大変な一日 後編/ドキドキ猫キュア
みんなが心配しているのを知らず、トワはマーブルドーナツのお店に来ていました。
トワ「やっと着きましたわ・・・それにしてもとても沢山の人がいますのね」
マーブルドーナツには行列が出来ていました。あのレポーター番組以来、この店はますます人気になっているようです。
今日も色んな人達が来ています。
わがままそうな少女「もう~><いつまで並んでいればいいの!! 」
スィーツ好き小学生「まだ並び始めたばかりではないですか!」
ツバメ系女子「こら!こんな所で喧嘩しないの(怒)」
お嬢様な少女「まあまあ、並んだ分だけ幸せが待っていますわ もう少し頑張りましょう(微笑み)」
カリスマ生徒会長「そうだよ♪待った分だけドーナツも美味しくなるよ♪♪それに待ってる時間が一番ドキドキするし♪」
おや?あちらには
とあるお姫さま「ドーナツ ドーナツ!」
けちんぼそうな少女「お待ちなさい!!このクーポン券が使えるドーナツを買うのよ!!」
とあるお姫さま「それじゃあ私が欲しいの買えないじゃん!!ドケチ」
けちんぼそうな少女「だまらっしゃい!!いつどんな時も賢い買い物・・・それが大事なのよ!!」
ご飯好きな娘「うーん、いい香り。食欲をそそるね~♪」
活発な少女「わたしはこのドーナツと~♪」
けちんぼそうな少女「だから!クーポン券が使えるのだけって言ったでしょ!」
ご飯好きな娘「たまにはケチケチせず、好きなものを食べるのもいいんじゃないかな~。わたしは、これと・・・これと・・・」
けちんぼそうな少女「ちょっ!?」
とあるお姫さま「じゃあわたしも好きなのにするー♪♪」
けちんぼそうな少女「もう!あなた達!!><」
- 何処かでみた事あるような顔ぶれですね。人気のこのお店には色んな所から人がくるようです(笑) さて、トワは・・・
トワ「もう少しかしら・・・? あれは確か、きららの知り合いの」
わがままそうな少女「あ!強情ドーナツ」
らんこ「根性ドーナツよ!!」
カリスマ生徒会長「あわわわ~ごめんなさい」
トワ「確かそんな名前でしたわ。あ、ようやく買えますわ!!」
トワはドーナツを買いました。新作のドーナツは残念ながらありませんでした
仕方なくトワは他のドーナツを買う事にしました。しかし、余りにも来るのが遅すぎたせいか、他のドーナツもほとんど残ってはいませんでした。
ドーナツを(一応)無事、手にいれて ホッとするトワ。後は帰るだけ・・・ふと、時計を見て驚きます。
トワ「まあ、こんな時間!ずいぶんと時間がかかってしまったのですね・・・急いで帰らないと!!」
トワが出発してからもう半日くらいは経っていたのです。予想以上に時間がかかっていた事に気づきトワはあわてて走り出します。
トワ「きっと、みんな心配していますわ!!」
駅まで急ぐトワ。しかし、それを阻むものが・・・・・・
シャット「ロックがいなくなったと思ったら プリキュアに倒されたはずのクローズが現れて おまけに変なのが増えて 何故かクローズの部下にされて・・・一体何がどうなってるのみ!!」
最近の展開についていけないシャットさんが嘆いています。
シャット「おや?ぐぬぬ、あれはにっくきトワイライト!!こうなったのもすべてこいつのせい!!こうなったらトワイライトを倒すのみ!!」
ゼツボーグ~!!
トワ「!!!シャット!!」
シャット「トワイライト!今日こそ貴様の最後のみ!!」
トワ「こんな時に・・・ さっさと倒してここを通させてもらうわ!!」
シャット「馬鹿にするなー!!」
スカーレットに変身しトワは戦います。
その頃、きららは・・・・・・
きらら「はあ、はあ、はあ」
はるか「きららちゃん待って~><」
アロマ「トワ様~何処ロマー><」
みなみ「アクセサリーショップにはもういなかったから、ドーナツ屋に行ってると思うけど・・・」
ゆい「あ、ドーナツ太郎くん!」
らんこ「根性ドーナツだっての!!てか、あんた達も買いにきたわけ?」
きらら「・・・てゆうかあんたこそなにやってんのよ」
らんこ「仕事よ仕事!何処かの誰かさんと違って、出来るプロな私は大変なのよ(ドヤ顔)」
きらら「はいはい、がんばってね(呆れ)」
らんこ「なによ!もっと悔しがってもいいのよ~(笑)」
きらら「悪いけどあんたに構ってあげてる暇ないから」
はるか「駄目だ~トワちゃん見つからないよ~><」
らんこ「その子ならさっきいたわよ」
きらら「本当!?」
らんこ「ドーナツを買って、慌ててどっか行っちゃったけど?」
みなみ「入れ違いになってしまったのね」
きらら「どっち!どっちの方へ行ったの!?」
らんこ「いたたた、苦し・・・ちょっ!?落ち着きなさいよ!!」
きらら「こっちは急いでんのよ!さっさと答えて!!」
らんこ「わわわかったわよ!?確か、駅とは反対方向だったような」
きらら「駅と反対側ね!サンキューらんこ!!」
そういうやいなや、きららは走って行ってしまいました。
はるか「きららちゃん待って~><」
らんこ「なんなのよ!!もう」
きらら「トワっちー!!」
はるか「きららちゃん 落ち着いて~」
ゆい「何で反対方向なんかに」
みなみ「きっと慌てて道を間違えてしまったのね・・・」
アロマ「ボクのせいロマ~><やっぱり止めるべきだったロマ もし、トワ様に何かあったら・・・」
きらら「縁起でもない事いわないで!!」
トワはどうやら間違えて駅から離れてしまったようです。心配して慌てて探しまわるきらら達。
ゼツボーグ~!!
