『ハピネス注入! 冬のSS祭り2015~閉幕~』/一六◆6/pMjwqUTk




めぐみ「たーいーせつなーものー♪ たーいーせつなーものー♪」
ひめ「あなたーにー とぉってー たーいーせつなーものー♪」
めぐみ「それはなぁに?」
ひめ「私はやっぱり、おしゃれとぉ……」
めぐみ「ん?」
ひめ「……あとはヒミツ!」
めぐみ「えぇぇ~!」

いおな「ほらほら。めぐみもひめも、そろそろ集計に入るわよ」
ひめ「へ? ……集計?」
ゆうこ「コホン。調べたところ、お祭りで判明した『大切なもの』には、色々なものがありました!」
めぐみ「うんうん。どんなどんな?」
ゆうこ「多いところでは、友達、仲間、家族、将来の夢。あとは、思い出や記念日や、一緒に過ごす時間、といった『大切な時間』とか、『大切な場所』に関係するものも多かったかな」

ひめ「へぇ。周りの人、夢、時間、場所、か。『大切なもの』だけど、『もの』はあんまり挙がらなかったの?」
いおな「そんなこともないわよ。明らかに『もの』に分類されるのは、えーっと……羊羹、手袋、ペンダント、CD……」
ひめ「ちょっとちょっと! それってあまりにも『もの』過ぎるよぉ。それだけ聞くと、どこが『大切なもの』なんだか分かんないじゃん」
めぐみ「それだっ!」
ひめ「……へ?」

めぐみ「『大切なもの』にはさ、その中に誰かとの思い出とか、誰かに対する想いとかが詰まってるんだ、って、このお祭りで分かったじゃない? だから、他人から見るとなんでそんなものが、って思うものでも、その人にとっては『大切なもの』になるんじゃないかな。ってことは……」
ゆうこ「目に見える『大切なもの』には、目に見えないその人だけの『大切』が、てんこ盛りになっているってことね?」
めぐみ「さっすがゆうゆう!」
いおな「なるほどね。となると、ひとつの『大切なもの』にも、仲間との思い出とか、家族の絆とか、実はいろんな『大切』が含まれているから……集計するのは、あまり意味が無さそうね」

ひめ「そっか。だけど、いろんな人たちの『大切なもの』が分かって、そこに込められた想いもたっくさん聞けて、楽しかったよねっ」
いおな「ええ。何かを大切にするってことは、そこに愛があるからこそ、なのよね。それは、幸せに繋がることだと思うわ」
ゆうこ「大切な人と、大切な時間を過ごす。その時間を過ごした場所が大切な場所になったり、一緒に食べたご飯が、大切なご飯になったりする。素敵よね」
めぐみ「よぉし! じゃあ次のお祭りに向けて、わたしたちも『大切なもの』をたくさん増やして、幸せハピネスを広げていこう!」
ひ・ゆ・い「賛成!!!」

めぐみ「ところで、ひめ。さっき言いかけた、おしゃれ以外でひめが大切なものってなぁに?」
ゆうこ「え? ひめちゃん、それってどんな秘密ミステリアス?」
いおな「教えなさいよ、ひめ」
ひめ「も~! だから、ヒ・ミ・ツ~! 私だけの、大切なヒミツなの!」
めぐみ「え~、ひめぇ~!」

リボン「フフ……。今日のひめは、意外と照れ屋さんなんですわね」