夢への道 3話 感動の再会? プリンセスの苦悩




きらら・・・ きらら・・・

きらら「うーん・・・」

誰かの声に目を覚ますきらら

???「もう、いつまで寝ていますの!!」

きらら「トワ・・・っち・・・?」

ぼやけていた視界がはっきりしていって
目の前の人物と目が会います

きらら「・・・・・・」

トワ「ようやくお目覚めですか?」

目の前には懐かしい人物がいました。あの頃の美しい少女の面影は残しつつ、成長し、よりプリンセスらしく綺麗になったその姿と、自分の目の前にいるはずのない人物がいる事に きららはとても驚いているようでした。

きらら「トトトトトトトト トワっちー!!!?」

トワ「失礼ですわね 人をお化けみたいに・・・ 」

きらら「どうして!もう、会えないって!!」

トワ「少しは落ち着きなさい。私がこの世界にまた来れたのは このキーのおかげですわ」

そういってキーを見せるトワ。

きらら「それって! 突然出てきた新しいキー!?」

トワ「ええ。このキーの不思議な力がもう一度 私たちを会わせてくれたのです」

きらら「そっか・・・トワっち~(泣) 」

嬉しさの余り、トワに抱きつこうとするきらら。しかし、トワはサッと身をかわして 厳しい顔で言います。

トワ「喜ぶ前に、何か私に言うことがあるのではなくて?」

きらら「え? なんで怒ってるの?」

トワ「自分のした事も覚えていなくて?」

怪訝そうな顔のトワ。

きらら「・・・・・・!! うわあー!!>< トワっち あれは違うの!! 酔った勢いっていうか てっきりはるはるだと思ってぇ(汗)」

さっきの事をようやく思い出して冷や汗たらたらなきらら。

トワ「ようやく思い出したようですね」

きらら「うん・・・」

トワ「全く・・・あんな強烈なスキンシップは初めてですよ!!」

きらら「えっと・・・ ごめん」

トワ「公衆の面前であんな事やこんな事をするなんて・・・」

きらら「すいません」

トワ「プリンセスに手を出すなんて ホープキングダムだったら重罪ですわよ!」

きらら「ほんとに 悪かったって~><」

不機嫌なトワに必死に謝るきらら。

トワ「本当 大変だったんですからね!あの後、気を失ったあなたをここまで運ぶのは。」

きらら「そういや ここは一体?」

トワ「私の泊まっているホテルです。あのまま あそこにいるのは 余りにも恥ずかしい事なので 勝手ながら連れて帰らせていただきました。」

きららがいまいる場所は ホテルのトワの部屋でした。

きらら「ふーん。てか トワっち しばらくこっちにいるんだ」

トワ「ええ。王国のほうも落ち着いていますし。五日程休みを頂いてますの。」

きらら「へぇ・・・って なんの偶然かなぁ 私の日本に滞在する日数と同じなんだけど」

トワ「同じもなにも 私がそちらの日程にあわせたんですもの。」

きらら「へ?」

トワ「はるかから今回の集まりの事を聞いて それなら せっかくですからと 休みの日程を合わせたのですわ」

きらら「ちょっとまって トワっちはいつから こっちにこられたの?」

トワ「一ヶ月くらい前ですわ。」

きらら「それなら どうしてもっと早く教えてくれなかったの!!」

トワ「きらら達を驚かす為に 黙っていようとゆいが提案したので。」

きらら「成る程・・・黒幕がゆいゆいである事だけは分かった。」

衝撃の事実をしって ちょっと悔しそうなきらら。

トワ「でも 驚かされたのはこっのほうですわ いきなり襲ってくるなんて!!」

さっきの事をまだ引きずっているトワ

きらら「だーかーら それは悪かったって。」

トワ「まったく・・・ だいたい昼間からお酒などと しかも悪酔いする程飲むなんて 品が無さすぎてよ」

きらら「真面目な性格は相変わらずだねぇ。お城の生活に戻ってから尚更堅苦しさに磨きがかかったのかな(笑)」

トワ「な、なんですの!突然」

厳しい発言をするトワに近づくきらら。

きらら「いやぁ・・・本当に綺麗になったなあって まるで本物のプリンセスみたい(笑)」

茶化すように言うきららにトワは怒って言います。

トワ「本物のプリンセスに対して失礼ですわよ!!」

きらら「うーん でも ここの成長はまだまだかなぁ(笑) 」

バッシーン!!

きらら「いったあ!! 何するのよ!?」

トワ「それはこちらの台詞ですわ!!いきなり人の胸を触るやいなや なんと失礼な!!」

胸の小ささを笑われたトワはきららの頬を思いっきりひっぱたきました。

きらら「本当のことじゃん もう~ モデルの顔をぶつなんて酷いなぁー トワっち」

トワ「あなたが悪いのでしょ? 一応手加減はしてあげてますのよ というかモデルであるきららと私を一緒にしないでください!!」

胸の大きさを笑われて不公平だといわんばかりにトワは抗議します。

きらら「いやあ みなみんのがトワっちより大きいよ ゆいゆいだってあるほうだし(笑)」

トワ「み、みなみならまだしも ゆいにまで負けてるなんて!!」

きらら「さりげなく ゆいゆいに対して酷いなぁ(苦笑) 大丈夫 はるはるだって無いから よかったねお揃いで♪」

トワ「はるかと同じ・・・ プリンセスとしてなんという屈辱・・・ 」

きらら「 そこまで落ち込む!? トワっちって何かトワイライトっぽくなってない?」

自分から茶化しておきながら トワの変わりように軽くきららは引いていました。

トワ「プリンセスらしく努めなくてはならない!そう思って 過ごしていたせいかもしれませんわね・・・ お恥ずかしながら こっちの世界での生活に慣れたせいか お城の生活が不馴れになっていましたの」

トワは 少し暗い表情で 話を始めました。

トワ「プリンセスの身の回りはメイドや使用人任せ・・・ それがこちらでの普通の生活でした。しかし、自分のことは自分でやるとノーブル学園で教えられた 今の私にとって 何もせずにいるというのが とても窮屈で仕方なかったのです。」

きらら「なんだか ややこしい事になっちゃったんだね・・・」

トワ「ええ。しかし、ここは学園ではありません。例え 自分でやりたくても それはメイド達の仕事を奪うに等しいのです。だから、じっと我慢するしかありませんでした。」

きらら「それは大変だったね」

きららは少しトワに同情していました。

トワ「でも やることがない訳ではなくえよ。プリンセスとしてのレッスンや勉強は勿論 仕事だってありますし 忙しいのですわ」

きらら「それで やっと休みが取れたからこれたと」

トワ「ええ。久し振りに みんなと会えて こっちの世界に来れて 心がスッキリしましたわ♪」

顔をあげてトワは笑顔で言います。