Witness ~目撃者~/一六◆6/pMjwqUTk




悲しみと喜び。絶望と希望。苦悩と癒し。不幸と幸せ。
それらは単に、相反するものではない。
苦悩が幸せの始まりになったり、悲しみをきっかけに希望が訪れたりすることもある。
それに気付けた今だから、私は語ることが出来たんだろう。
かつては思い出したくもないと思っていた、私の過ちの記憶。
でも実は、大切な絆へと繋がっていた、私たちの始まりの記憶を。



Witness ~目撃者~



 あの最終決戦から、早いもので1年半の年月が流れた。四ツ葉町のところどころに残っていたラビリンス襲撃の跡も、今ではかなり修復され、目立たなくなっている。
 夏休み真っ盛りの四ツ葉町公園。じりじりと照りつける太陽に負けず、セミたちがその短い生を、これでもかと響かせる。

「はーい美希たん、お待たせ!カオルちゃんのドーナツ、久しぶりでしょ~!」
「ラブ、いくらなんでも買い過ぎよ!いったい何人で食べる気なのよっ!」
「ラブちゃん、昔っから、嬉しいと見境なくなっちゃうのよね。」
「見境がないのは、ドーナツのことだからじゃない?」

 ラブたち4人は、久しぶりにドーナツカフェに集まっていた。本格的にモデルの仕事を始めた美希の休みと、年に数回、桃園家に戻ってくるせつなの予定がやっと合ったのだ。そうでなくても、ラブたちももう高校生。最近は、ミユキの後押しで少しずつダンサーとしての活動を始めたラブも、進学校で勉強に忙しい祈里も、以前のように頻繁に会うことは出来なくなっていた。それでも・・・。

「美希、ラブから聞いたわよ。このところ、海外ロケで忙しいんですって?」
「うーん、忙しいってほどでもないんだけどね。今度、10代のモデル数人で写真集を出す企画があって、それに運よく選ばれたもんだから。」
「凄いじゃない。一歩一歩、夢に近づいているのね。」
「あたし、たっくさん買って、クローバータウンストリートのみんなに配りまくるんだ~。だから美希たん、サインよろしくねっ!」
「たくさんって言っても、ラブの100円玉貯金じゃ、アテにならないでしょ?」

 相変わらず全力ではしゃぐラブ。そんな彼女を呆れた口調でたしなめながら、嬉しそうに笑っているせつな。少し赤く染まった頬を隠すように、澄ました顔でストローをくわえる美希。
 久しぶりに会ったのに、少しも変わらない仲間たち。その様子をニコニコと眺めていた祈里が、ほぅっと小さくため息をついた。
「美希ちゃんは凄いなぁ。」
「何よ、ブッキー。どうしたの?」
「だって、モデルさんのお仕事って、いろんな人と、いろんなところへ行かなくちゃならないでしょ?初めて会った人と、何日も一緒に過ごしたりもするんでしょ?わたしには、絶対に無理。」

 祈里は、ポツポツと話し始める。
 獣医になりたい彼女は、そのためにどの大学を目指すか、既に考え始めている。今のところ、彼女の理想に最も合った環境にあると思えるのが、父の母校でもある地方国立の獣医学部だ。
 広々とした敷地。伸び伸びと暮らす、様々な種類の動物たち。そんな環境で勉強出来たら、どんなに楽しいだろう。
「でも・・・」
 祈里の顔は、そこで俯いてしまう。
 でも、その大学に通うには、住み慣れた家を離れなければならない。生まれ育った四ツ葉町を離れ、両親や、ラブたち気心の知れた友人たちとも離れることになる。
 独り暮らしに憧れる友人は、祈里の周りにも結構多い。でも、彼女は怖かった。誰も知らない土地で、一から新しい友達を作り、暮らしていかなくてはならないことが。
 そんなことを言ったら、夢を真摯に追いかけている仲間たちに、笑われるかもしれない。でも・・・。
(わたし・・・自信ないよぉ。)
 しばらく気にしていなかった、引っ込み思案の自分が前面に出て来ているのを、祈里は感じていた。

