魔法つかいモフデレラ/ドキドキ猫キュア




昔 昔 あるところにモフデレラという女の子がいました。

モフデレラは意地悪なお母さん?と二人のお姉さんに酷い事をされていましたが
魔法つかいに助けられ 色々あって魔法つかいになりました。

モフデレラは自分のように困ってる人を助けたいと 立派な旅に出たのでした

とはいえ 旅に出たものの何をすればいいのか モフデレラは分かりませんでした

モフデレラがとぼとぼあるいていると 困った顔をしているおばあさんがいました

モフデレラ「おばあさん どうしたモフ?」

モフデレラがおばあさんに近寄って話をかけると

おばあさん「実は道に迷ってしまってね~」

そう ため息をついておばあさんが言いました

モフデレラ「それなら モフデレラが連れていってあげるモフ~」

モフデレラがキュアップ・ラパパ!と呪文を唱えると 魔法のじゅうたんが現れました

モフデレラ「さぁ これにのるモフ」

モフデレラはおばあさんをじゅうたんにのせて ひとっとび あっというまに町までとんで行きました

おばあさん「ありがとう 助かったよ これはおれいだよ(微笑)」

おばあさんはお礼を言うとモフデレラにカチコチンに凍ったみかんをくれました。

モフデレラ「ありがとうモフ」

モフデレラもお礼を言って 去って行きました。


またモフデレラが歩いていると 今度は子供の泣く声が聞こえて来ました

モフデレラがかけつけると そこには小さな女の子がいました。

モフデレラ「どうしたモフ?」

心配そうにモフデレラが聞くと

女の子「お腹が空いてもう一歩も動けないの」

そう力のない声で女の子は言います

モフデレラ「それなら さっき貰ったみかんをあげるモフ」

女の子「でも カチカチで食べれないよ」

カチコチンの凍ったみかんを見て残念そうに女の子がいうと

モフデレラ「大丈夫モフ♪」

そう言って モフデレラは呪文を唱えます

キュアップ・ラパパ!とモフデレラが唱えると カチコチンの氷が溶けて 美味しそうなみかんが出てきました

女の子「すごーい!」

女の子はモフデレラの魔法に驚いていました

モフデレラ「はい どうぞモフ」

女の子「美味し~♪魔法つかいさんも一緒に食べよう」

モフデレラ「美味しいモフ♪」

モフデレラもみかんを食べて二人とも笑顔になりました

女の子「ありがとう これ魔法つかいさんにあげる この前拾った綺麗な石なの」

モフデレラ「とっても綺麗モフ~ ありがとうモフ♪」

それは綺麗な緑色の石です。

モフデレラ「なんだか心がポカポカ温かいモフ♪」

モフデレラはとってもご機嫌でした。

そんなモフデレラを陰からみる怪しい者がいました。

モフデレラ「モフ モフ モフ~♪」

そんな事は知らないモフデレラは暢気に鼻唄を歌いながら歩いていました

モフデレラ「モフ~ 甘い匂いがするモフ~♪」

とても 甘い匂いに釣られてモフデレラは森の奥へ進んで行きました


モフデレラ「甘~いハチミツ沢山モフ~♪」

そこは 美味しいハチミツの採れる花畑のようでした。

モフデレラ「幸せモフ~」

モフデレラはハチミツを美味しそうに嘗めていました。

チクルン「おい!お前 オイラ達の大事なハチミツ盗み食いしてると チクチクすんぞ」

モフデレラがハチミツを嘗めていると ハチの妖精が怒って襲いかかって来ました

モフデレラ「ごめんモフ~ ゆるして欲しいモフ~><」

モフデレラは慌てて謝ります

チクルン「ったく・・・ それにしても ここに妖精以外のやつがいるなんて珍しいな」

妖精はもの珍しそうにモフデレラを見て言います

モフデレラ「ここは何処モフ?」

チクルン「おまえ 知らないで来たのか!?」

モフデレラ「甘い匂いがして夢中だったモフ~」

チクルン「随分と食い意地が張ってるんだな(呆れ) ここは妖精の里がある森だぜ」

モフデレラ「モフ~ 妖精さんの森モフ~」

妖精の森・・・そんなものがあったのだとモフデレラはとても驚きます

