
-右クリック->ショートカットの作成
-下記を入力
#highlight(none){{C:\cygwin64\bin\mintty.exe -i /Cygwin-Terminal.ico C:\cygwin64\bin\bash.exe -l -c "cd \"$(cygpath -u \"$0\")\" ; exec bash"}}
-名前を「CygwinTerminalHere」など適当に指定してOK
**コンテキストメニューで任意のファイルをCygwin内のVimで開けるようにする
Windows版のGvimでもできるが、Cygwin内のVimとWindows版のGvim2つを使うのは
管理が面倒そうなので、Gvim同様にコンテキストメニューからCygwin内にVimを開けるようにして
CygwinのVimで作業するよう統一した。
Windowsのエクスプローラから、フォルダを右クリック->送る->Vim(Cygwin)で、
ファイルのある場所をカレントディレクトリとし、指定したフィアルをCygwin内のVimで開く
-C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo を開く(Windows8の場合)
-右クリック->ショートカットの作成
-下記を入力(シェルスクリプト初心者なので間違ってるかも)
#highlight(none){{C:\cygwin64\bin\mintty.exe -i /Cygwin-Terminal.ico C:\cygwin64\bin\bash.exe -l -c "cd \"$(dirname \"$(cygpath -u \"$0\")\")\" ; vim \"$(cygpath -u \"$0\")\""}}
-名前を「Vim(Cygwin)」など適当に指定してOK
*Vimの設定
**neobundleのインストール
プラグインの管理を簡単にするため導入
#highlight(none){{
$ mkdir ~/.vim
$ cd ~/.vim
$ mkdir bundle
$ cd bundle
$ git clone git://github.com/Shougo/neobundle.vim}}
**.vimrcの作成
~/.vimrcを作成して、下記のような内容にした。
参考:http://vimwiki.net/?vimrc%2F9
neobundleで幾つかプラグインをインストールするよう記述したため、
初回起動時に、:NeoBundleInstallを実行すること
#region(close,.vimrcの内容)
#include(プログラミング/Cygwin/vimrc)
#endregion
**syntasticによるverilogの構文チェックを有効にする
syntasticは様々な言語の構文チェックをしてくれる便利なVimのプラグイン
最近Verilog HDLを書いているが、IDEのエディタは使いづらいため、Vimでコーディングしている。
しかし、IDEで構文チェックをする前のコーディング時に初歩的なバグを潰したいため、
Verilogでもsyntasticによる構文チェックを有効にした。
-verilatorのビルド・インストール
Verilogの構文チェックにverilatorが必要なため、インストールする。
公式サイトのインストール手順そのままで大丈夫かも(未確認)
http://www.veripool.org/projects/verilator/wiki/Installing
実際行ったインストール手順のは、verilator-***.tgzの中のREADMEを参考にした
SystemCはCygwinで未対応らしいのでインストール手順から省いた
#highlight(none){{
$ apt-cyg install make autoconf g++ flex bison
$ cpan install Verilog::Language
$ export SYSTEMPERL=/usr/lib/perl5/site_perl/5.14/x86_64-cygwin-threads/SystemC/
$ export SYSTEMPERL_INCLUDE=~/.cpan/build/SystemPerl-1.341-zUi4IV/src/
$ export VERILATOR_ROOT=
$ cd
$ wget http://www.veripool.org/ftp/verilator-3.853.tgz
$ tar xvzf verilator-3.853.tgz
$ cd verilator-3.853
$ make
$ make test
$ make install}}
インストールが完了すると、syntasticでVerilog編集時の構文チェックが機能するはず
ちなみに簡単な使い方
-:SyntasticCheck で構文チェック実行
-:Errors で構文ミスの一覧を表示
このページで公開しているvimrcのsyntasticの設定だと、
ソースを開いた時にも構文チェックをするようになってるはず。
Linux系のコマンドやツールが使えると何かと便利なので、Cygwin(64bit)を導入しました。
その時の備忘録
#contents()
*インストール
-http://www.cygwin.com/からsetup-x86_64.exeをダウンロード
-サーバー・インストールディレクトリを指定後、必要なものを選んでインストール(下記適当に自分がインストールしたもの
--Archiveのzip,uzipなど
--Base,Devel全部
--EditorsのEmacs,Vim,nanoなど
--InterpreterのPython,Perlなど(Vimでneocompleteを使うので、luaも追加)
--Netのopenssh,openssl,wgetなど
--Utilsのscreenなど
--Webのw3mなど
*各種設定
**Cygwin Terminal(mintty)の設定
自分の場合の設定(~/.mintty)を下記に示します。
#highlight(none){{
BoldAsFont=no
Font=MS ゴシック
Locale=ja_JP
Charset=SJIS
FontHeight=10
Columns=100
Rows=34
Transparency=medium
Term=xterm
RightClickAction=paste
OpaqueWhenFocused=no
PgUpDnScroll=yes
CtrlShiftShortcuts=yes
BellFlash=yes
BellTaskbar=no}}
**minttyのロケール・文字コードの設定
-Cygwinを起動後、タイトルバーの左端のアイコンを右クリック、
-「Options...」をクリック
-メニューで「Text」を選択
-「Locale」で「C」を選択&bold(){<<2015/03現在、ロケールを「C」にしないとVim内のeskkで変換ができないため「ja_JP」にはしない>>}
-「Character_Set」で「UTF-8」を選択