「大丈夫だよ、ブッキー。ブッキーは優しいから、誰とでもすぐ仲良しになれるって。」
ラブがすぐに祈里の気持ちを察して、明るく声をかける。
「まだ先の話なんだから、ゆっくり考えればいいじゃない。でもね、ブッキー。」
そう言って、美希がいたずらっぽくウィンクをする。
「人間だって、立派な動物よ?そう考えれば、ブッキーの得意分野でしょ?」
「そうだよね、美希たん!えーっと、えーっと、ホモ・・・ホモ・サスペンス!」
「どこのホラー映画よ、ラブ・・・。それを言うなら、ホモ・サピエンスでしょっ!」
 幼馴染のいつもの掛け合いに、ようやく祈里の頬も緩む。
「ありがとう。ラブちゃん、美希ちゃん。わたし、やっぱり弱虫よね。プリキュアになって、ダンスを始めて、自分が少しずつでも変わっていけたって、そう思ってた。でも、プリキュアじゃなくなったら、元の弱虫のわたしに戻っちゃったのかな。もっと強くならなくちゃ、ダメね。」
 そう言って弱々しく笑う彼女に、すぐ隣りから、少し低くて優しい声がかかった。
「ブッキーは弱虫なんかじゃないわ。それどころか、とっても勇気のある女の子よ。プリキュアになる前からね。」

(・・・え?)
 ラブが、美希が、そして当の祈里が目を丸くしたのは、そう言ったのが誰あろう、せつなだったから。
 せつなと初めて会ったとき、美希も祈里も、もうプリキュアだった。そしてそのことを、勿論せつなも知っている。
(それなのに・・・何故?)

「あーっ、わかった!せつな、あのときだねっ?」
 口を開こうとしたせつなを遮ったのは、ラブの大声。得意満面なその顔を見て、せつなはニッコリと微笑む。そして少し目を伏せながら、静かに祈里に語りかける。
「ブッキー。あなたはまだ自分がプリキュアになるなんて知らないときに、ナケワメーケになったラッキーに、駆け寄ってきたでしょう?」
「・・・あ。」
 祈里の脳裏に甦る光景。
 河原で暴れまわるラッキーに挑むピーチとベリー。そして・・・あの時、橋の上からこちらを見下ろしていたのは・・・かつてのせつなの姿である、ラビリンスの幹部・イース。
「私、あの時ほど驚いたことは無かったわ。だって、ごく普通の女の子が、いきなりナケワメーケに駆け寄ってきて、しかも説得し始めたんですもの。暴れちゃダメ、私にはわかる、助けて欲しいんでしょう?って・・・。一瞬、コントロールも忘れちゃったわよ。」
 でも、そのすぐ後に危険な目に遭わせちゃったわね。せつなの心から申し訳なさそうな口調に、笑ってかぶりを振る祈里。そう、あの直後にナケワメーケに襲われて、キルンが祈里の携帯に飛び込み、彼女はキュアパインとして覚醒したのだ。
「ナケワメーケを説得したのって、おそらく後にも先にも、ブッキーだけだと思うわ。あんな勇気が出せるんだもの。ブッキーは絶対に、弱虫なんかじゃない。プリキュアにならなくても、最初からね。」
だから、自信を持って。そう言って、まっすぐに自分を見つめるせつなに、祈里は目を潤ませる。

 イースだった頃のことを、せつなは今まで、滅多に語ることはなかった。それは、せつなにとっては罪の記憶。思い出すだけで痛みを伴う、せつなの心の傷だったから。それがわかっているから、祈里たちも、彼女にその頃のことを尋ねたりはしなかった。でも今、彼女は自分を励ますために、自らあの時のことを語ってくれたのだ。
 そして祈里も思い出す。自分を信じよう、そう心に誓って河原を駆け戻ってきた、あの時の気持ちを。キュアパイン誕生のきっかけとなった、あの決意を。
 だから彼女は、今日一番の笑顔を、傍らに座る親友に返した。
「ありがとう!せつなちゃん。」

