3話 新なキー 夢への想い




はるか 「ゆいちゃ~ん♪♪」

ゆい「うわ! びっくりした~」

ゆいを見つけるやいなや 思いっきり抱きつくはるか。大人になっても元気な所は相変わらずでした。

はるか「入賞おめでとう!!すごいよゆいちゃん♪」

ゆい「は、はるかちゃん 誉めすぎだって><」

親友がコンクールで入賞した事をとても喜んでいるはるか。ゆいは恥ずかしそうですが 嬉しそうでもありました。

高校 大学とバラバラになった二人ですが
時々 会ったりしていて 相変わらず仲よしでした。

はるか「だって 凄いことだよ! 入賞したって事は ゆいちゃんのがんばりが それだけみんなに認められたって事でしょ!?」

興奮気味に話すはるか

ゆい「そ、そんな 私なんてまだまだだよ><」

はるか「謙遜することないって! ゆいちゃんの夢にまた一歩近づいたって事だよね♪ やっぱりゆいちゃんは凄いなー!!」

ゆい「もう、だから 大げさだって(苦笑)」

とても興奮してるはるかにゆいはたじろぎます。

はるか「お話も 素敵だったし。自分達の事なのに 思いっきり感動しちゃったよ><」

ゆい「はるかちゃんは 相変わらずだなぁ(笑)」

昔と変わらず 表情の変化が激しい親友に ゆいは笑っていました。

はるか「みなみさんもすっごく嬉しそうだったよ 早くきららちゃんにも見せてげたいな♪ そうだ お祝いも兼ねて またみんなで集まろうよ!!」

ゆい「・・・」

はるか「ゆいちゃん?」

ゆい「あ、ごめん。ちょっと考え事してた」

ぼーっとしていたゆいを心配そうにはるかは見ます

はるか「・・・もしかして トワちゃんの事?」

ゆい「うん。私の絵本 トワちゃんにも読んで貰いたかったなって」

はるか「ゆいちゃん・・・」

ゆい「大丈夫♪ はるかちゃんも言ってたでしょ? 想っていればまた会えるって!。だから もし再会出来たら 絶対にトワちゃんに 渡したいって思ってるんだ♪♪」

泣きそうな顔をしている はるかに微笑むゆい。はるかも明るくなります。

はるか「やっぱり ゆいちゃんは凄いよ><」

はるか「ゆいちゃんは夢に向かって私より一歩進んでる」

ゆい「はるかちゃんだって 素敵なプリンセス目指して頑張ってるじゃない」

はるか「うん・・・ そうなんだけど その先が見えないっていうか 頑張ってるゆいちゃん見てると 私はこのままでいいのかなぁって 何か不安になっちゃって 」

プリンセスを目指して頑張っているものの、 プリンセスのような人になって それでどうしたいのか? それが分からないはるかは 不安を感じていた。

ゆい「私も 同じだよ」

はるか「え?」

ゆいの言葉に驚くはるか

ゆい「描きたかった絵本をかいたのはいいけど・・・ 何か燃え尽きちゃったっていうか 心が空っぽになったみたいになっちゃって 私も夢がわからなくなっちゃった」

プリンセスと夢の鍵という絵本を完成させて以降ゆいは スランプ状態だった。

はるか「そうだったんだ・・・。なんかごめん 」

ゆい「ううん。気にしてないよ むしろホッとした。はるかちゃんも同じだったんだなあって(笑)」

はるか「私も・・・ 悩んでたのは自分だけじゃなかったんだって ちょっと楽になったかも」

はるかはホッとして また笑顔になります。

はるか「よーし!これからも頑張るぞー!!」

ゆい「ふふふ♪はるかちゃんって 単純だよね(笑)」

すぐ立ち直るはるかを見て笑うゆい。

はるか「あ~ ゆいちゃん 笑うなんてひどーい><」

膨れっ面になるはるか

ゆい「ごめんごめん(笑)」

はるか「も~><」

ピカー

はるか「え!えええ!?」

ゆい「これって・・・」

その時 突然 はるかの胸からキーがでて来ました。フローラのキーにそっくりな透明なキーが


はるか「・・・ってことがあったんですよ~><」

みなみ「まあ!はるかにも キーが出てきたのね!!」

はるか「え!?まさかみなみさんも!!」

みなみ「ええ。この前 突然 ティナの水槽から マーメイドのキーにそっくりなあのキーが出て来て驚いたわ」

はるかは今日の事を電話でみなみに話していました。みなみも謎のキーを手に入れていたと知って驚き 嬉しそうにします。

みなみ「一体 どういう事なのかしら?」

はるか「・・・もしかしたら 夢に向かって進む 私達の想いに 新しいキーが生まれたのかも知れません」

みなみ「私達の想いから生まれたキー・・・」

はるか「私のキーが生まれたのは 夢に向かって これからもがんばろうって 決意した時でした」

みなみ「はるからしいわね(笑)」

納得して微笑むみなみ

はるか「みなみさんはどうだったんですか?」

みなみ「私は・・・ ティナの為にも 獣医として 頑張りたい! そう思っていた時だったかしら・・・。」

はるか「えっと みなみさん」

少し声が暗くなるみなみさんを心配するはるか

みなみ「大丈夫よ ティナも元気になって来てるし、あすかさんも 居てくれるから」

はるか 「そうですか ・・・でも 無理はしないでくださいね」

みなみ「心配してくれて ありがとう はるか。」

自分を気遣ってくれるはるかに嬉しそうな みなみ。

はるか「私やみなみさんが手に入れたって事は きららちゃんやトワちゃんも持ってるのかなぁ?」

二人もキーをゲットしているのではないか? はるかは 思います

みなみ「きっと 持っているかも知れないわね♪ 」

みなみは 微笑んで答えます。

はるか「もし そうだったら また みんなで 集まれるのかな?」

みなみ「はるか・・・」

また みんなで その言葉の意味をみなみは理解します。

はるか「私、ずっと信じているんです。また 会えるって」

みなみ「私も同じよ・・・」

少し涙声になるみなみ

はるか「みなみさん?」

みなみ「ごめんなさいね つい(涙)あら、もうこんな時間。」

はるか「あ、本当だ! すいません 長々と電話しちゃって><」

みなみ「久しぶりに 声が聞けて嬉しかったわ♪ 今度の集まり楽しみね」

はるか「私もです!!みなみさんやきららちゃんに会えるの楽しみにしています♪ 」

そう言って 電話を切りました。