聖闘士ファイト

パライストラで修行中の聖闘士たちによるトーナメント制の競技会。
若き聖闘士たちが互いに競い合い力量を高め合うことが目的であるらしい。
聖闘士ファイトの出場権をかけた選抜試験(ヘルキャンプ)を行い不適格者のふるい落としが行われる。
優勝者は白銀聖闘士への昇格と、アテナへの謁見が許可されるという。

原作の銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)のオマージュであることは明白だが、
それ以外にも既視感のありすぎる描写が「ハンター試験のパクリ」「ナルトの中忍試験のパクリ」等と評されることに。
手抜きの作画や盛り上がらないバトルでΩの勢いにブレーキをかけたエピソードである。

ヘルキャンプ

小宇宙を使うと体力を消耗する小宇宙放出地帯()コスモデルタで行われ、デルタ山の山頂を目指す。
小宇宙の消費を避けるため?か生徒は皆一様に片腕にだけ聖衣を装着した姿で描かれる。
服はTシャツのため、そのビジュアルには作画が楽をするための手抜きかと非難が殺到した。
気合いを入れて大量のモブ聖闘士を描いたはいいが、
全員集合の絵は聖闘士の総数の88人を明らかに超えており物議を醸すことに。
(数えた猛者が居たようだが、約103人らしい)
溶岩の流れる洞窟や永久氷壁が同居する、デルタ山の設定の無茶苦茶さも批判の対象となった。
蒼摩が頭上の南十字星を見上げて父を回想するシーンがあるため、
「パライストラやデルタ山がある場所は南半球なのか?ギリシアじゃなくて?」という地理の謎も飛び出したが、
「真面目に考察するだけ馬鹿らしい」との声も。

聖闘士ファイト

ヘルキャンプで選抜され残った16人がトーナメントバトルで戦う。
聖闘士同士の私闘は禁じられており、原作では銀河戦争で戦った星矢達に
「みだりに私闘を繰り広げ聖闘士の掟を破った」として聖域は抹殺命令を下すという描写があるが、
Ωでは私闘禁止の掟は立ち会いの教官がいれば「私闘」ではなく「決闘」とみなして許されるとなっているため、
こんな催しもおkらしい。ヘルキャンプも含めて「なんか運動会みたいだね」と称されたりもした。
肝心のバトルは消化試合のようなどうでも良さが漂うものばかりだったためつまらないと不評に。
トーナメントバトルでありながらトーナメント表すら出さず
レギュラーキャラ以外の対戦相手のデザインは明らかなザコキャラ。
学園でも目立つイベントのはずなのに観客がろくにかかれず
やっと書かれたと思えば画面に腕が出るのという省エネ作画。
少年漫画の王道展開のはずなのに全く盛り上がらないまま、
原作のオマージュらしく非常事態で大会中止となった。

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最終更新:2013年03月13日 09:45