大変な一日 中編/ドキドキ猫キュア




トワ「この辺ですわね・・・」

トワはきららのプレゼントを買う為に町へ来ていました。1時間以上もかけて・・・。本当は30分もしない程度のはずですが、慣れきってはいないトワは色々てこずってやっとたどり着いたようです。

トワ「全く・・・乗り継ぎというものは大変ですわね。ひとつの場所へいくだけなのに、何故複数の乗り物に乗らなければならないのでしょう? 」

そうため息をつくトワ。乗り継ぎは仕方ないと思いますが、今回に至ってはトワ様が間違ってかえって遠回りをしているだけなのです。因みに、地図というものもよく理解出来ていないらしく、目的のお店までたどり着くのにも無駄に時間がかかっていました。

トワ「・・・アクセサリーって結構高いのですのね・・・」

とぼとぼと店を後にするトワ。たどり着いたはいいものの、トワのお小遣いではとても買えるものではなく諦めるしかほかありませんでした。

トワ「もう少し調べてからくるべきでしたわ・・・」

学園長先生からお小遣いを少しばかりもらっているトワ。しかし、トワが選んだアクセサリーというのは、きらら達がつけるような可愛らしいものではなく、お金持ちがつけるような高いほうのものでした。お姫さまという事もあるせいか、普通のファッションというものにはまだ理解が追い付いてないようです(苦笑)まあ、実をいうとトワだけのせいではないのですが・・・

トワ「落ち込んでても仕方ありませんわ!!とにかくドーナツだけでも絶対に手にいれるのです!!」

気をとり直してトワはマーブルドーナツを買いに向かいました。一方その頃・・・



きらら「みんなこんなところにいたんだ~」

はるか「ぎくっ!き、きららちゃん随分とお早いお帰りで」

きららがやって来て戸惑うはるか。

きらら「仕事が早く終わったんだ♪ ん?どうしたの てかトワっちは?」

みなみ「それがまだ来ていないの」

はるか「きららちゃん知らない?」

きらら「私が仕事に向かう時はまだいたと思うけど・・・ 誰も会ってないの?」

パフ「パフも見てないパフ><」

アロマ「・・・」

はるか「何処に行っちゃったんだろうトワちゃん・・・」

きらら「珍しいね、トワっちが一人でどっか行くなんて。何かあったのかな?」

ゆい「それは・・・」

アロマ「・・・><」

はるか「ゆいちゃん?」

トワがいない事を不思議がるきらら。事情を知っていそうなゆいは困った顔をしていました。

きらら「そういえばみんなこんなとこで何やってたの?」

はるか「え、えっとね・・・><」

きらら「なに?はるはる何か怪しい~(笑)」

はるか「><(汗)」

これはサプライズパーティ。まだきららには秘密のはずでした。しかし、こうなってしまっては隠しようがありません。

ゆい「実はね きららちゃんの誕生日にサプライズパーティをするつもりだったの」

はるかちゃんごめん・・・そう言いながらゆいが説明します。

きらら「まあ、そんな事だろうと思ってたけど」

はるか「ええー!!気づいてたの!?」

きらら「だってはるはる分かりやす過ぎるんだもん(笑)それに後ろのケーキをみればだいたいわね(苦笑)」

みなみ「それもそうね」

パフ「しまったパフ><」

はるか「せっかく驚かそうと思ったのに~><」

残念そうにするはるか。ゆいが意を決して話します。

ゆい「あのね・・・トワちゃん きららちゃんのプレゼントの事でずっと悩んでたみたいだから、もしかしたら・・・」

みなみ「何かを買いに行ったのかも知れないわね」

ゆい「はい・・・」

はるか「でも、何を買いに行ったんだろう?」

きらら「プレゼント・・・なるほど。アロマ」

何かに気づいてきららはアロマを呼びます。

アロマ「黙っててごめんロマ>< 実はトワ様はきららのプレゼントを買いに町へ行ったロマ!!」

きらら「やっぱり、そういう事だったのね」

はるか「どういう事なの?」

きらら「つい最近 アロマが欲しいものについて聞いて来たんだよ」

ゆい「なるほど・・・」

きらら「アクセサリーとドーナツってとりあえず答えたけど・・・まさかトワっちの差し金だったとわね」

みなみ「でも町へ行ったとしても、とっくに戻って来てもいいころだけど」

はるか「まさか迷子になってるんじゃ><」

きらら「あり得る。ってかそもそも何でトワっち一人で行かせたのよ!」

アロマ「ボクだって止めたロマ!でも一人で成し遂げると聞く耳をもたず」

きらら「世間知らずのお姫さまを町へ行かせるとか、子猫をジャングルに放置するようなもんよ!!」

ゆい「凄い喩えだね・・・」

みなみ「とにかく、探しにいかないと。で、何処の店に行ったかはわかるの?」

アロマ「もちろん!トワ様の為にボクがばっちりリサーチしたお店に・・・」

そう言いながら情報を得意げに話すアロマ。

きらら「あほかー!!トワっちに何教えてんのよ!?」

はるか「そういえば、執事試験の時も高いレストランに行かされた気が・・・」

みなみ「あら、素敵じゃない」

きらら「全く・・・これだからお姫さまとお嬢さまは。もっと可愛らしいものでいいいんだよ!」

みなみ「きららにはまだ大人過ぎたのかしら」

ゆい「いえ、そういう意味ではないですから・・・」

きらら「もう、早く行こう!!」

はるか「あ、きららちゃん待って~><」

トワが心配なきららは飛び出します。はるか達も探しに向かいます。