30話問題点

第 30 話  驚異の実力!金牛宮の聖闘士!
脚本:大和屋暁
演出:広嶋秀樹
作画:高橋晃/大西陽一
美術:鹿野良行


第二宮、金牛宮でアリアを失った悲しみを怒りに変えて戦う光牙だったが、
その拳は牡牛座タウラスのハービンジャーには通用しなかった。
反対にグレートホーンの一撃で倒れる光牙。代わって、駆けつけたユナたちがハービンジャーに戦いを挑む。
だが、それさえ余裕で相手をするハービンジャーは、自らが黄金聖闘士になった経緯をユナたちに語る。
そして、ついに炸裂したハービンジャーの一撃でユナたちが倒れたとき、光牙がふたたび立ち上がった!

問題点

①過去語りの始まり
この回でハービンジャーはユナたちに己の過去を語りだす。
Ωの十二宮編における戦闘→黄金聖闘士の過去語り→戦闘後半のテンプレが
始まるのがこの回である。

②骨折したけれど
それぞれ折りたい骨の部位を説明してまで
メインの骨をどんどん折っていくハービンジャー
しかしその骨折によるダメージは後にそこまで影響はなく
やたら鳴るボキボキ音が無意味になっていた。

③ハービンジャーの本性
ハービンジャーの口から語られる過去にも問題が山盛りであった。
ケンカにあけくれていたハービンジャーは、聖闘士の存在を知り、狙いを
聖闘士に絞るのだが、なんの修行もしていないチンピラ同然のハービンジャーが
聖闘士を倒してしまうという無茶な展開が語られる。また、その姿をみたイオニアが
ハービンジャーをスカウトし、マルスの強大さに屈服したハービンジャーは
マルスに忠誠を誓い、修行の末セブンセンシズに目覚め、黄金聖闘士になったという。

「マルス様は約束してくれている!忠誠を誓えば、俺の思うままに人の心を折り続けることを許すと!」

などと語るハービンジャーであるが、
聖闘士の自覚やアテナへの忠誠心、地上の平和を守る気などは全く持ち合わせていないことが
発覚し、黄金聖闘士にあるまじき本性に視聴者は落胆させられた。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年12月15日 21:46