140文字SS:ハピネス注入!冬のSS祭り2015【5】


1.[競作2015]ラブ&いつき「大切な友達」/一六◆6/pMjwqUTk


白い学ラン姿で「お邪魔します」と丁寧に挨拶。
お母さんてば、カッコいい!なんて叫んでるけど、
彼女の魅力はそれだけじゃないよ。

「ほら!」
「わぁ、可愛い!
次はボクだね。初めて素直に可愛いって言えた友達なんだ」

柔らかくて優しい笑顔。
今日は大切な友達、それぞれのうさぴょんの、お披露目会。


2.[競作2015]ラブ&いつき「大切な友達だからね」/ねぎぼう


「うさぴょん、その耳怪我してたの?きれいに治してもらったんだね」
「……道着の繕いで慣れているんだ」
「ウサピョンの怪我は……まだちょっと痛そうだよね」
「ウサピョンもボクが治そうか?」
「でもやっぱり自分でちゃんと治してあげたいんだ……
裁縫教えて欲しいんだけど……いい?」
「もちろん!」


※1の続きをイメージした三次140字SSです。


3.[競作2015]「大切な命の重さ」/ねぎぼう


「怪人にも命がある」

なぎさが久しぶりに観たバトルレンジャーにあった台詞。

(あたしたちはピーサードを「浄化した」のだと思っていた。
でも、ピーサードにも心があった。
それがたとえ善くない心だとしても、大切な命を奪っていたのだ。
その事実には変わりはない)

ほのかのあの涙の意味を知った。


4.[競作2015]なお&やよい「大切な宝物」/一六◆6/pMjwqUTk


転びそうになって懸命に踏みとどまる。
良かった、と思った瞬間、目が覚める――。
あの日から何度も見た夢。
でも、あの時抱き合ったみんなの涙と、
やよいちゃんの言葉は忘れない。

「諦めないで良かった。良かったよぉ!」

胸を張って言える。
五人でバトンを繋いだ体育祭の思い出は、
あたしの大切な宝物。


5.[競作2015]ラブ&せつなで「大切な友達で、家族!」/ねぎぼう


「精一杯……頑張るわ!」
せつなの涙が嬉し涙になった日。

せつなとの時間、
せつなの声、
せつなの仕草、
せつなの笑顔……
今はぜーんぶ愛おしい。
もうこのままずっと見つめていいかな?
あたしが何兎も追いかける欲張りさんになったのは
せつなに出会ったからなんだよ。

ダンスもプリキュアもせつなも!


6.[競作2015]ひかり&エレン「大切なのは、ハート」/一六◆6/pMjwqUTk


「音吉さんの本で調べたの!」
瞳を輝かせ、次々に言葉を並べる彼女。
「エレンさんって凄いですね」
そう言うと途端に頬が赤く染まった。
「す、凄くないわ。この世界のこと、もっと知りたいだけ」
「はい、私にもよくわかります」

なぜ「ハイキング」が「お鍋」になるのかは、
よくわからなかったけど……。


7.[競作2015]「大切なトモダチ」/ねぎぼう


「後からすぐに行く。皆先に行ってて」

二人を見送るとラブは針と糸を手にする。

「すぐに治してあげるからね」

慣れない手つきでウサビョンの背中を縫っていた。

「痛っ!」

針を指にも何度も刺して縫い上げる。

「もう痛くないからね」

(貴女が痛いのでしょ?)

友達思いの手にせつなは丁寧に絆創膏を貼る。


8.[競作2015]舞&こまち「大切なあなたの世界を」/一六◆6/pMjwqUTk


時々、小説を書いている時のこまちさんの頭の中を覗いてみたいって思う。
きっとこまちさんにしか見えない色んな光が詰まった世界が広がっていると思うから。

時々、絵を描いている時の舞さんが居る世界に行きたいと思うわ。
私には見えない光や影、強い思いに溢れているんじゃないかしら。

かいてみたい。


9.[競作2015]ラブ(&せつな)「大切だったはずなのに」/ねぎぼう


家族写真の少女をずっと見ている。

占い館で出逢って、
友達になって、
喧嘩して、
仲間になって、
家族になって……旅立っていった。

褪せぬ写真の色鮮やかさとは対照的に、
その記憶が甘く優しくなっていく。

心の叫び。
拳の痛み。
失うことの辛さ。
笑って送り出す心の軋みさえも。

大切だったはずなのに。


10.[競作2015]めぐみ&ひめ「大切な友達」/一六◆6/pMjwqUTk


「ひめはどうして白雪姫が好きなの?」
「そりゃあ絶世の美女だし~、
白馬に乗った王子様のキスで目覚めるからだよぉ!」

なるほど、と頷いたら、でもね、と小さな声。

「本当は七人の小人を……友達を持ってるのが羨ましかったのかも」

ニッと照れ笑いのひめに、わたしもハピネスチャージされちゃったよ!