幸せの夢 1優しい世界/ドキドキ猫キュア




いおな・・・ いおな・・・

優しい声が聞こえる 暖かくて 懐かしくて・・・ 再び眠りについてしまいそうになる。

まりあ「もう いおなったらいつまで寝てるの><」

いおな「お、お姉ちゃん!?」

まりあ「やあね 人の顔みて驚いたりして」

いおな「だって お姉ちゃんは 私のせいで ファントムに・・・」

いおなは戸惑う。目の前にはハンターに捕らわれているはずの姉の姿があったのだから。

まりあ「何を言っているの? 私が負けるはずないじゃない」

いおな「でも・・・」

まりあ「ふふふ。きっと悪い夢でも見ていたのね♪ 大丈夫 私は何処にもいったりしない」

そういって ぎゅっといおなを抱き締めるまりあ。いおなの目から涙がこぼれる。

いおな「お姉・・・ちゃん(涙)」

まりあ「あらあら いおなは泣き虫さんね♪ ほら、顔を洗っていらっしゃい。ごはんにしましょ」

いおなは それから まりあと楽しいひとときを過ごした。一緒に空手をしたり、色んな事を話したり・・・ とても幸せな時間だった。

まりあ「いっぱい買っちゃったわ」

いおな「もう、お姉ちゃんったら スーパーで張り切り過ぎよ(笑)」

まりあ「ふふふ。スーパーは戦場なのよ♪」

今までのは夢。ずっと悪い夢を見ていたんだ。いおなは そう思い始めていました。

サイアーク!!

きゃあああー><

楽しい時間に水を差すように事件が発生します。

いおな「サイアーク!!」

まりあ「いおなは 下がっていて」

いおな「でも!!」

まりあ「大丈夫! あなたの事は私が守る。あなたは もう 戦う必要なんてないの♪」

そう言って まりあはテンダーになってサイアークに 一人立ち向かいます。

いおな「やっぱり お姉ちゃんは凄い・・・」

勇敢に戦う姉の姿に見惚れているいおな。でも 複雑な心境でいました。

いおな「お姉ちゃんが いて 嬉しい・・・そのはずなのに どうして?この心のモヤモヤは何?」

プリンセス「誰かに 見せられた夢なんて みんな 嬉しくないんだよ!」

いおな「!!」

いまのは何? 突然聞こえた声 夢?

こまち「現実は 辛いこともあるけど 逃げてはだめだと思うんです」

いおな「辛い・・・ 現実」

また別の声

まりあ「いおな?どうしたの?」

いおな「・・・ ううん。なんでもない。」

いおなには正直 何がなんだか 分からなかった。でも どうでもよいと思った。

お姉ちゃんがいる 幸せ それでいい。
例え夢でもかまわない。

やよい「涙を乗り越えればきっと強くなれる!」

いおな「・・・」

ラブ「失敗しても 何度でもやり直せばきいいんだよ♪」

いおな「!!」

幸せ・・・そう思っているはずなのに 心が揺らぐ。

マナ「自分だけが幸せな夢なんて そんなの全然嬉しくない!!」

いおな「わたし・・・ わたしは・・・」

まりあ「いおな~?」

いおな「お姉ちゃん・・・」

子供たち「うわあああん><」

いおな「ハッ!」

助けを求める子供達の泣き叫ぶ声に いおなは目を覚まします。

いおな「・・・ごめん お姉ちゃん 私 いかなくちゃ」

まりあ 「どうして? あなたはもう戦う必要なんてないのよ」

いおな「ううん。それは違うよ お姉ちゃん。確かに、私はお姉ちゃんを助けたくて プリキュアになった」

いおなは まりあに言います。

いおな「でもね それだけじゃないの。私は お姉ちゃんみたいに サイアークに苦しめられている人達を助けたい!って気持ちもあった。だからこそプリキュアになったの」

まりあ「・・・」

いおな「だから・・・ こんな夢の中で ゆっくりなんてしてられないの!」

まりあ「・・・立派になったわねいおな」

まりあは嬉しそうな顔をしていました。

いおな「お姉ちゃん・・・。」

まりあ「妹の成長が見れて 嬉しいわ(笑)・・・ 行きなさい! みんなを守る為に」

いおな「・・・ ありがとう お姉ちゃん(涙)」

最後にぎゅっと抱き合ういおな。そのまま 意識が遠くなります。

いおな いおな いおな!!

いおな「・・・ぐらさん?」

ぐらさん「いおな~>< よかった やっと気がついたんだぜ!」

いおな「ただいま ぐらさん」

ぐらさん「まったく 心配かけやがって!!」

いおな「ごめんごめん(苦笑い) 話は後、いくわよ!」

プリキュア くるりんミラーチェンジ!

いおなは フォーチュンに変身して 再び夢の世界へと向かいます。



競3-14