『Waiting for U』/Mitchell & Carroll




奏「――ねえ、肉球触らせてったら」

ハミィ「嫌ニャ!かにゃで、最近そればっかりニャ!!会うたび会うたび、肉球触らせて、肉球触らせて……」

奏「だって、気持ちいいんだもの」

ハミィ「ハミィは苦痛ニャ!会話もロクにしないで、かにゃでは直ぐハミィの肉球を求めてくるニャ!そんなに肉球に触りたいにゃら、ほかの猫の肉球でも触ってればいいニャ!ハミィじゃなくたっていいニャ!!」

奏「でも、ハミィも気持ちいいって喜んでたじゃない」

ハミィ「最初のうちだけニャ!最近のかにゃでは独り善がりで、全然ハミィの気持ちを考えてくれてないニャ!!」

奏「そんなことないわよ。ほら、ねっ?」

ハミィ「痛いニャ!ぜんぜん愛が伝わってこないニャ!!」

ゆかり「あらあら、何を揉めているの?」

ハミィ「助けてニャ!ハミィは襲われてるニャ!!」

ゆかり「よしよし(撫撫)」

ハミィ「ニャプ~♡」

奏「(ハミィ、お腹を撫でられてあんなに気持ちよさそうに……私、ハミィの肉球にばかり目が行ってて、全然気が付かなかったわ……)」

ゆかり「可愛い子猫ちゃん。そうそう、マカロンがあるのよ。よかったら食べにいらっしゃる?」

ハミィ「行くニャー♪」

奏「(マカロン……私、カップケーキばかり与えてて、ぜんぜん変化球を覚えてなかったわ……)」

響「――あ、いたいた!奏、探したよ~」

エレン「ハミィを追っていきなり飛び出すんですもの」

アコ「……泣いてるの?」

奏「……ううん!さっ、帰りましょ!今日はマカロン焼くわよ!」

響「へぇ~、珍しい!」

アコ「たまにはいいかもね。じゃないとマンネリになっちゃうから」

エレン「マカロンなら任せて!音吉さんの本によると、マカロンていうのは管状のパスタの総称で――」



おわり