ミケーネ

声:仲野裕
獅子座(レオ)の黄金聖闘士。

10話にて初登場。
光牙らの前に立ちはだかり強力なパワーとスピードを持ち、龍峰や栄斗を一蹴する。

第五の宮「獅子宮」を守護する黄金聖闘士。「百獣の王の如き牙を持ち、最も気高きプライドを抱く黄金聖闘士」と自称。
マルスに忠実に従いその息子であるエデンは幼少より師事していた。

タウンペー爺ことイオニアに続いて「もう一人の黄金聖闘士」として登場したが、
「まさかの掟破りのオッサン黄金二連続・しかも裏切り者二連続」であったため
黄金聖闘士に期待していたファンにトドメをさしたかもしれないキャラ。
(ただの老け顔なだけで実は若いという可能性も無いではないが…)
地味な顔や変な髪型や変な傷等の全体的なデザインの悪さもさんざんいじられることに。
おでこのありえないバッテン傷が「鍋に入ってる椎茸の切り込みみたい」という理由から、
アンチスレでは「シイタケ」と呼ばれている。

十二宮編では獅子宮で蒼摩栄斗と戦いふたりを認めて通す。
その後にメディアに疑いを持ち乗り込むも彼女の弟であり
魚座の黄金聖闘士であるアモールによって瞬殺されるという
あまりにもあっけない最期を迎えた。


問題点

①やっぱり裏切り者
ミケーネは基本私欲よりの敵黄金では珍しく上司に忠実で
息子のエデンに対しても親のメディア以上に気をかけている真面目な性格である。
そのため事情があってマルス側にいるのではという期待もあったのだが
エデンに聖闘士同士の戦いに疑問をかけられれば
「黄金聖闘士は愚かで弱い青銅を導かねば」と青銅のエデンの前で発言したり
マルスが間違ってるのではと疑問を抱いたエデンにポカンとするなど
マルスに忠実すぎて聖闘士の基本を忘却しているオチだった。

またアリアをアテナとしている訳でもなく
彼女の死に関して「エデンのいい経験になるでしょう」と完全に人ごとであり
真のアテナの沙織に関してはスルーという状態になっている。

「黄金の獅子は何よりも忠義を重んじる」
「ひとたび己の信念に従い誓った忠義、それに背くのはこの聖衣を着るものの責務に反する」
と述べているがミケーネの言う忠義とはマルスへの忠義であり、結局は
聖闘士(アテナに仕え地上の平和を守る)や聖衣(聖闘士が纏い意思を持つ)等の
基本設定をぶっ壊している問題だらけのキャラだったことが判明した。

②忠義忠義と言っておきながら謎の自己完結でマルスも裏切る
自らが守護する獅子宮でお約束の過去を語ったミケーネ。
要約するとミケーネはマルスがルードヴィヒと名乗っていた頃からの知り合いであり
「アテナとの戦いを控えたマルスさまの崇高なる意思に、私は心動かされた」らしい。
やっぱりアテナの聖闘士じゃなくて根っからのマルス信者だったことが判明。
マルスが世界を滅ぼそうとしていることは理解しているがその狂信ぶりは視聴者がドン引きするレベルであり、
「たとえそれが人から悪と罵られようとも、たとえそれが多くの悲劇を生み出そうとも、
私はマルスさまへの義を果たす覚悟!」と叫ぶ程であった。

しかし栄斗と蒼摩と戦い「仲間の絆、仲間を思う心」に触れ、
またエデンが己の進むべき道を見極めたことに感動し、
なんか色々自己完結して職務放棄して栄斗達を通してしまう。
忠義忠義といいながら結局マルスの足を引っ張る行動をしたミケーネのキャラのブレっぷりには
「意味がわからない」との苦言が相次ぐこととなった。

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最終更新:2013年01月20日 11:29
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