某国立大中国人教授の中国台頭論 その1         前田尚良


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

某国立大学の中国人経済学教授の講義を聴講したのでその内容をメモしてみた。

教授によれば改革開放路線をとった鄧小平は大変偉かったとのこと。今中国が挑戦しているのは、国家資本主義という路線で共産党一党独裁のまま高度成長を続けること。そして2018年にはアメリカを抜き世界一のGDPを実現させる予定だそうだ。

目標としては1820年代のGDP(世界の32・9%を占めていた)までいくことだそうだ。そのときには日本のGDPは世界の3%程度になり、人口減少もあって経済小国に転落する。

中国脅威論は悪くない話で車に例えると大型トラックが中国で、ロールスロイスが欧州、レクサスが日本だという違いだけだと主張している。

中国なしに日本は生活できるのかと思っている、農産物の輸出(しかし現地で日本人が指導している)衣料品も中国での生産、電気機械もメイドインチャイナになってきている。インドの台頭論はあるがインドと中国は補完関係も強いので大丈夫だ。

日中はこれだけの相互関係なのに、なぜ日本人は中国嫌いなのかが理解できない。そしてなぜ原爆を落としたアメリカが好きなのかがわからない。

日本に留学している中国人はやはり卒業後は帰りたい、母国は空気は汚いけど面白いから。

格差は日本に比べたらとんでもない格差である。都市はヨーロッパ 農村はアフリカ並、ジニ係数は0・5で南アフリカやブラジル並である。でも格差があるから頑張れるんだと言っている。日本の若者のようにフリーターでも生活できる国とは違う。今の日本の若者はやる気がないので、将来の技術革新でも中国の若者に遅れを取るだろう。

中国にとって13億人の人口を抱える状態で三権分立や民主主義は難しい。なので現在の高い成長率8%を維持し国家資本主義のまま経済成長できる、この方が強いリーダーを出す事ができる。日本のようにころころトップが変わる国では危機のときも対応が遅い。四川省の地震も今では復興しているが、東日本大震災の復興は遅すぎる。