**文字コードをUTF-8にする&bold(){(上記minttyのロケール・文字コードを設定し、minttyからしかCygwinを使用しない場合はこの設定は不要)}
参照元:http://takuya-1st.hatenablog.jp/entry/20111121/1321865738
#highlight(none){{
$ echo "export LANG=ja_JP.utf8" >> ~/.bashrc
$ source ~/.bashrc}}
**apt-cygのインストール
いちいちsetup-x86_64.exeを起動して追加ソフトのインストールは面倒なのでapt-getみたいにコマンドでインストールできるようにする。
参照元:http://code.google.com/p/apt-cyg/
#highlight(none){{
$ svn --force export http://apt-cyg.googlecode.com/svn/trunk/ /bin/
$ chmod +x /bin/apt-cyg}}
apt-cyg実行時、setup.iniが無いとエラーが出たため、その対策↓
http://qiita.com/DQNEO/items/f49d5a534eee6c3352a8
**コンテキストメニューで任意のディレクトリをCygwin Terminalで開けるようにする
参照元:http://stackoverflow.com/questions/9637601/open-cygwin-at-a-specific-folder
Cygwinをコンテキストメニューから開くのは、ChereをCygwinにインストールする方法がベターなようですが、
64bit版のCygwinではChereが使えないので、コンテキストメニューの「送る」(SendTo)にショートカットを追加することで対応しました。
Windowsのエクスプローラから、フォルダを右クリック->送る->CygwinTerminalHereでその場所をカレントディレクトリとしたCygwinを開く
-C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo を開く(Windows8の場合)
-右クリック->ショートカットの作成
-下記を入力
#highlight(none){{C:\cygwin64\bin\mintty.exe -i /Cygwin-Terminal.ico C:\cygwin64\bin\bash.exe -l -c "cd \"$(cygpath -u \"$0\")\" ; exec bash"}}
-名前を「CygwinTerminalHere」など適当に指定してOK
**コンテキストメニューで任意のファイルをCygwin内のVimで開けるようにする
Windows版のGvimでもできるが、Cygwin内のVimとWindows版のGvim2つを使うのは
管理が面倒そうなので、Gvim同様にコンテキストメニューからCygwin内にVimを開けるようにして
CygwinのVimで作業するよう統一した。
Windowsのエクスプローラから、フォルダを右クリック->送る->Vim(Cygwin)で、
ファイルのある場所をカレントディレクトリとし、指定したフィアルをCygwin内のVimで開く
-C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo を開く(Windows8の場合)
-右クリック->ショートカットの作成
-下記を入力(シェルスクリプト初心者なので間違ってるかも)
#highlight(none){{C:\cygwin64\bin\mintty.exe -i /Cygwin-Terminal.ico C:\cygwin64\bin\bash.exe -l -c "cd \"$(dirname \"$(cygpath -u \"$0\")\")\" ; vim \"$(cygpath -u \"$0\")\""}}
-名前を「Vim(Cygwin)」など適当に指定してOK
*Vimの設定
**neobundleのインストール
プラグインの管理を簡単にするため導入
#highlight(none){{
$ mkdir ~/.vim
$ cd ~/.vim
$ mkdir bundle
$ cd bundle
$ git clone git://github.com/Shougo/neobundle.vim}}
**.vimrcの作成
~/.vimrcを作成して、下記のような内容にした。
参考:http://vimwiki.net/?vimrc%2F9
neobundleで幾つかプラグインをインストールするよう記述したため、
初回起動時に、:NeoBundleInstallを実行すること
#region(close,.vimrcの内容)
#include(プログラミング/Cygwin/vimrc)
#endregion
**syntasticによるverilogの構文チェックを有効にする
syntasticは様々な言語の構文チェックをしてくれる便利なVimのプラグイン
最近Verilog HDLを書いているが、IDEのエディタは使いづらいため、Vimでコーディングしている。
しかし、IDEで構文チェックをする前のコーディング時に初歩的なバグを潰したいため、
Verilogでもsyntasticによる構文チェックを有効にした。
-verilatorのビルド・インストール
Verilogの構文チェックにverilatorが必要なため、インストールする。
公式サイトのインストール手順そのままで大丈夫かも(未確認)
http://www.veripool.org/projects/verilator/wiki/Installing
実際行ったインストール手順のは、verilator-***.tgzの中のREADMEを参考にした
SystemCはCygwinで未対応らしいのでインストール手順から省いた
#highlight(none){{
$ apt-cyg install make autoconf g++ flex bison
$ cpan install Verilog::Language
$ export SYSTEMPERL=/usr/lib/perl5/site_perl/5.14/x86_64-cygwin-threads/SystemC/
$ export SYSTEMPERL_INCLUDE=~/.cpan/build/SystemPerl-1.341-zUi4IV/src/
$ export VERILATOR_ROOT=
$ cd
$ wget http://www.veripool.org/ftp/verilator-3.853.tgz
$ tar xvzf verilator-3.853.tgz
$ cd verilator-3.853
$ make
$ make test
$ make install}}
インストールが完了すると、syntasticでVerilog編集時の構文チェックが機能するはず
ちなみに簡単な使い方
-:SyntasticCheck で構文チェック実行
-:Errors で構文ミスの一覧を表示
このページで公開しているvimrcのsyntasticの設定だと、
ソースを開いた時にも構文チェックをするようになってるはず。