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公式ツイッター解説まとめ」(2013/06/24 (月) 15:14:59) の最新版変更点

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//①は機種依存文字の為修正 #contents ---- **1話 +名優・石塚運昇さんによる同盟のアジテーション、「4億7千万人」という総人口から、&br()同盟の置かれている厳しい現状が察せられます。 +アジテーションは主人公・レドが見ている「睡眠啓発映像」でした。「アヴァロン」は&br()レドにとってある意味「夢の場所」といえるかもしれません。 +チェインバーのモニターは球状の立体ホログラフモニターです。技術的な可能性&br()について東京大学五十嵐研究室さんにアドバイスを頂きました。 +チェインバーはレドが乗っているタイプ以外に、2機で一組となって攻撃を仕掛け&br()ているタイプもあり、こちらも武器含め石渡さんのデザインです。 +レドが帰投する空母「ラモラック」や「アヴァロン」ら同盟側の宇宙船や、ヒディアーズ&br()なども、設定考証・小倉さんによるデザインです。 +戦闘シーンをはじめ、膨大なCGカットが積みあがったAパート。トライスラッシュの&br()遠藤さん・須藤さんと村田監督で試行錯誤を重ねて作られました。 +Bパートは一転して鉄とサビと湿気の世界。美術監督・栫(かこい)さんを中心に、&br()生活感の強い背景がご覧いただけます。 +エイミーやベローズなどの鳴子さんキャラに動きをつけているのは、アニメーション&br()キャラクターデザイナーにして1話の作画監督でもある田代さんです。 +女性キャラの可愛さに定評のある鳴子さんですが、ガルガンティアでは男性キャラ&br()にも挑戦。レド、クーゲル、ピニオンなどは鳴子さんによるものです。 +さらわれたエイミーを追いかけるグレイス。何気に勇ましい彼(?)を演じているのは、&br()一体どなたなんでしょう…? +チェインバーによる天体観測、一番最後に木星が現れるのは、太陽を挟んだ逆&br()サイドにいるためです。 +第一話、配信完了!ご覧頂いた皆様、ありがとうございました!来週以降はさらに&br()突っ込んだ解説を心がけます。どうぞ引き続きよろしくお願いします! **2話 +2話は1話ラストからの続きです。レドはチェインバーを介して対話を試みますが、&br()言語解析が進んでおらず、意図が伝わりきりません。 +チェインバーの機動が地球でも順応できているのは、&br()空気や人工重力が存在する人類銀河同盟のコロニーなどでも戦えるように設計されているからです。 +オープニングで映る船団の周りに、黒い部分がいくつかあります。これはヨゴレではなく、&br()2話でその存在が明らかになる、「あるもの」が集まっているところです。 +リジットたちが集まっているのは、エイミーたちが住んでいるステュムパリ号。&br()オープニングでエイミーが飛び降りる台のあるフロアーの一階下です。 +(続き)通常お偉いさんの会議は船団の先頭に位置するオケアノス号で行われますが、&br()今回はレド達が見える場所で執り行われています。 +「有為提言」という言葉の通り、チェインバーはレドのために情報を集めて分析し、&br()判断を仰ぐのが役目で、集まった情報をもとに決断をするのがレドの役目です。 +「[[ぷちっとがるがんてぃあ2話>>http://gargantia.jp/#petit]]」でもありましたが、&br()人類銀河同盟の食料はゼリー状の化合物ばかりで、レドはこれまで「生物の死骸」を食べたことはありませんでした。 +タイトルにもある「ガルガンティア」は、エイミーたちの暮らす、全長4キロにも及ぶ船団の名前です。&br()船団の名前がタイトルになるアニメ、とも言えるかもしれません。 +海賊船の帆と護衛船についている黒いパネルは、ヒカリムシを使った太陽電池パネルです。&br()これにより、銀河道を離れての航行が可能になります。 +2話では、舞台となるガルガンティア船団の早朝から夜までをご覧頂きました。&br()本作品の特徴の一つに、船団などの世界観があると感じた方もいらっしゃるかもしれません。 +レドとガルガンティア船団の面々の関係はどうなるか?海賊からの報復はあるのか?&br()第3話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴、ありがとうございました! **3話 +海賊を殲滅して戻ってきたレドとチェインバーを迎えるエイミーの反応は、&br()彼らの予想と異なるものでした。双方の意図はどう食い違っていたのでしょう? +エイミーの意図は、「超強いチェインバーに海賊船を追い払ってほしい」です。&br()護衛船ではおよそ不可能な海賊の撃退をお願いしたのです。 +文献によると、海賊は、略奪物が入手できれば基本的に人命は奪いません。&br()本作品の海賊も同様で、「従えば助けてやる」「従わない奴はひどい目に合わせる」です。(続く) +(続き)その方がより略奪が効率的に行えること、そして、仮に殺戮を重ねてカタギが減れば&br()自分たちの食い扶持も減ることが分かっていたからです。 +2話の海賊は、護衛船を無力化してサルベージ船の積荷を奪うのが第一目的で、&br()そこにベローズがいたので誘拐しようかなと考え始めたところで殲滅されました。 +海賊には、ドロップアウトした船団の「もと身内」も含まれており、また更生の可能性もあるので、&br()一概に殺して良いものではない、という意識が人々にはあります(続く)。 +(続き)ただし、海賊たちの略奪行為や暴力行為は生活を脅かすものなので、防御・抗戦し&br()「この船団を襲うのは割に合わない」」と海賊に思わせるのが、船団の基本方針です。 +海賊は、自分達の方が強いと示さなければ以後の海賊行為が成立しなくなるので、&br()受けた以上の損害を与えるべく全勢力で向かいます。カツアゲで返り討ちを食らった不良に近いです。 +船足で海賊に劣る船団側は、ベローズの語る理念の通らない非常事態で、徹底抗戦しか選択肢がありません。&br()なので、レドにも可能な限り人的被害を出さない形で協力を求めました。 +大海賊ラケージは、海賊行為を生計の手段として割り切り、受け入れている女性です。&br()19歳にして、船団社会からドロップアウトした者たちを受け入れ、統括しています。 +ラケージの腹心の部下である二人の女性・パラエムとパリヌリは、普段は奴隷ごっこを楽しみつつ、&br()いざ戦闘になるとラケージのサポートに入ります。 +ラケージは、専用ユンボロでフェアロックを葬り、また、レドとチェインバーを海賊船団から&br()離れた場所で攻撃しようと考えたようですが、出力に違いがありすぎました。 +3話では、価値観の違いを乗り越えようとする船団民とレドたちの始めての共同作業?&br()をご覧頂きました。仲間と認められたレドたちの行動範囲は一気に広まります。 +戦うことしか知らずに生きてきたレドとチェインバーに、船団の暮らしはどのように映るのか?&br()第4話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴ありがとうございました! **4話 +逗留を認められたレドとチェインバーは、海賊退治の功績と、船体損傷の補償や逗留の対価&br()の差し引きを支払うべく仕事を始めますが、彼らが得意な戦闘とは勝手が違うようです。 +3話で船団に先駆けて海賊を発見した貨物船・アトゥイ号がフランジ所有のバイコルン号に接舷。&br()許可証の発行はリジット、船体の連結はジョーの連結チームが担当します。 +チェインバーは機体上部に出現させた巨大質量で自らを引っ張る、いわゆる重力制御によって&br()飛行しますが、周辺物にも引力が及ぶので注意しないといけません。 +エイミーの弟、ベベルは胸の病気のせいで激しい運動ができず、基本的に部屋で横になっていますが、&br()模型を作る時には机に座り、散歩に出たりすることもあります。 +医者にして船団でも指折りの識者であるオルダムの住まいは、クレーンタワーを正面に眺められる工場船&br()「クルルキス号」の船尾にあり、書物に加えて天体望遠鏡もあります。 +南国特有のスコールにより「真水だ!」と喜ぶ船団員たちですが、船団の水源は雨だけではありません。(続く) +(続き)船団が真水を入手するための基本的な方法は、海水の濾過です。ヒカリムシを吸引する際に&br()取り込んだ海水から塩分やミネラルを分離して真水を生成しています。(続く) +(続き)そのほかには、工業船での作業で発生した廃熱をつかって海水を蒸留する方法もあり、&br()各船の水道網を使って船のあらゆる所に供給されています。(続く) +(続き)それらの水を作るには、船の設備を使用するため、「水道料」が請求されますが、&br()甲板に落ちる前に個人が受け取った雨はその個人の所有物です。(続く) +(続き)この暗黙のルールがあるため、船団員は無料の水を手に入れるべく奔走します。&br()ちなみにレドはアヴァロン滞在経験がないので、雨を見たことはありません。 +記憶の断片を思い出したレドが流す涙の理由は?レドがひとりの兵士になるまでを描く前日譚小説&br()「少年と巨人」は5/20発売(ニトロプラス刊)です! +4話では、船団の人々の考え方に触れ、変化の兆しを見せるレドの心境をご覧頂きました。&br()レドの変化によってチェインバーとの関係にも変化が訪れそうです。 +船団の仕事で活躍するチェインバーに水を開けられてしまったレド。彼は自分の居場所を&br()見つけられるのか?第5話をご覧頂けると幸いです。ご視聴、ありがとうございました! **5話 +チェインバーは自分の職務経験やそれに伴って知った仕事をデータベースに蓄えて&br()レドの適正を判断しました。つまり、船団にはまだチェインバーの知らない仕事があります。 +レドがもらった給料は、ガルガンティア船団が発行・管理している通貨で、&br()船団のマークがあしらわれています。作品世界には、これ以外にも通貨がいくつか流通しています。 +広大なガルガンティアの農場船でも、肉牛を一から育てるには足りません。&br()巨大な畜産船から牛と飼料を買い込み、さらに海藻資料で補いつつ、食べるまでの間だけ育てています。 +作中では時間を省いていますが、船団は動力を停止してからも慣性で数キロは動き続けます。&br()実在の巨大タンカーだと動力を停止してからも7-8キロは進むそうです。 +船団の人口はひとつの街くらいなので、様々な職業があり、中には夜の蝶や&br()性的マイノリティーの方が営む商売もあります(続く) +(続き)こうした職業はチェインバーのデータベースに無いので適性を測ることができず、&br()結果としてレドに適正アリと認められた初めての仕事となりました。 +農場船のクレーンタワーは散水機能があり、作物を育てるために定期的に散水をします。&br()散水用の水は、船団に備えられた浄水機や雨で集められた水などが使われています。 +タワーから転落したかに見えたオカマさんたちですが、鉄工所に至る道で(声だけ)&br()登場しています。つまりご存命です。 +本編では端折っていますが、ゼリー状の食べものばかりだったレドにとって、&br()船団の食事は牛肉に限らず食べ応えのあるものなので、船団の住民よりゆっくりよくかんで食べます。 +5話では、働きたいと思い始めたレドの最初のお仕事と、船団の様々な風景や仕事を&br()ご覧頂きました。他者の役に立ったレドの心にも変化がありそうです。 +果たしてレドはどんな仕事にありつけるのか?そしてエイミーとの関係にも進展が?&br()第6話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴、ありがとうございました! **6話 +レドが所属していた人類銀河同盟では、食事などは配給制だったので、&br()レドは「お金をつかう」という感覚を持っていません。 +太陽光で蓄電できるヒカリムシは、潮の流れの関係でリング状になることがあり、&br()このリングに囲まれた魚は出られないので格好の漁場となります。 +全体として積めるものの量が限られている船団では個人の蓄財が難しいため、&br()「宵越しの銭は持たない」が美徳とされがちで、船団員はお祭り好きです。 +レドの言葉が上達しているのは、先に地球の言葉を覚えた チェインバーが、&br()発音や単語の意味を待機中や睡眠中に教えているためです。 +レドは泳げないうえに、機体の姿勢維持は普段チェインバーが行っているので、&br()水中ユンボロの操縦は簡単ではありません。 +「表情をもっと出したほうがいい」とエイミーに言われ、レドは初めて微笑んで見せますが、&br()メルティ達が来たせいで気づかれませんでした。 +船団には本職の踊り娘さんもいますが、お祭りのときには船団のあちこちで踊りを見せるステージが設けられるので、&br()エイミーたちのような非常勤(?)がかりだされます。 +チェインバーに支援を要請され、颯爽と駆け上がるレド。コクピットの椅子の方から受け止めに来てくれるので、&br()最後は後ろ向きにジャンプして乗り込みます。 +漁の仕事を終えたレドは、仕事あがりのエイミーと一緒に夜店をまわり、&br()屋台のご飯を食べたりベベルのためのお菓子やおもちゃを買ったりしていました。 +人類銀河同盟に所属していたレドは女性を恋愛目線では見ていませんでしたが、&br()ガルガンティアでの暮らしを経て変化が訪れているようです。 +第6話では、レドがやりたいことを見つけていく過程をご覧頂ました。戦うことしか知らなかった少年が、&br()それ以外の道を模索し始めた、とも言えそうです。 +そんな折に現れた、ヒディアーズと認識される巨大生物。物語が動き始める第7話をご覧頂けると嬉しいです。&br()ご視聴、ありがとうございました! **7話 +ガルガンティアの世界で最大級の生物のひとつであるクジライカ。&br()その体長は、小さいものでは数メートルから、大きなものは数十メートルにもなります。 +ベローズの乗る潜水ユンボロも含め、ユンボロは胴体と四肢のジョイント部分にモーターが組み込まれており、&br()用途にあわせて別の腕や足に換装できます。 +レドはクジライカの肉片を遺伝子解析にかけますが、これは念のため、&br()というより「地球に住むヒディアーズだけの特徴があるかどうか」の確認のためです。 +お気づきの方もいらっしゃるようですが、地球での暮らしが続いたせいで、&br()レドは少しずつ日焼けしています。 +レドにとってヒディアーズは「絶対的な悪意」なので、&br()いずれ襲って来るであろうクジライカ(地球型ヒディアーズ)に先制攻撃を仕掛けるべきだと考えています。 +生態解析用のサンプルが取れたので、チェインバーに付着していた肉片は掃除されました。 +実在するイカも、神経系の異常な発達をはじめ、まだまだ解明されていない謎が多い生き物です。 +船団を離れる時には、船団長の承認が必要です。連結および離船承認の履歴書類がないまま船団を離れると、&br()この世界では「海賊」扱いされてしまいます。 +第7話では、船団に馴染んだかに見えたレドがクジライカとの接触によって、&br()人類銀河同盟の一員としての自分の使命に揺り戻される様子をご覧頂きました。 +レドを利用して一攫千金を狙うピニオンなど、船団にも大きな動きがありそうです。&br()ぜひ第8話をご覧下さいませ。ご視聴、ありがとうございました! **8話 +心電図は旧世界から生き残った機材をもとに、表示部分等を改良して使ってあります。&br()ただし、状態を把握できても、現代ほど蘇生方法があるわけではありません。 +フェアロックよりリジットに託された鍵は、船団長が代々受け継いできたアイテムです。 +ガルガンティアの葬儀はいわゆる「水槽」です。船団の先頭から棺となる船を引き始め、&br()道中お焼香のように砂を入れていき、最後尾で海中に降ろします。 ++砂は重しの役割を果たしています。土砂は日々海から得られますが、&br()多くは工業資源として利用されるので、一般民にとっては貴重品です。 ++砂で棺を沈めるのは、位の高い人や特別なこだわりのある人の葬儀に限られます。&br()普通は重しなしで棺を海上に流し、自然に沈むのを待ちます。 +リジットの部屋にある写真には、幼いリジットと3人の男性が写っています。&br()若き日のフェアロックとオルダム、そして、リジットの父にして前船団長のシュヴロンです。(続く) +同じ船団長でありながら、フェアロックとはずいぶん異なる人柄だったシュヴロン。&br()BD-BOX第1巻収録の小説では、そのあたりもご覧いただけます。 +自分の失敗談を聞かせることで、リジットに思いを伝えようとするベローズ。&br()年下なのにお姉さんのごとくリジットに寄り添います(続く)。 +(続き)ベローズの話す失敗談や、彼女がサルベージャーを志したきっかけは、&br()6月7日より配信開始となるWEBコミック「水端のベローズ」をぜひご覧下さい! +エイミーとベベルの家にも冷蔵庫(っぽい保冷棚)があります。そして、&br()エイミーが刻んでいるのは、巨大な海藻の茎の辺りです。歯ごたえありそうですね。 +レドが使った「翠の波の恵みあらんことを」は、船乗りたちが交わす別れの挨拶です。&br()レドの言葉の上達と、それを聴いたエイミーとベベルの気持ちが偲ばれます。 +第8話では、船団という巨大組織の代替わりと分裂、&br()そして、 兵士としての使命のもと、船団を離れるレドと見送るエイミーたちをご覧頂きました。 +レドはヒディアーズを倒せるのか、そもそもヒディアーズはなぜ地球にいるのか。&br()第9話をご覧下さいませ。ご視聴、ありがとうございました! **9話 +霧の海のクジライカ攻撃、先鋒はレドとチェインバーで、&br()後詰には作戦の発案者ピニオンとその部下たちが乗るパイストス号が続きます。 +ピニオンが霧の海の海底遺跡に執着するのはお宝目当てだけではありません。&br()兄を亡くし、トラウマで自らもサルベージャーを続けられなくなった恨みを払拭したかったためです。 +卵を多数抱えた女王クジライカは多数の触手を持っているかに見えますが、&br()実態は複数のクジライカの寄り添った、いわば群体で、本体の足は10本で他の個体と同じです。 +女王クジライカは、手下(?)クジライカにチェインバーを拘束させ、&br()その上からヒカリムシより取り込んだ電気を高電圧で放出して仕留めようとしました。 +対ヒディアーズ殲滅兵器であるチェインバーは、ヒディアーズを見つけると自動的に攻撃する仕様なので、&br()「貴重なサンプルである」と情報を取りつつも処分を続行します。 +チェインバーは脚部の「量子インテーク」から吸収したエネルギーで稼動するので、&br()戦闘などで短時間に極端な消耗をしない限り、エネルギー切れになることはありません。 +レド・ピニオンの後方で待機している他の面々。メルティがいるのはフランジが所有するバイコルン号の塔の先。&br()海面から数十メートルの高さですがメルティは平気の様です。 +後半は作品世界の謎が一気に明かされます。&br()解説として、オフィシャルサイトで公開中のショートムービー「ぷちっとがるがんてぃあ」第9話もどうぞご覧下さい! +記録映像の最後にでてくる「Elaine Matsumoto」は、最初インタビューに答えていたライアン・マツモトの娘です。&br()技術進歩のスピードを端的に表しています。 +第9話では、ヒディアーズが、もともとレドやエイミーと同じ人類であるという事実をレド・チェインバーの視点でご覧頂きました +人類の為と信じて戦い続けてきた相手が、実は敵意など持っていない同胞だったと知ったレドは、&br()自らの存在意義をどう見出すのか? +10話をご覧頂けるとうれしいです。ご視聴、ありがとうございました! **10話 +クジライカの脅威がなくなったため、意気揚々と遺跡の海上部分に接岸するピニオンたち。&br()ショックから立ち直れないレドとは対照的です。 +霧の海編(?)から出番の多いマイタ。実は第一話から作品に登場しています。&br()6/28の最速上映や6/29の一挙配信をご覧になる方はぜひチェックしてみてください。 +レドがコクピットで座っている「アームシート」は、&br()椅子部分と機体をつなぐアーム部分が伸びることで乗降をサポートします。 +フランジの右腕として出てくる黒髪の青年・へリックは、幼い頃に両親と生き別れになり、&br()フランジに育てられてきました。 +コクピットで人類銀河同盟の啓発映像を眺めるレド。&br()これまで自分を支えてきた信念がゆらぎ、逃避行動に移っているのかもしれません。 +週に2,3回のペースでオルダムの診察を受けるベベル。&br()ベベル君、心がはやる気持ちは分かりますが、聴診器を当てられてる時にしゃべっちゃいけませんよ。 +お宝を狙ってきた海賊を返り討ちにするピニオンたちですが、&br()「弾はいくらでもあるんだ」と豪語できるくらいに、遺跡のお宝は無尽蔵だということですね。 +乗り込んできたピニオンを迎える海賊たち。船長に絶対服従が海賊たちの原則です。&br()なので、その船長を縛って差し出すことで、降伏の証としています。 +物事が上手く運び始めてご機嫌なピニオン。&br()チェインバーの呼び方も当初の「ブリキ野郎」からずいぶん変わっています。 +レドの意気消沈したのには、二つの理由があります。&br()一つは、絶対的な悪・敵と教えられてきたヒディアーズが人類を祖先とした同胞であったことです。(続く) +「人類こそ至高」と教えながら、かつて同胞であった人類を攻撃させていた事実に、&br()レドは「俺が信じてきたことは事実と違う!」と感じ動揺しました(続く)。 +もう一つは、ヒディアーズもクジライカも、本来人類に対し害意を持つ存在ではなく、&br()9話のラストで握りつぶした幼生に至っては、全くの無抵抗だったことです。 +レドは、信じてきた大儀を失い、また、無抵抗の非戦闘員を殺した呵責で、&br()ある種のPTSDに苛まされているとも言えるかもしれません。 +10話では、明かされた謎によって失意を深めるレドを中心にご覧頂きました。&br()突如現れたストライカーの機影はさらに物語を加速させそうです。 +かつての仲間(?)との再開は、レドに何をもたらすのか?&br()11話をご覧頂けるとうれしいです。ご視聴、ありがとうございました! ---- IG平澤