チクルン「この花畑は美味しいハチミツが採れる花畑さ。オイラはここにハチミツを取りに来てたんだよ 女王様に頼まれてな」

モフデレラ「モフ~ それは大変モフ~」

チクルン「お前は何もんなんだよ 変わった格好してるけど」

チクルンは不思議そうにモフデレラを見ながら聞きます

モフデレラ「モフデレラは魔法つかいモフ~ 立派な魔法つかいになる為に旅の途中モフ」

と、モフデレラがいうと

チクルン「ふーん 立派な魔法つかいねぇ~ それってなんなんだよ」

チクルンが更に聞いてきます

モフデレラ「モフデレラにもよく分からないモフ」

チクルン「分からないのかよ!!」

モフデレラの言葉にチクルンはずっこけました。


チクルン「全く・・・ こんなに嘗めやがって ハチミツが殆ど残ってねぇじゃないか!!」

モフデレラ「ごめんモフ~」

ここのハチミツはモフデレラが嘗めたせいで 少なくなってしまいました。モフデレラは申し訳なさそうに謝ります

チクルン「美味しいハチミツは後 森の奥の奥の花畑にしかないんだよ ったくめんどくせぇなぁ~」

チクルンがとても嫌そうに言います

モフデレラ「モフ~ お詫びにモフデレラも手伝うモフ~」

チクルン「当然だろ!」

モフデレラも一緒にハチミツを取りに行く事になりました。

チクルン「楽チン 楽チン♪ こりゃあいいな」

魔法のじゅうたんで楽が出来てチクルンはご機嫌でした

モフデレラ「モフ~?」

チクルン「どうしたんだよ 急に」

モフデレラ「何か聞こえるモフ」

鳴き声を辿ると そこにペガサスの子供がうずくまっていました

モフデレラ「大変モフ!怪我してるモフ」

どうやら怪我をしているようです

チクルン「魔法でちゃちゃっと治せないのかよ?」

モフデレラ「そんな魔法使えないモフ~」

モフデレラは申し訳なさそうに言います

チクルン「なんだよ 肝心な時に役にたたねぇな~」

モフデレラ「どうしようモフ どうしようモフ」

ヤモー「おや おや 何かお困りのようですね」

モフデレラ達が困っているとヤモーが声をかけて来ました

チクルン「なんだぁ お前は」

ヤモー「通りすがりのすごーい魔法つかいですよ(笑)」

モフデレラ「モフ~ すごい魔法つかいなら ペガサス治せるモフ~?」

ヤモー「この森の奥の奥 どんな怪我でも治せる花が咲いているのですよ」

モフデレラ「ほんとモフ~♪ ありがとうモフ~」

チクルン「おい 待てよ~」

モフデレラはお礼を言うと花を探しに行ってしまいました。

ヤモー「ふふふ・・・」


モフデレラ「モフ~?」

チクルン「本当にそんな花あるのかよ オイラずっとこの森に住んでるけど そんなの聞いた事もないぜ」

モフデレラ「おかしいモフ~」

モフデレラ達は花を探していますが 森が広がるだけで そのような場所は見つかりません

モフデレラ「困ったモフ~」

チクルン「おい!あれを見ろ!」

チクルンが指差すと そこには 癒しの花はこちらと書いてある看板がありました

モフデレラ「モフ~ これで この子を助けられるモフ~」

明らかに怪しい看板ですが モフデレラはその看板の通りに進んで行ってしまいました。

モフデレラ「モフ~?」

しばらく進むと洞窟がありました。

モフデレラ「癒しの花はきっとこの洞窟にあるモフ~」

チクルン「ちょっとまてって・・・」

チクルンが止めるのも聞かずにモフデレラは洞窟の中へと入って行きました

モフデレラ「モフ~暗くて何も見えないモフ~」

ヤモー「私が明かりをつけてあげましょうか?(笑)」

モフデレラ「それは助かるモフ~」

ヤモー「なーんてね(笑)」

ヤモーが魔法を唱えると 洞窟が閉じて閉じ込められてしまいました。

チクルン「何をしたんだ!!」

ヤモー「残念 癒しの花はここにはありません。」

モフデレラ「騙したモフ~?」

ヤモー「私の目的はただ一つ あなたのもっているエメラルドをよこしなさい!!」

モフデレラ「この綺麗な石モフ~?」

チクルン「ヤバそうだから さっさと渡しちまえよそんなもん」

モフデレラ「モフ~ でも」