 祈里の言葉に、くすぐったそうに笑うせつなを見ながら、美希は不思議な気持ちになる。かつて、あのイースだったとはとても思えないような、彼女の優しい眼差し。でもその口から語られたのは、紛れもないイースの記憶で・・・。イースの中に、確かにせつなが居たことを、美希は改めて実感する。
 そして、心から嬉しく思う。イースだった頃の自分のことを、こんなに穏やかに語れるほど、彼女が自分を許せるようになったということを。
 勿論、そんなことを口に出して言える美希ではない。だから、口から出た言葉は。

「へ~え。せつな、そんなに驚いてたんだ。」
「え、ええ。」
「そうは見えなかったわよ、あの時は。」
 美希の大きな瞳に覗きこまれて、せつなの頬が一瞬で真っ赤になる。が、そこはせつなも負けてはいない。
「ホントに見てたの?ベリーもピーチも、ただ唖然として、ブッキーだけを見つめてるように見えたけど。」
「そ、そりゃあ仕方ないじゃない!まさか、あんなタイミングでブッキーが来るなんて思わな・・・あ。」
「ぷっ」
「うふふ」
「あははは」
「もうっ!・・・ふふふっ」

 四ツ葉町公園に、クローバーの笑い声が響いた。


 その夜。
 桃園家のベランダに立ち、せつなは空を見上げていた。昼間の暑さは和らぎ、今は心地よい夜風が髪を揺らしている。中天には、少しぼやけた満月。ラビリンスでは見ることのできない月が、明るく夜空を照らしている。

(ヘンね・・・。)
昼間のことを思い出しながら、せつなは心の中でつぶやく。
 最近になってやっと、イースだった頃の自分とも、きちんと向き合えるようになってきた。だからあの時のことも、語ることが出来たんだろう。
 生まれ変わって、何も知らない世界に放り込まれたせつなには、祈里の不安は痛いほどわかった。でも、その不安を乗り越えた先にあるものの、素晴らしさを知っているから・・・そして、それを教えてくれた1人は紛れもなく彼女だから、祈里を勇気付けたかった。祈里に、自分が知っている彼女の勇気を、思い出してほしかった。
 だから、気後れする心を押さえて、敢えてあの時の話をしたのだけれど。
(まさか、あんな気持ちになるなんて・・・。)

 フッと小さく微笑んだとき、隣りの部屋のガラス戸が、カラリと開いた。
「あ、せつな。やっぱりここに居た。」
 せつなの隣りにやってきたラブは、ベランダの手摺りにもたれ、輝くような笑顔を見せる。
「ブッキー、きっと、すっごく嬉しかったと思うよ、せつなの話。」
「そうかしら。」
「うん!あたしも、あの時のせつなの気持ちが聞けて、嬉しかった。きっと、美希たんもそうだと思うよ。」
「そんなこと言われたら、恥ずかしいわ。」
 せつなは顔を赤らめる。そして少しの沈黙の後で、
「でも、私も嬉しかったわ。」
ポツリとつぶやいた。
「ねぇ、ラブ。以前、私に言ってくれたわよね。辛い思いは、いつか喜びに変えられる、って。ホントね。」
 そう言って、せつなは一番の親友に笑いかける。
「私ね。ブッキーにあの時の話をしようって決めたとき、話すのが少し怖かったの。話すのが・・・もっと辛いだろうと思ってた。だって、あの時も私は沢山の人たちを酷い目に遭わせたし、そのことを、今でもはっきりと覚えているから。確かに、胸の痛みはあったわ。でも・・・なんだか不思議なんだけど、話してて、とても・・・懐かしかった。」
 せつなの目が少し潤んでいるのに、ラブは気付く。
「私、思い出なんて、イースだった頃の自分には無いって、そう思ってた。生まれ変わって、この町に来て、お父さんやお母さんと出会って、ラブたちと一緒に過ごしてからの時間が、私の大切な時間の全てだと思ってた。でも、違ったのね。」