//①は機種依存文字の為修正 #contents ---- **1話 +名優・石塚運昇さんによる同盟のアジテーション、「4億7千万人」という総人口から、&br()同盟の置かれている厳しい現状が察せられます。 +アジテーションは主人公・レドが見ている「睡眠啓発映像」でした。「アヴァロン」は&br()レドにとってある意味「夢の場所」といえるかもしれません。 +チェインバーのモニターは球状の立体ホログラフモニターです。技術的な可能性&br()について東京大学五十嵐研究室さんにアドバイスを頂きました。 +チェインバーはレドが乗っているタイプ以外に、2機で一組となって攻撃を仕掛け&br()ているタイプもあり、こちらも武器含め石渡さんのデザインです。 +レドが帰投する空母「ラモラック」や「アヴァロン」ら同盟側の宇宙船や、ヒディアーズ&br()なども、設定考証・小倉さんによるデザインです。 +戦闘シーンをはじめ、膨大なCGカットが積みあがったAパート。トライスラッシュの&br()遠藤さん・須藤さんと村田監督で試行錯誤を重ねて作られました。 +Bパートは一転して鉄とサビと湿気の世界。美術監督・栫(かこい)さんを中心に、&br()生活感の強い背景がご覧いただけます。 +エイミーやベローズなどの鳴子さんキャラに動きをつけているのは、アニメーション&br()キャラクターデザイナーにして1話の作画監督でもある田代さんです。 +女性キャラの可愛さに定評のある鳴子さんですが、ガルガンティアでは男性キャラ&br()にも挑戦。レド、クーゲル、ピニオンなどは鳴子さんによるものです。 +さらわれたエイミーを追いかけるグレイス。何気に勇ましい彼(?)を演じているのは、&br()一体どなたなんでしょう…? +チェインバーによる天体観測、一番最後に木星が現れるのは、太陽を挟んだ逆&br()サイドにいるためです。 +第一話、配信完了!ご覧頂いた皆様、ありがとうございました!来週以降はさらに&br()突っ込んだ解説を心がけます。どうぞ引き続きよろしくお願いします! **2話 +2話は1話ラストからの続きです。レドはチェインバーを介して対話を試みますが、&br()言語解析が進んでおらず、意図が伝わりきりません。 +チェインバーの機動が地球でも順応できているのは、&br()空気や人工重力が存在する人類銀河同盟のコロニーなどでも戦えるように設計されているからです。 +オープニングで映る船団の周りに、黒い部分がいくつかあります。これはヨゴレではなく、&br()2話でその存在が明らかになる、「あるもの」が集まっているところです。 +リジットたちが集まっているのは、エイミーたちが住んでいるステュムパリ号。&br()オープニングでエイミーが飛び降りる台のあるフロアーの一階下です。 +(続き)通常お偉いさんの会議は船団の先頭に位置するオケアノス号で行われますが、&br()今回はレド達が見える場所で執り行われています。 +「有為提言」という言葉の通り、チェインバーはレドのために情報を集めて分析し、&br()判断を仰ぐのが役目で、集まった情報をもとに決断をするのがレドの役目です。 +「[[ぷちっとがるがんてぃあ2話>>http://gargantia.jp/#petit]]」でもありましたが、&br()人類銀河同盟の食料はゼリー状の化合物ばかりで、レドはこれまで「生物の死骸」を食べたことはありませんでした。 +タイトルにもある「ガルガンティア」は、エイミーたちの暮らす、全長4キロにも及ぶ船団の名前です。&br()船団の名前がタイトルになるアニメ、とも言えるかもしれません。 +海賊船の帆と護衛船についている黒いパネルは、ヒカリムシを使った太陽電池パネルです。&br()これにより、銀河道を離れての航行が可能になります。 +2話では、舞台となるガルガンティア船団の早朝から夜までをご覧頂きました。&br()本作品の特徴の一つに、船団などの世界観があると感じた方もいらっしゃるかもしれません。 +レドとガルガンティア船団の面々の関係はどうなるか?海賊からの報復はあるのか?&br()第3話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴、ありがとうございました! **3話 +海賊を殲滅して戻ってきたレドとチェインバーを迎えるエイミーの反応は、&br()彼らの予想と異なるものでした。双方の意図はどう食い違っていたのでしょう? +エイミーの意図は、「超強いチェインバーに海賊船を追い払ってほしい」です。&br()護衛船ではおよそ不可能な海賊の撃退をお願いしたのです。 +文献によると、海賊は、略奪物が入手できれば基本的に人命は奪いません。&br()本作品の海賊も同様で、「従えば助けてやる」「従わない奴はひどい目に合わせる」です。(続く) +(続き)その方がより略奪が効率的に行えること、そして、仮に殺戮を重ねてカタギが減れば&br()自分たちの食い扶持も減ることが分かっていたからです。 +2話の海賊は、護衛船を無力化してサルベージ船の積荷を奪うのが第一目的で、&br()そこにベローズがいたので誘拐しようかなと考え始めたところで殲滅されました。 +海賊には、ドロップアウトした船団の「もと身内」も含まれており、また更生の可能性もあるので、&br()一概に殺して良いものではない、という意識が人々にはあります(続く)。 +(続き)ただし、海賊たちの略奪行為や暴力行為は生活を脅かすものなので、防御・抗戦し&br()「この船団を襲うのは割に合わない」」と海賊に思わせるのが、船団の基本方針です。 +海賊は、自分達の方が強いと示さなければ以後の海賊行為が成立しなくなるので、&br()受けた以上の損害を与えるべく全勢力で向かいます。カツアゲで返り討ちを食らった不良に近いです。 +船足で海賊に劣る船団側は、ベローズの語る理念の通らない非常事態で、徹底抗戦しか選択肢がありません。&br()なので、レドにも可能な限り人的被害を出さない形で協力を求めました。 +大海賊ラケージは、海賊行為を生計の手段として割り切り、受け入れている女性です。&br()19歳にして、船団社会からドロップアウトした者たちを受け入れ、統括しています。 +ラケージの腹心の部下である二人の女性・パラエムとパリヌリは、普段は奴隷ごっこを楽しみつつ、&br()いざ戦闘になるとラケージのサポートに入ります。 +ラケージは、専用ユンボロでフェアロックを葬り、また、レドとチェインバーを海賊船団から&br()離れた場所で攻撃しようと考えたようですが、出力に違いがありすぎました。 +3話では、価値観の違いを乗り越えようとする船団民とレドたちの始めての共同作業?