140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【8】


1.[競作2015]はるか&きらら「大切なものが出来た日」/一六◆6/pMjwqUTk


「あたしのスケジュール、体験してみる?」
なんであんなこと言ったのかな。
ホントはあたし、はるはると一緒に居たかったのかも。
プリキュアになることを断れば、
きっと他のクラスメートみたいにそれっきり。
だから一日だけでも、って。
それがこんなことになるなんてね。
はるはるがヘンな子で良かった。


2.[競作2015]みなみ&きらら「大切な共通点」/一六◆6/pMjwqUTk


「わたしにニックネームを付けてくれたのは、あなたが初めてよ」
そう聞いても驚かなかった。
はるはるの話をした時、
何となくあたしと同じものを感じているような気がしたから。
でもみなみん、あなたもはるはるとおんなじだよ。
あたしが浮かない顔をしてるって気付いてくれたの、あなただけだったもの。


3.[競作2015]【ハピネスチャージプリキュア・いおな】大切な存在/mizuiram


「いおなは、私の事が好きだよね~?」
ゴロゴロと喉を鳴らすように、ひめが頬を擦り付けてくる。
真っ直ぐで混じり気なしの信頼がなんだか恥ずかしくて。
「さぁどうかしら?」
「ええ~!?」
でも心地よくて、つい甘やかしちゃう。だめね、少し離れなきゃ…

ふふ、お姉ちゃんって、こんな気持ちなのかな?


4.[競作2015]【ハピネスチャージプリキュア・めぐみ、ブルー】大切な存在(合わせ鏡の光景)①/mizuiram


私、わかったの。
自分より皆、って思うだけじゃ、私を想う皆の気持ちが見えない。
だから、私は私を愛してくれる人達を傷つけてた。

ねぇ、貴方と私、とても似てたね。
だから名前で呼ばせてくれたの? 今度会ったら教えてくれる?
次会う時は、みんなで幸せハピネスに笑えるよね!

「さよなら、ブルー!」


5.[競作2015]【ハピネスチャージプリキュア・めぐみ、ブルー】大切な存在(合わせ鏡の光景)②/mizuiram


ただ声に耳を傾け真摯に全ての幸せを希う君。
嬉しかった。
同じだと思った。
だから名前で呼び合いたかった。
同じ目線で愛を語り、生きとし生けるものを慈しみたかった。

孤として生きる神たる僕には、それは陽だまりのような癒しだった。
その温もりは僕らの戒めすら解く程に。

ありがとう…めぐみ。


6.[競作2015]オハナ&オリナ「大切な仲間へ」/一六◆6/pMjwqUTk


「オリナ、早く早く」
「待ってよオハナ。ちゃんといい場所を選ばないと」

ハワイの海が、夕陽を浴びて金色に輝く。
それを写真に収め、ゆうこたち日本の仲間へ。

「私たちの写真も入れましょう」
「勿論!」

もう鏡の力で簡単に会うことは出来ないけれど、
あの時の感謝と、また会える日への希望を込めて。


7.[競作2015]いおな&まりあ「大切な、この平和なとき」/一六◆6/pMjwqUTk


夜の道場で窓辺に立つ後ろ姿。

「何してるの?」

それには答えず
「静かね」――その密やかな声音にドキリとした。

「お姉ちゃん、もしかして怖いこと思い出して……」
「ううん。ほら見て」

指差す夜空に、並んで光る細い三日月と小さな星。
薄明りの下、笑みと笑みを見交わして、
私たちもそっと寄り添った。


8.[競作2015]【ハピネスチャージプリキュア・ひめ + …?】大切な…昨日の敵は今日の友!/mizuiram


ようやくわかったよ、あいつが私をつけ狙った理由。
私はプリキュアや友達、恋からも言い訳して逃げてばかり。
傷ついてアクシアに取り込まれる位、誰かと真っ直ぐ向き合ってたあいつから見たら、そりゃムカつくよね。
でも、もう私逃げない。
だから今度は友達になろうよ、ね!

「大丈夫だよ!ゴ~!」


9.[競作2015]【フレッシュプリキュア・美希】大切な…いなくなった友達/mizuiram


「ラブったら大丈夫かしら」
ため息をついたら頭を撫でられた。
「僕は姉さんが心配だよ」
え?
「ほんとは自分も寂しい癖に」
握り締めていた拳が優しく包まれる。
「たまには完璧じゃなくていいんだよ?今日は僕が元気づける番だ」
「和希…」

背中の温もりを思い出す。


それから、あたしは声をあげて泣いた。