『Re:』/Mitchell&Carroll




ラブ「――それで、ラビリンスは遺伝子の研究も進んでたんだ」
せつな「ええ。クラインやノーザはその技術で生み出されたの。ほかにも、遺伝子を分析
    して、その人に適した職業、食べる物、着る物、読む物から聴く物まで、何もか
    も全て“管理”されていたわ。おまけに寿命まで…」
美希「死ねって言われたら死ぬ、みたいな…」
祈里「動物さん達にだって、自発性というものがあるのに…」
せつな「そういうものは尊重してなかったわ。知らないし、信じてもいなかった。感じる
    事すら出来なかったの。でも、こっちの世界では、自分で決断することが多いか
    ら、感じたり気付いたりする事が多くて…」
ミユキ「そういえば、ラビリンスには、乗り物とかはあったの?」
せつな「こっちの世界で言うところの自動車みたいなものはあったけど、それもやっぱり
    管理されていて、衝突しそうになると勝手にブレーキが掛かるように仕組まれて
    いて…でもそれは結局、運転手の責任逃れだから、そのシステムは今では廃止さ
    れています」
タルト「進んどるンやなぁ~」
シフォン「キュア~」
せつな「それにしても美味しいわ、このドーナツ!」
カオル「お日さまの光をたっぷり浴びた小麦と、お日さまの光をたっぷり浴びたオジサン
    の真心で出来てるからね。グハッ!」
                                     END