『血を吸いに来てやったわよ! ~ノーブル学園編~』/Mitchell&Carroll





みなみ「やだ、空が真っ黒だわ」
トワ「困りますわ!せっかくシーツを干したのに……」
きらら「何アレ……蝙蝠の大群?」
はるか「まさか……」
パフ「校舎のてっぺんに誰か立ってるパフー!!」
アロマ「こっちに向かって飛んでくるロマーー!!」
ユリカ「ユリカ様が血を吸いに来てやったわよ!!」
きらら「血を吸いに……まさかヴァンパイア!?」
みなみ「ヴァ……(卒倒)」
はるか「みなみさん!?」
ユリカ「あらあら、わたくしの麗しさに見とれて気を失ってしまったようね」
トワ「誰一人として、血を吸わせませんわ!立ち去るのです!!」
ユリカ「ふふ……高潔な精神、嫌いじゃなくってよ。まずは、あなたのその真紅の血からいただくわ!」
トワ「いやっ!?」
はるか「トワちゃん!!」
きらら「トワっち!!」
トワ「うぅ……血を……血を下さいまし……」
パフ「トワ様ーー!?」
ユリカ「吸血鬼に血を吸われると、その者もまた吸血鬼になってしまうのよ。さあ、お友達の血を吸ってあげなさい。我が一族の繁栄のために!!」
トワ「きらら……血を!!」
はるか「危ないっきららちゃん!!」
???「させるかーーー!!!」
トワ「(ドンッ)うっ!?」
はるか「あ、あなたは……!」
ユリカ「わたくしたちの邪魔をするなんて……あなた、名を名乗りなさい!」
???「ふっふっふ……“根性ドーナツくん”よ!!!」
はるか「ありがとう、棒状ドーナツくん!」
棒状ドーナツくん「勘違いしないで。コイツ(きらら)を倒すのはあたしの役目なの、それまで誰にも邪魔させないってだけ」
きらら「ちょっと癪だけど……ありがと」
ユリカ「なんなの、あなたは!そこを退きなさい!さもないと、血を吸うわよ!!」
パフ「吸えるもんなら吸ってみなさいって顔してるパフ」
アロマ「凄いドヤ顔ロマ……」
ユリカ「そこを退いてくれたら、今度行われるアイドルのライブにあなたのステージを設けてあげられなくもないことも、なくもなくってよ」
薄情ドーナツくん「さあさあ!おとなしく血を吸われなさい!!」
きらら「さ、最低……!!」
トワ「ガブッ」
はるか「痛ッ!」
きらら「ああっいつの間に!はるはるー!!」
はるか「きららちゃん……きららちゃんの血とあたしの血を、仲良しさせよ?」
きらら「イヤッ!来ないで!!」
はるか「カプゥッ!!」
きらら「うあぁぁぁ!!年をとらないのはいいけど、昼間の撮影が……って、アレ??」
ユリカ「このプラカードをご覧なさい」
きらら「“ドッキリ”……?」
はるか「そういうわけなの、きららちゃん」
きらら「なぁ~んだ……!」
トワ「はるか、大丈夫でしたか?わたくしの甘噛み具合など……」
はるか「バッチシだったよ、トワちゃん!」
ユリカ「……迎えのワゴンが来たようね。さあ、道頓ドーナツくん、行くわよ!あのワゴンがあなたを夢のステージへと運んでくれるわ!!」
道頓ドーナツくん「ああ、ファンが待っている……七色のペンライトを振って……オーーホッホッホ(ズボッ)」
はるか「消えた!!?」
きらら「行ってみよ!!」
パフ「――落とし穴に落っこちてるパフ~」
アロマ「ドーナツが砂だらけロマ……」
ボロボロドーナツくん「……な?コ、コレは……?」
ユリカ「はい、モニターイヤホン。中継が繋がってるわ」
ジョニー別府「Amaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaazing!!!!ドーナツhoney!!!アルバトロスだぜ、yeah!!!!!!」
戦場ドーナツくん「アロマ……殺す?」
アロマ「ひぃぃぃ~~ロマ!??」

おわり