夢のかたち 1話 悩み




レジーナ「私は大統領になる♪」

その突拍子もない発言に一同は驚く

総理大臣を夢みる大物な誰かさんですらも 流石に びっくりしていた。

レジーナ「マナが総理大臣なら私は大統領よ♪ それに トランプ王国はパパの国だもん。私を差し置いてお兄さんが大統領とかおかしいじゃない! だから いつかお兄さんから王国を奪いかえすのよ♪」

六花「お兄さんも大変ね・・・」

レジーナの野望に六花は苦笑い。

あぐり「全くレジーナは気楽でいいですわね」

レジーナ「何よ?」

あぐりに呆れられて レジーナはムッとして言います。

あぐり「別に」

マナ「まあ まあ。 いいじゃない 大きな夢で♪ 私はレジーナの夢応援してるよ♪」

レジーナ「さっすが私のマナ!」

六花「全く マナも気楽なんだから・・・」

ありす「マナちゃんも同類ですからね(笑)」

二人の様子に呆れる六花と暢気に笑ってるありす。

そもそもどうしてこんな話になっているのかというと

マナ「将来の夢?」

あぐり「はい。実は学校の宿題で将来の夢について作文を書く宿題があって・・・」

ありす「もしかして 何を書くのか悩んでいるのですか? 」

あぐり「そうなんです。だから みんなに相談をと」

レジーナ「はい はーい! 私の夢はねぇ 大統領になる事♪♪」

あぐり「誰も あなたには聞いてな・・・はい!?」

そして 今に至ります。

あぐり「全く・・・ 今はあなたの話をしている訳じゃないのに」

まこぴー「あぐりちゃんは 何か夢はないの?」

レジーナに呆れるあぐりに真琴が聞きます。

あぐり「ない・・・という訳ではないのですが・・・」

真琴に聞かれて口ごもるあぐり

まこぴー「? 茉莉さんがお茶の先生だから てっきりあぐりちゃんもそっちの道に進むものだと思ってたけど・・・違うの?」

あぐり「確かに 私はおばあ様のような人になりたいと 思っていましたし 茶道も嫌いではありません」

六花「でも それが本当の夢かどうかと言われると はっきりとはまだ分からない・・・ そう言いきれる自信がない。」

あぐり「その通りです。」

六花「あぐりちゃんは 他に何か興味がある事とかあるの?」

真っ直ぐ けれど優しい眼差しで あぐりを見ながら 六花は聞いた。

あぐり「・・・ スウィーツを作る事・・・とか」

恥ずかしそうに話すあぐり。マナは目をきらきらさせて言います

マナ「パティシエって事? キュンキュンだねぇ♪」

ありす「あぐりちゃんはお菓子好きですもんね(笑)」

レジーナ「お菓子なら 私のほうが大好きー♪♪」

六花「はいはい。あなたはすこし黙っててて」

まこぴー「とっても 素敵な夢だね♪」

あぐり「そんな 夢だなんて・・・ ただ みんなに褒められて お菓子を作るのも悪くないかなぁって思っただけで」

恥ずかしそうに 困ったようにするあぐり。何を思ったのか マナが言います

マナ「よーし!そういう事なら まずはその道の人に聞いて見よう!!」

まこぴー「その道?」

六花「どの道?」

マナ「もしもし 奏ちゃん? 実はねぇ・・・ うん ありがとう それじゃあ よろしく頼むね♪」

六花「なる程」

マナ「と、いうわけで あぐりちゃん ラッキースプーンにレッツゴー!」

あぐり「何故 そうなるのです!?」

話が読めないあぐり。マナは言います

マナ「スウィーツといったら奏ちゃんだからね! 職業体験も兼ねて 話を聞きに行ってみるといいよ♪」

あぐり「だから!何故そうなるのです!? 第一 私はまだ パティシエになると決めた訳では・・・」

突然のマナの提案に困惑するあぐり。

マナ「でも 好きなんだよね? お菓子作り」

あぐり「それは・・・ まあ」

六花「なら、この機会に まずはとことこん向き合ってみるべきだと思うわ 自分の気持ちと」

あぐり「それも一理ありますわね・・・」

かつて六花が悩んでいた時に言った事と同じ事を言われ 返す言葉もないあぐり

あぐり「仕方ありませんわね どの道引き下がれませんし その提案のみますわ!!」

そんなこんなで 成り行きで奏の所にあぐりは行くことになったのでした。

あぐり「・・・ 所で どうしてあなたまでついてくるんですか」

歩きながら 勝手についてくるレジーナにあぐりは嫌そうに言います。

レジーナ「そりゃあ 姉としてついて来てあげてるんじゃない。それに あぐりだけケーキ食べに行くなんてずるいわ!!」

あぐり「遊びに行くんじゃないんですけど・・・」

能天気なレジーナにあぐりは呆れていました。