 ラッキーに語りかける祈里の、胸の前でギュッと握られた両手。ピーチとベリーの、完全にシンクロした華麗な動き。突如現れた黄色い閃光。戦士と呼ぶにはあまりにも可憐な、でもその瞳に強い輝きを宿した、パインの姿・・・。
 あの時は、忌々しく思っていたはずだ。それなのに、今鮮明に思い出される景色はとても愛おしく、温かく胸の中に映し出され、喉元までこみ上げて来て、少しだけ苦しい。
 これは、懐かしさ。私は、イースだったあの時の情景にも、懐かしさを覚えている。きっとそれは、大切な仲間になった彼女たちの姿が、そこにあるから。大切な仲間たちの、始まりの記憶。いや、様々な困難を乗り越えて絆を育んだ、私たちの始まりの記憶だから。それに気付いて、自分はなんて幸せなのだろうと、せつなは思った。

「ね、ラブ。」
「ん?」
「やっぱり、ラブが最初に気が付いたわね。私が、何の話をしようとしているか。」
「ああ、そのこと。だって、せつながプリキュアになる前のブッキーに会ったのって、あのときしかないよなーって。そりゃ、あたしが知らないところで会ってたのかも、とも思ったけどさ。でも、それなら今まで話が出なかったのがおかしいし。」
「ありがと。ラブはいつだって、私のこと、全部信じてくれてるのよね。」
「えへへ・・・」

 良かった、と思いながら、ラブは笑う。
 イースだった頃のせつなも、せつなはせつな。ラブはずっと、そう言い続けてきた。本当に、そう思っているから。だからこそ、ラブにはすぐにわかったのだ。せつなが、祈里にあの時の話をしようとしているのが。
 せつなが過去の自分を、イースだった頃の自分を、全て否定するのは嫌だった。過去の自分を否定しているのに、その罪だけを自分の罪として、苦しんでいるのを見るのは辛かった。だって、あの頃のせつなも精一杯生きていたことを、ラブは知っているから。
 だから、せつながあの時のことを懐かしいと思えたことが、ラブにはとても嬉しくて・・・その嬉しさが、今まで訊きたくて訊けなかった、「あの時」のことを尋ねさせた。

「ねぇ、せつな。ひとつ訊いてもいい?」
「何?」
「あのさ。美希たんが初めてキュアベリーになったときも、せつなはあの場に居たよね?」
「ええ、居たわ。」
「じゃあさ。・・・あたしが、初めてキュアピーチになったときも、せつなは側に居てくれたの?」
「え?」
「あ、いやー、確かにあの後、しゃべった記憶は何となくあるんだけどさ。ほら、あの時は、そのー、半分ピルンに操られてるみたいだったっていうか、自分が自分じゃないみたいだったっていうか・・・。だから、正直、一体どういう状況だったんだか、よくわからなくてさ。美希たんがベリーになったときも、ブッキーがパインになったときも、あたしは割と側にいたけど、あたしのときは2人とも居なかったから、ちょっと寂しかったっていうか・・・。あの時はどうだったんだろうって、思ったりしてさ。」

