大変な一日 前編/ドキドキ猫キュア




きらら「今欲しいものや、してほしい事?」

アロマの質問にきょとんとするきらら。

アロマ「そうロマ。何かないロマ?」

きらら「急に何?そんな事聞いてきて」

アロマ「べ、別に大した事じゃないロマ!いつもきらら達にはお世話になっているから ボクも執事として何かしたいと思った・・・ただそれだけロマ!!」

不審がるきららに慌ててごまかすアロマ。

きらら「ははーん!もしかして執事レッスンとか(笑)」

アロマ「そ、そんな事はどうでもいいロマ。とにかく早く言うロマ(汗)」

慌ててせかすアロマ。はいはいときららは答えます。

アロマ「ふ~ 疲れたロマ」

トワ「おかえりアロマ。で?どうだった?」

飛んで来たアロマにトワが聞きます。

アロマ「何とか聞き出せましたロマ。きららが欲しいものは 新しい服に合うアクセサリー。あとマーブルドーナツの新作らしいロマ」

トワ「そうですか・・・」

アロマ「トワ様 あまり無理は・・・」

トワ「大丈夫です!わたくしもこの世界に随分と慣れました。わたくし絶対にやりとげてみますとも!!」

気合いを入れて意気込むトワ。アロマは不安そうでした。

ところで、何故トワがこんな事をしているのかというと 事は数日前に遡ります。

はるか「~♪」

トワ「あら、はるか嬉しそうですわね」

ごきげんなはるかにトワが声を掛けます。はるかは嬉しそうに言います。

はるか「トワちゃん♪あのね、育てていた花がもうすぐ咲きそうなんだ♪」

トワ「それでそんなに嬉しそうにしていたのですね♪」

はるか「うん♪きららちゃん喜んでくれるかなぁ~♪」

トワ「きららにプレゼントするんですの?」

はるか「うん♪もうすぐきららちゃんの誕生日だからね♪あ、きららちゃんには内緒だよ!サプライズだから><」

トワ「きららの誕生日・・・」

もうすぐきららの誕生日 そう聞いてトワは考えていました。

トワ「あら?」

パフ「パフ 」

シャムール「グッド~♪中々上手よ」

みなみ「すごいわパフ」

パフ「パフ~♪」

トワ「いい香り。まあ、このケーキパフが作ったんですの?」

家庭科室でみなみ達がケーキを作っていました。トワが美味しそうな香りにつられて入って来ます。

みなみ「あらトワ。ちょうどいいわ、味見してみる?」

トワ「いいんですの?」

パフ「パフ、トワ様にも食べてほしいパフ♪」

トワ「ではお言葉に甘えて・・・美味しい・・・♪」

みなみ「ほんとに美味しい♪これなら当日もバッチリね♪」

パフ「誕生日にはもっともっと美味しいケーキを作るパフ♪」

トワ「もしかしてきららの?」

みなみ「ええ。誕生日のケーキをパフが作りたいと言い出して。だからシャムールに教えてもらっていたのよ」

トワ「そうだったのですか・・・」

みなみ「どうかした?」

トワ「いえ、素敵な誕生日になるといいですわね」

パフ「パフ、もっともっと頑張るパフ♪」

トワ「フフフ(笑)」

トワ「・・・誕生日」

ゆい「トワちゃ~ん」

トワが考え事をしていると、ゆいが声をかけてきました。

トワ「ゆい・・・」

ゆい「どうしたの?真剣な顔して」

トワ「ゆいはきららの誕生日の事知ってましたか?」

ゆい「うん」

トワ「・・・因みにプレゼントのほうは・・・」

ゆい「私の描いた絵を贈るつもりだけど(苦笑)」

トワ「まあ、素敵じゃないですか!ゆいの心のこもった絵なら、きっときららも喜んでくれますわ♪」

ゆい「ふふっ、ありがとう。トワちゃんは何かあるの?」

トワ「それが全然。誕生日の事もついさっきはるかから聞いたばかりで・・・どうしたらいいものかと考えていた所ですわ ハァ~」

ため息をつくトワ。ゆいが助言します。

ゆい「大切なのは気持ちだと思うな」

トワ「きもち・・・」

ゆい「心がこもっていればきっとどんなものでも、きららちゃんは喜んでくれるんじゃないかな(微笑み)」

トワちゃんのものなら尚更ね♪ ゆいはそう思っていました。

トワ「大切なのは気持ち・・・ ありがとうゆい わたくしなりにがんばってみますわ!」

そしてトワは考えました。考えた結果きららが欲しいものをプレゼントするという事にしました。

トワ「とは言うものの、どうすればいいのでしょう? 下手に変な発言をすれば怪しまれてしまいます。きららはきっと鋭いのですぐにばれてしまいます。わたくしのせいで みんなの計画まで台無しになるかもしれません・・・ あ~どうすれば><」

トワはどうすればいいか分からずパニックになっていました。考えれば考えるほど混乱するばかりです

アロマ「トワ様~なにしてるロマー?」

そんな時に思わぬ救世主が!!

トワ「アロマ!ちょうどよかったわ!お願いがあるの」

アロマ「トワ様の為なら何でもしますロマ!」

トワ「きららに欲しいものとかを聞いてきて!」

アロマ「は?かしこまりましたロマ!」

戸惑いつつもアロマはきららのもとへ行きました。そして欲しいものを聞いてきた、という訳です。

そして、迎えるは誕生日当日。

はるか「すてきすぎるー><」

ゆい「はるかちゃんテンション高いね・・・」

アロマ「全く・・・きららの誕生日なのにはるかがはしゃぎすぎロマ」

はるか「だってー!とっても楽しみなんだもん♪♪」

パフ「パフもとっても楽しみパフ~♪」

みなみ「あらあら(笑)」

はるか「このケーキみなみさんが作ったんですか?」

みなみ「パフもいっしょにね♪」

ゆい「うわ~♪とっても美味しそう。凄いねパフちゃん」

パフ「パフ、がんばったパフ♪」

アロマ「流石はボクの妹ロマ♪」

はるか「本当凄い~」

みなみ「はるかの花もキレイで素敵よ♪」

はるか「ありがとうございます♪」

パフ「なんの花パフ?」

はるか「クレマチスって言って、9月の誕生花なんだよ。因みに花言葉は心の美しさ」

ゆい「心の美しさ・・・きららちゃんにぴったりだね♪」

はるか「でしょ~♪この日のためにがんばって育てたんだ。きららちゃん喜んでくれるといいな♪」

パフ「きっと喜んでくれるパフ♪」

みなみ「ところで、トワは?」

みんな誕生日の準備で盛り上がっていますが、トワがまだ来ていない事に気づきます。

はるか「トワちゃんどうしたんだろう?」

ゆい「トワちゃん・・・」

アロマ「・・・」