&br()をご覧頂きました。仲間と認められたレドたちの行動範囲は一気に広まります。 +戦うことしか知らずに生きてきたレドとチェインバーに、船団の暮らしはどのように映るのか?&br()第4話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴ありがとうございました! **4話 +逗留を認められたレドとチェインバーは、海賊退治の功績と、船体損傷の補償や逗留の対価&br()の差し引きを支払うべく仕事を始めますが、彼らが得意な戦闘とは勝手が違うようです。 +3話で船団に先駆けて海賊を発見した貨物船・アトゥイ号がフランジ所有のバイコルン号に接舷。&br()許可証の発行はリジット、船体の連結はジョーの連結チームが担当します。 +チェインバーは機体上部に出現させた巨大質量で自らを引っ張る、いわゆる重力制御によって&br()飛行しますが、周辺物にも引力が及ぶので注意しないといけません。 +エイミーの弟、ベベルは胸の病気のせいで激しい運動ができず、基本的に部屋で横になっていますが、&br()模型を作る時には机に座り、散歩に出たりすることもあります。 +医者にして船団でも指折りの識者であるオルダムの住まいは、クレーンタワーを正面に眺められる工場船&br()「クルルキス号」の船尾にあり、書物に加えて天体望遠鏡もあります。 +南国特有のスコールにより「真水だ!」と喜ぶ船団員たちですが、船団の水源は雨だけではありません。(続く) +(続き)船団が真水を入手するための基本的な方法は、海水の濾過です。ヒカリムシを吸引する際に&br()取り込んだ海水から塩分やミネラルを分離して真水を生成しています。(続く) +(続き)そのほかには、工業船での作業で発生した廃熱をつかって海水を蒸留する方法もあり、&br()各船の水道網を使って船のあらゆる所に供給されています。(続く) +(続き)それらの水を作るには、船の設備を使用するため、「水道料」が請求されますが、&br()甲板に落ちる前に個人が受け取った雨はその個人の所有物です。(続く) +(続き)この暗黙のルールがあるため、船団員は無料の水を手に入れるべく奔走します。&br()ちなみにレドはアヴァロン滞在経験がないので、雨を見たことはありません。 +記憶の断片を思い出したレドが流す涙の理由は?レドがひとりの兵士になるまでを描く前日譚小説&br()「少年と巨人」は5/20発売(ニトロプラス刊)です! +4話では、船団の人々の考え方に触れ、変化の兆しを見せるレドの心境をご覧頂きました。&br()レドの変化によってチェインバーとの関係にも変化が訪れそうです。 +船団の仕事で活躍するチェインバーに水を開けられてしまったレド。彼は自分の居場所を&br()見つけられるのか?第5話をご覧頂けると幸いです。ご視聴、ありがとうございました! **5話 +チェインバーは自分の職務経験やそれに伴って知った仕事をデータベースに蓄えて&br()レドの適正を判断しました。つまり、船団にはまだチェインバーの知らない仕事があります。 +レドがもらった給料は、ガルガンティア船団が発行・管理している通貨で、&br()船団のマークがあしらわれています。作品世界には、これ以外にも通貨がいくつか流通しています。 +広大なガルガンティアの農場船でも、肉牛を一から育てるには足りません。&br()巨大な畜産船から牛と飼料を買い込み、さらに海藻資料で補いつつ、食べるまでの間だけ育てています。 +作中では時間を省いていますが、船団は動力を停止してからも慣性で数キロは動き続けます。&br()実在の巨大タンカーだと動力を停止してからも7-8キロは進むそうです。 +船団の人口はひとつの街くらいなので、様々な職業があり、中には夜の蝶や&br()性的マイノリティーの方が営む商売もあります(続く) +(続き)こうした職業はチェインバーのデータベースに無いので適性を測ることができず、&br()結果としてレドに適正アリと認められた初めての仕事となりました。 +農場船のクレーンタワーは散水機能があり、作物を育てるために定期的に散水をします。&br()散水用の水は、船団に備えられた浄水機や雨で集められた水などが使われています。 +タワーから転落したかに見えたオカマさんたちですが、鉄工所に至る道で(声だけ)&br()登場しています。つまりご存命です。 +本編では端折っていますが、ゼリー状の食べものばかりだったレドにとって、&br()船団の食事は牛肉に限らず食べ応えのあるものなので、船団の住民よりゆっくりよくかんで食べます。 +5話では、働きたいと思い始めたレドの最初のお仕事と、船団の様々な風景や仕事を&br()ご覧頂きました。他者の役に立ったレドの心にも変化がありそうです。 +果たしてレドはどんな仕事にありつけるのか?そしてエイミーとの関係にも進展が?&br()第6話をご覧いただけると嬉しいです。ご視聴、ありがとうございました! **6話 +レドが所属していた人類銀河同盟では、食事などは配給制だったので、&br()レドは「お金をつかう」という感覚を持っていません。 +太陽光で蓄電できるヒカリムシは、潮の流れの関係でリング状になることがあり、&br()このリングに囲まれた魚は出られないので格好の漁場となります。 +全体として積めるものの量が限られている船団では個人の蓄財が難しいため、&br()「宵越しの銭は持たない」が美徳とされがちで、船団員はお祭り好きです。 +レドの言葉が上達しているのは、先に地球の言葉を覚えた チェインバーが、&br()発音や単語の意味を待機中や睡眠中に教えているためです。 +レドは泳げないうえに、機体の姿勢維持は普段チェインバーが行っているので、&br()水中ユンボロの操縦は簡単ではありません。 +「表情をもっと出したほうがいい」とエイミーに言われ、レドは初めて微笑んで見せますが、&br()メルティ達が来たせいで気づかれませんでした。 +船団には本職の踊り娘さんもいますが、お祭りのときには船団のあちこちで踊りを見せるステージが設けられるので、&br()エイミーたちのような非常勤(?)がかりだされます。 +チェインバーに支援を要請され、颯爽と駆け上がるレド。コクピットの椅子の方から受け止めに来てくれるので、&br()最後は後ろ向きにジャンプして乗り込みます。 +漁の仕事を終えたレドは、仕事あがりのエイミーと一緒に夜店をまわり、&br()屋台のご飯を食べたりベベルのためのお菓子やおもちゃを買ったりしていました。 +人類銀河同盟に所属していたレドは女性を恋愛目線では見ていませんでしたが、&br()ガルガンティアでの暮らしを経て変化が訪れているようです。 +第6話では、レドがやりたいことを見つけていく過程をご覧頂ました。戦うことしか知らなかった少年が、&br()それ以外の道を模索し始めた、とも言えそうです。 +そんな折に現れた、ヒディアーズと認識される巨大生物。物語が動き始める第7話をご覧頂けると嬉しいです。&br()ご視聴、ありがとうございました! **7話 +ガルガンティアの世界で最大級の生物のひとつであるクジライカ。&br()その体長は、小さいものでは数メートルから、大きなものは数十メートルにもなります。 +ベローズの乗る潜水ユンボロも含め、ユンボロは胴体と四肢のジョイント部分にモーターが組み込まれており、&br()用途にあわせて別の腕や足に換装できます。 +レドはクジライカの肉片を遺伝子解析にかけますが、これは念のため、&br()というより「地球に住むヒディアーズだけの特徴があるかどうか」の確認のためです。 +お気づきの方もいらっしゃるようですが、地球での暮らしが続いたせいで、&br()レドは少しずつ日焼けしています。 +レドにとってヒディアーズは「絶対的な悪意」なので、&br()いずれ襲って来るであろうクジライカ(地球型ヒディアーズ)に先制攻撃を仕掛けるべきだと考えています。 +生態解析用のサンプルが取れたので、チェインバーに付着していた肉片は掃除されました。 +実在するイカも、神経系の異常な発達をはじめ、まだまだ解明されていない謎が多い生き物です。 +船団を離れる時には、船団長の承認が必要です。連結および離船承認の履歴書類がないまま船団を離れると、&br()この世界では「海賊」扱いされてしまいます。 +第7話では、船団に馴染んだかに見えたレドがクジライカとの接触によって、&br()人類銀河同盟の一員としての自分の使命に揺り戻される様子をご覧頂きました。 +レドを利用して一攫千金を狙うピニオンなど、船団にも大きな動きがありそうです。&br()ぜひ第8話をご覧下さいませ。ご視聴、ありがとうございました! **8話 +心電図は旧世界から生き残った機材をもとに、表示部分等を改良して使ってあります。&br()ただし、状態を把握できても、現代ほど蘇生方法があるわけではありません。 +フェアロックよりリジットに託された鍵は、船団長が代々受け継いできたアイテムです。 +ガルガンティアの葬儀はいわゆる「水槽」です。船団の先頭から棺となる船を引き始め、&br()道中お焼香のように砂を入れていき、最後尾で海中に降ろします。 ++砂は重しの役割を果たしています。土砂は日々海から得られますが、&br()多くは工業資源として利用されるので、一般民にとっては貴重品です。 ++砂で棺を沈めるのは、位の高い人や特別なこだわりのある人の葬儀に限られます。&br()普通は重しなしで棺を海上に流し、自然に沈むのを待ちます。 +リジットの部屋にある写真には、幼いリジットと3人の男性が写っています。&br()若き日のフェアロックとオルダム、そして、リジットの父にして前船団長のシュヴロンです。(続く) +同じ船団長でありながら、フェアロックとはずいぶん異なる人柄だったシュヴロン。&br()BD-BOX第1巻収録の小説では、そのあたりもご覧いただけます。 +自分の失敗談を聞かせることで、リジットに思いを伝えようとするベローズ。&br()年下なのにお姉さんのごとくリジットに寄り添います(続く)。 +(続き)ベローズの話す失敗談や、彼女がサルベージャーを志したきっかけは、&br()6月7日より配信開始となるWEBコミック「水端のベローズ」をぜひご覧下さい! +エイミーとベベルの家にも冷蔵庫(っぽい保冷棚)があります。そして、&br()エイミーが刻んでいるのは、巨大な海藻の茎の辺りです。歯ごたえありそうですね。 +レドが使った「翠の波の恵みあらんことを」は、船乗りたちが交わす別れの挨拶です。&br()レドの言葉の上達と、それを聴いたエイミーとベベルの気持ちが偲ばれます。 +第8話では、船団という巨大組織の代替わりと分裂、&br()そして、 兵士としての使命のもと、船団を離れるレドと見送るエイミーたちをご覧頂きました。 +レドはヒディアーズを倒せるのか、そもそもヒディアーズはなぜ地球にいるのか。&br()第9話をご覧下さいませ。ご視聴、ありがとうございました! **9話 +霧の海のクジライカ攻撃、先鋒はレドとチェインバーで、&br()後詰には作戦の発案者ピニオンとその部下たちが乗るパイストス号が続きます。 +ピニオンが霧の海の海底遺跡に執着するのはお宝目当てだけではありません。&br()兄を亡くし、トラウマで自らもサルベージャーを続けられなくなった恨みを払拭したかったためです。 +卵を多数抱えた女王クジライカは多数の触手を持っているかに見えますが、&br()実態は複数のクジライカの寄り添った、いわば群体で、本体の足は10本で他の個体と同じです。 +女王クジライカは、手下(?)クジライカにチェインバーを拘束させ、&br()その上からヒカリムシより取り込んだ電気を高電圧で放出して仕留めようとしました。 +対ヒディアーズ殲滅兵器であるチェインバーは、ヒディアーズを見つけると自動的に攻撃する仕様なので、&br()「貴重なサンプルである」と情報を取りつつも処分を続行します。 +チェインバーは脚部の「量子インテーク」から吸収したエネルギーで稼動するので、&br()戦闘などで短時間に極端な消耗をしない限り、エネルギー切れになることはありません。 +レド・ピニオンの後方で待機している他の面々。メルティがいるのはフランジが所有するバイコルン号の塔の先。&br()海面から数十メートルの高さですがメルティは平気の様です。 +後半は作品世界の謎が一気に明かされます。&br()解説として、オフィシャルサイトで公開中のショートムービー「ぷちっとがるがんてぃあ」第9話もどうぞご覧下さい! +記録映像の最後にでてくる「Elaine Matsumoto」は、最初インタビューに答えていたライアン・マツモトの娘です。&br()技術進歩のスピードを端的に表しています。 +第9話では、ヒディアーズが、もともとレドやエイミーと同じ人類であるという事実をレド・チェインバーの視点でご覧頂きました +人類の為と信じて戦い続けてきた相手が、実は敵意など持っていない同胞だったと知ったレドは、&br()自らの存在意義をどう見出すのか? +10話をご覧頂けるとうれしいです。ご視聴、ありがとうございました! **10話 +クジライカの脅威がなくなったため、意気揚々と遺跡の海上部分に接岸するピニオンたち。&br()ショックから立ち直れないレドとは対照的です。 +霧の海編(?)から出番の多いマイタ。実は第一話から作品に登場しています。&br()6/28の最速上映や6/29の一挙配信をご覧になる方はぜひチェックしてみてください。 +レドがコクピットで座っている「アームシート」は、&br()椅子部分と機体をつなぐアーム部分が伸びることで乗降をサポートします。 +フランジの右腕として出てくる黒髪の青年・へリックは、幼い頃に両親と生き別れになり、&br()フランジに育てられてきました。 +コクピットで人類銀河同盟の啓発映像を眺めるレド。&br()これまで自分を支えてきた信念がゆらぎ、逃避行動に移っているのかもしれません。 +週に2,3回のペースでオルダムの診察を受けるベベル。&br()ベベル君、心がはやる気持ちは分かりますが、聴診器を当てられてる時にしゃべっちゃいけませんよ。 +お宝を狙ってきた海賊を返り討ちにするピニオンたちですが、&br()「弾はいくらでもあるんだ」と豪語できるくらいに、遺跡のお宝は無尽蔵だということですね。 +乗り込んできたピニオンを迎える海賊たち。船長に絶対服従が海賊たちの原則です。&br()なので、その船長を縛って差し出すことで、降伏の証としています。 +物事が上手く運び始めてご機嫌なピニオン。&br()チェインバーの呼び方も当初の「ブリキ野郎」からずいぶん変わっています。 +レドの意気消沈したのには、二つの理由があります。&br()一つは、絶対的な悪・敵と教えられてきたヒディアーズが人類を祖先とした同胞であったことです。(続く) +「人類こそ至高」と教えながら、かつて同胞であった人類を攻撃させていた事実に、&br()レドは「俺が信じてきたことは事実と違う!」と感じ動揺しました(続く)。 +もう一つは、ヒディアーズもクジライカも、本来人類に対し害意を持つ存在ではなく、&br()9話のラストで握りつぶした幼生に至っては、全くの無抵抗だったことです。 +レドは、信じてきた大儀を失い、また、無抵抗の非戦闘員を殺した呵責で、&br()ある種のPTSDに苛まされているとも言えるかもしれません。 +10話では、明かされた謎によって失意を深めるレドを中心にご覧頂きました。&br()突如現れたストライカーの機影はさらに物語を加速させそうです。 +かつての仲間(?)との再開は、レドに何をもたらすのか?&br()11話をご覧頂けるとうれしいです。ご視聴、ありがとうございました! **11話 +クーゲルが1話と比べてヒゲが生えたり髪が伸びたりしているのは、&br()レドが人工冬眠していた半年間も活動していた証でしょうか。 +ストライカーに乗っているのがクーゲルと知って嬉しさを隠せないレド。&br()心の拠り所を見つけたということでしょうか。 +クーゲルとストライカーを神の御使いとして崇拝するこの船団では、&br()チェインバーとレドも畏敬の対象になっているようです。 +クーゲルとストライカーが統べるこの船団は、&br()構成する船の種類がガルガンティアとはかなり異なるようです。 +交渉相手に使命されてクーゲルの船団に出向くピニオン。&br()自分が後始末の責任を負うことで、少し気持ちが楽になったようです。 +何かと重要な伝言を任されているメルティ。&br()10話でフランジに進言して以降、フランジから重要な役割を与えられることが多くなっているようです。 +3話でレドとチェインバーに退治されたラケージ一味。&br()クーゲルの船団で力を蓄えているようです。額にペイントが無いのは特別な地位にあるということでしょうか。 +コクピットに戻ったレドの身体検査をするチェインバー。&br()クーゲルの風土病にレドがかかっていないかチェックするのも支援啓発システムの役目です。 +悠々と空を飛ぶストライカー。&br()霧の海の上空高く飛び上がり日差しを受けた姿が、その背負っている怪しさと対照的です。 +第11話では、失意から逃げるようにクーゲルの元に参じたレドの心の動きを中心にご覧頂きました。&br()クーゲルの船団もおかしな雰囲気で、レドの心は揺れ動きます。 +ガルガンティアも人類銀河同盟風に啓発すると主張するかつての上官の命令に、レドとチェインバーは従うのか?&br()第12話をご覧下さい!ご視聴、ありがとうございました! ---- IG平澤

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