キャアアア><
はるか「あの声は!!まさか!?」
きらら「トワっちー!!」
ゆい「ああ、きららちゃん!?」
スカーレット「スカーレットスパーク」
ゼツボーグ「ゼツッ!」
スカーレット「スカーレットフレイム」
シャット「何をしているゼツボーグ!!」
スカーレット「勝負ありですわね このまま一気に・・・あっ!!」
シャット「?」
スカーレット「ふぅ・・・危ない所でしたわ」
シャット「・・・成る程(笑)ゼツボーグ!! あの袋を狙うのみ!!」
スカーレット「なっ!!」
最初は余裕だった感じのスカーレットでしたが、大切なプレゼントを守ろうとして隙が出来てしまいます。ドーナツのせいで思うように動けないスカーレット。
シャットもそこをついて スカーレットを追い詰めます。
ゼツボーグ「ゼツボーグ!!」
スカーレット「キャアアア><」
シャット「ふっふっふ(笑)無様だなトワイライト」
スカーレット「くっ!卑怯です・・・」
シャット「重要なのは貴様を倒す事のみ!!さあ、ゼツボーグとどめをさすのみ!!!」
ゼツボーグ「ゼツーボーグ!!!」
スカーレット「このままでは・・・ きららの・・・ドーナツが・・・」
きらきら流れ星よ!プリキュア・ミーティアハミング!!!
スカーレット「ト・・・ゥィン・・・クル・・・」
トゥインクル「スカーレット!!・・・あんた よくもスカーレットを!!」
シャット「おのれー邪魔しおって!!ゼツボーグ!そいつごとトワイライトを始末するのみ!!」
危機一髪。ギリギリの所でトゥインクルが助けに入りました。邪魔をされてお怒りのシャット。しかし、トゥインクルは大切な友達を傷つけられてそれ以上に怒っていました。
フローラ「させない!リリィ!舞えユリよ プリキュア・リィストルビヨン!!」
マーメイド「アイス!高鳴れ氷よ プリキュア・フローズンリップル」
シャット「おのれー!!!」
トゥインクル「スカーレットにこんな酷い事して。絶対に許さないんだから!きらきら星よ!プリキュア・トゥインクルハミング!!」
ゼツボーグ「ドリーミング~」
トゥインクル「ごきげんよう(怒)」
シャット「覚えていろプリキュア~!!」
シャットは逃げて行きました。倒れているトワにきらら達が駆け寄ります。
はるか「トワちゃん><?」
トワ「う・・・ドーナツは・・・」
ゆい「大丈夫!ちゃんとここにあるよ」
トワ「よかっ・・・た」ガタッ
みなみ「トワ!?」
きらら「トワっち!トワっち!」
トワ「・・・ここは」
トワは気がつくと寮のベッドにいました。そばには心配そうな顔をしてるきららが・・・
きらら「トワっち!気がついた?」
トワ「わたくしは一体・・・?」
きらら「トワっち、ゼツボーグにやられてそのまま倒れちゃったんだよ」
トワ「そうだったのですか・・・」
きらら「全く・・・ そりゃあ倒れるよね。午前中からずっと動きっぱなしなんだもん。無茶し過ぎだよ」
トワ「すいません」
きらら「本当みんな心配してたんだから!どうして慣れないのに一人で行ったりなんかしたわけ?」
トワ「自分の力で頑張りたかったのです・・・きららに喜んでもらいたくて・・・でも結局ドーナツ一つしか買えなくて・・・(泣)」
きらら「・・・美味しかった」
トワ「え?」
きらら「美味しかったって言ったの!! トワっちが買ってきてくれたドーナツ、とっても美味しかった・・・だから、ありがとう」
トワ「・・・(涙)きらら~><」
きらら「わかった、わかったから、落ち着いて(困惑)」
嬉しくてきららに抱き付くトワ。いきなりの事にきららは慌てます。
はるか「トワちゃーん、だいじょ・・・」
きらら「はるはる!?これは違っ!」
ゆい「大丈夫そうだね」
きらら「も、もしかしてパーティの準備が出来たの!?」
ゆい「でも、まだお取り込み中みたいだし(笑)」
きらら「ぜんぜんお取り込み中じゃないから!!ほら!トワっち、行くよ!!」
トワ「待ってください~」
はるか「きららちゃん待ってよ~><」
ゆい「ふふふ(笑)」
パフ「あ、みんなきたパフ♪」
アロマ「トワ様、よかったロマ><」
みなみ「みんな揃ったわね」
はるか「それじゃ、せーの」
きらら(ちゃん)お誕生日おめでとう!
大変な1日 おわり
最終更新:2015年09月12日 17:11