 わざとせつなの方を見ず、少し上気した顔で、月を眺めて一気にしゃべるラブ。その横顔がなんだか幼く見えて、せつなは思わずクスッと笑ってしまう。
「ラブったら、何照れてんのよ。」
「いっ!照れてなんか・・・」
「居たわよ、私は。ちゃんと見てたわ。」
「ホント?」
「私も、あの時が初めてだったんだけどね、ナケワメーケを呼び出したのは。ラブが、スタンドマイクを持ってナケワメーケに向かって行ったとき、ああ、やっぱりこの子が現れたな、って思った。」
「え!?なんで?」
「あの前日だったかしら。占い館で初めて会ったでしょ?私たち。あの時に、なんか予感があったのよね。この子と私は、長い付き合いになりそうだな、って。」
 意味が全然違うけど、実際そうなったわよね。そう呟きながら、今度はせつなが月を見上げる。
「スモークの中から、ピーチが現れたときにね。正直言って、なんて綺麗な戦士なんだろう、って思ったわ。格好だけじゃなくて、戦ってる姿がとても綺麗で、途中から、これは戦いなんだろうか?って思ったの。ヘンな言い方だけど、なんだか、ナケワメーケが喜んでピーチに倒されたみたいに見えて、凄く不思議だった。」
 今のせつなには、その不思議さのわけがわかる。
 荒ぶる力を、受け止め、鎮め、そして癒す。相手を倒すのではなく、あるべき姿へと浄化する。それが、プリキュアの戦いのプロセス。大切なものを守る力。その力に、かつて彼女も救われ、やがて自らその力を受け入れて、他者へと向けられる存在になった。そう、今隣りで微笑む、友のお陰で。

「えへへ・・・せつなぁ、照れるよぉ!」
いきなり横から抱きついてきたラブを、せつなは辛うじて受け止める。
「ちょっと、何よラブ、いきなり。」
「ゴメンゴメン。でもさ。」
ラブはせつなに抱きついたまま、目を輝かせて言う。
「せつな、気付いてた?あたしたち、プリキュア4人全員の誕生に、居合わせたんだよ。みんなの大事な瞬間を、ちゃんとこの目で見られた。それってさ、凄く、幸せなことだと思わない?」
「そうね。そう思う、ホントに。」
 今また新たに湧き上がる、不思議な懐かしさを快く思いながら、せつなは頷く。
 プリキュアのリーダー・キュアピーチと、ラビリンスの幹部・イース。敵対する立場で、同じ光景を見ていた2人。でも今2人の胸に去来する景色は、きっと同じ温かさを伴ったもの。そう思える自分が、とても嬉しい。

「あたしさ。今日、せつなとブッキーを見ていて、思ったんだ。」
ラブは、自分に言い聞かせるように、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「思い出は過去のものだけど、それを大事に覚えていれば、誰かが悩んだり、迷ったりしたとき、その思い出の中にある大事な気持ちを、伝えることが出来るんだな、って。
だから、今までの思い出も、これから作る思い出も、大切に、大切にしていこうって。」
「そうね。私も、大切にしていきたい。」
 自分もまた、仲間たちに、本当の気持ちに気付かせてもらったことがあった。
 美希が皆を叱咤し、祈里が励まし、ラブが笑顔で語りかけるのを、何度も見てきた。
 そして、それはきっと、これからも変わらない。

「あれ?せつな。顔、真っ赤だよ?」
「・・・。」
「ひょっとして、照れてる?」
「・・・自分だって、照れてたくせに!」
「え?そうだっけ?」
「もう知らないっ!ラブなんか。」
「えーっ!ちょっと、せつなぁ!」


これから先、私たちひとりひとりが、必ず出会っていくもの。
不安や戸惑い。悲しみや、苦悩。
それらを一緒に、受け止める。癒すことなんて、出来ないかもしれない。
でも、親友のあるべき姿、本来の輝きを、ほら、ここにあるよと差し出すことはできる。
愛を、希望を、祈りを込めて。心から、幸せを願って。
きっとそれが、これからも続いていく、私たち4人の絆。
それぞれの道を歩んでいても、私たちはいつも、これからも。
互いが互いの、目撃者。

~終~
最終更新:2013年02月16日 22:38