チクルン「何を戸惑ってるんだよ」

ヤモー「さっさとよこすのです」

モフデレラ「やっぱり駄目モフ~。これはモフルンの宝物モフ!悪い人なんかに渡したくないモフ><」

モフデレラはエメラルドを渡す事を頑なに拒みます

ヤモー「やれやれ・・・ 痛い目にあいたいようですね」

チクルン「もうおしまいだ~><」

モフデレラ「モフ~><」

ヤモーがエメラルドを奪おうとモフデレラに襲いかかった時です

ピカーッ!

ヤモー「ぎゃああ」

モフデレラ「な、何が起こったモフ~?」

チクルン「分からねぇけど とにかく逃げるぜ!」

エメラルドが突然光りだし ヤモーは怯み 洞窟が崩れだしたのです。モフデレラ達はその隙に急いで逃げ出しました

モフデレラ「はぁ はぁ はぁ・・・」

チクルン「ここまで逃げれば安心」

モフデレラ「モフ~ とーっても甘い匂いがするモフ~」

チクルン「おい!?」

モフデレラ「モフ~?おっきなお花モフ~」

モフデレラが甘い匂いに釣られて行くと そこは大きな花が咲く花畑でした


ペガサスの子「ヒヒーン!」

モフデレラ「急に元気になったモフ~!!」

チクルン「もしかしてこれが癒しの花なのか!?」

モフデレラ「きっとそうモフ!よかったモフ~♪」

それはどうやら癒しの花で ペガサスの子供の怪我が治ったようでした

お母さんペガサス「ヒヒーン」

子供ペガサス「ヒヒーン」

モフデレラ「もしかして お母さんモフ?」

チクルン「どうやら 迎えに来たようだな 全く もっと早くこいってんだ」

ペガサスのお母さんが探しに来たようで 子供ペガサスは 一緒に行ってしまいました

モフデレラ「よかったモフ」

チクルン「やれやれ とんだ道草食っちまったぜ ほら行くぞ 早くハチミツを採って帰らねぇと 女王に大目玉くらっちまう」

モフデレラ「待ってモフ~」

モフデレラ達はペガサス親子を見送ると また ハチミツ集めに戻りました

ヤモー「このままでは終わりませんよ・・・」

まだ諦めていないヤモーが 何かを企んでいるようでした

女王「はるばる よく来ましたね チクルンがお世話になったようで 何もないところですか ゆっくりしていって下さい」

モフデレラがチクルンと妖精の里に来ると 女王と里の妖精達が暖かく迎え入れてくれました。

女王「おや?それは」

女王がモフデレラの持っている石を見て言います

女王「それはエメラルドというとても強い魔力を秘めた石」

モフデレラはその石を悪い魔法つかいに狙われた事を話します

チクルン「全く・・・その石のせいで とんだ酷い目にあったぜ」

女王「モフデレラ 魔法は良い心をもった者が使えば素晴らしいものになりますが 悪い心をもった者が使えば 人を傷つける恐ろしいものになります。その事を忘れずに この石を大切にするのですよ」

女王はそうモフデレラに言います

モフデレラ「分かったモフ」

モフデレラはエメラルドをギュッと握りしめ 大切にしまいました。

それから モフデレラは里で ごちそうを食べたり 妖精と遊んだりして 楽しく過ごしていました。

そんな時です 突然 里に暗雲が立ち込めました

チクルン「な、何だよいったい!?」

ヤモー「モフデレラは何処です」

女王「何者です!」

チクルン「お前は!!」

モフデレラ「ヤモー モフ~」

なんと ヤモーが妖精の里へ入って来たのです

ヤモー「渡しはなんとしてもエメラルドが欲しいのですよ」

モフデレラ「悪い人には渡せないモフ!!」

ヤモー「私を見くびると怖いですよ」

チクルン「な、何だよ これ」

女王「みんな 早く安全な所へ!!」

モフデレラ「モフ~><」

ヤモーは大きな怪物になり襲いかかって来ました


チクルン「やめろ~ 里が 里が><」

女王「なんて事を・・・」

ヤモーは大暴れし 里をメチャクチャにしていました

モフデレラ「モフ~・・・」

力のないモフデレラはどうする事も出来ません。

モフデレラ「どうすればいいモフ・・・」

諦めては駄目よモフデレラ!!

モフデレラ「誰モフ?」

リコ「きゃあああ~!!」

チクルン「今度はなんだ!?」

みらい「リコ 大丈夫ちゅー?」

ことは「はでに落ちたちゅー><」

リコ「落ちてないし!計算通りだし!!」

モフデレラ「魔法つかいさんモフ~ー!!」

絶対絶命のピンチにあの魔法つかいさんがかけつけてくれました。

みらい「私たちが来たからにはもう大丈夫でちゅーよ モフデレラ」

ことは「妖精の里は絶対守りまちゅー!」

モフデレラ「どうして来てくれたモフ~?」

ことは「実はリコが」

リコ「私は偉大なる魔法つかい!! 困ってる人がいたら 何処だろうとすぐ駆けつけるわ☆」

モフデレラ「本物の魔法つかいはやっぱりすごいモフ~!!」

みらい「モフデレラだって立派な魔法つかいでちゅ♪」

モフデレラ「モフデレラは駄目駄目モフ。あんな怪物相手に何も出来なかったモフ・・・」

モフデレラが悲しそうに言うと リコが微笑んで言います

リコ「そんな事ないわ。あなたはこれまで 魔法で色んな人を助けてきた 笑顔にしてきた・・・ それは十分立派な事よ」

モフデレラ「モフデレラも立派な魔法つかいモフ?」

ことは「モフデレラはきっといい魔法つかいになれるでちゅ~♪」

モフデレラ「モフ♪」

リコ達の言葉を聞いてモフデレラに元気が戻ります

リコ「いい、モフデレラ。魔法に大切なのは想いよ。その強い想いさえあれば あんな怪物になんて負けないわ!」

モフデレラ「分かったモフ!」

みらい「さぁ みんなで杖を振るでちゅ♪」

モフデレラはリコ達と共に怪物に向けて呪文を唱えました

キュアップ・ラパパ!怪物よ消えなさい!!

ヤモー「ぎゃああああ!!」

杖から光が放たれヤモーは消えてなくなりました。

モフデレラ「やったモフ~♪」

みらい「これで安心でちゅ」

ことは「ちゅ~♪」

リコ「ふふふ。」

里も元通り 妖精達もよろこんでいました

女王「なんとお礼を言ったらよいか」

チクルン「すげぇなぁ・・・お前なら立派な魔法つかいになれるんじゃねぇか?(笑)」

モフデレラ「リコ達のおかげモフ・・・あれ? 」

いつのまにかリコ達はいなくなっていました。

チクルン「おーい パーティー再開するぞ~! モフデレラも早くこいよ!! 」

モフデレラ「今いくモフ~」

モフデレラはチクルン達と楽しくパーティをしました。

みらい「モフデレラ 幸せそうでよかったでちゅ~」

リコ「これで めでたし めでたしね」

ことは「リコも安心でちゅ(笑)」

リコ「はーちゃん><」

みらい「リコは優しいでちゅ モフデレラの事をずっと見守っててくれてありがとうでちゅー」

リコ「い、偉大なる魔法つかいとして 当然の事をしただけで( ; ゜Д゜)」

慌てて誤魔化そうとするリコ。そう・・・リコ達はモフデレラの様子をずっと見守っていたのでした。

みらい「モフデレラならきっと立派な魔法つかいになれるでちゅよね(微笑)」

リコ「勿論よ♪ 私も負けてられないわ!」

ことは「はー お腹空いたでちゅ~」

みらい「私達も そろそろ帰るでちゅ~」

リコ「そうね♪ 今回は出番が少なかったけど また素敵なお話だったわね」

リコ達は馬車にのって消えていきました。

モフデレラはまた旅に出ました。立派な魔法つかいを目指して これからも色んな事が きっと待ち受けているでしょう。

魔法つかいモフデレラ お・し・ま・い