スーパー戦隊シリーズ

東映制作の特撮ヒーローシリーズ。シリーズ物としては35年を超える長寿作品。
3人、あるいは5人で構成された人間*1が各々色分けされたヒーローに変身し、
悪を倒すといったものが基本コンセプトであるが、
ドラマそのものはシリアスからコミカルまで様々な描かれ方をしており、
単なる勧善懲悪にとどまらない作品群であるゆえに、
本当の意味で小さな子供から大人まで国民的レベルで楽しめるシリーズであり、Bとは大違いである。

Bも影響を受けており、浅井長政等が当シリーズを意識した名乗りをしている他、
あからさまな戦隊モノのオマージュである五本槍が登場している。
一方で、Bに出た声優が作品に起用されたり、それらしい演出等があると即座に例の「Bの影響!」とほざくB厨がおり、
指揮官が空中浮遊する『光戦隊マスクマン*2
ルー語を思わせる英語交じりの口調で話していたシュリケンジャーが登場する『忍風戦隊ハリケンジャー』*3
B政宗役の中井和哉氏とB幸村役の保志総一朗氏が出演している『炎神戦隊ゴーオンジャー』*4
同じ侍モチーフの*5『侍戦隊シンケンジャー』、
B三成役の関智一氏がナレーション及び変身アイテムの声として出演している『海賊戦隊ゴーカイジャー』等が、
B厨の妄想や口出しの被害に遭っている。
またニコニコ動画にはBの武将がMMDを使用してスーパー戦隊の名乗りを行っている動画が投稿されているが、
本家に失礼なレベルである。

付記
本シリーズ以外でも、B浅井長政のデザインや武器*6
B家康とB三成の関係やデザインは『ウルトラマン』『仮面ライダーBLACK』など、
他の特撮作品のパロディが見受けられる。
しかし、どちらも史実とは一切関係がない不必要なもので、
原作の引用元にも各武将にも失礼と言わざるを得ない結果を残している。

杉田智和

男性声優。
代表作は『仮面ライダーキバ』のキバットバットIII世、『銀魂』の坂田銀時、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン、
『荒川アンダー ザ ブリッジ』の星など。
Bには未出演だが、Bのパクリ元である『戦国無双3』では、新規PCの代表格である加藤清正の役を担当している。

杉田氏はBに出演していない為、Bとは無関係なのだが、このような項目が立てられたのは、
ひとえに、無双声優陣の中で突出して不当にB厨に罵倒されているからに他ならない。
その理由は、銀魂のネタで「レッツパーリィ」と土方十四郎役の中井和哉氏が叫ぶ中の人ネタがあり、
ラジオCDで杉田氏が俺もやってみたいと発言したためである。
これは氏らしい*7単なる一発ネタ願望やリップサービスの類と考えるべきなのだが、
B厨には何故かこの発言を、「Bに出たい」と発言したと解釈されてしまった*8
その後、杉田氏は無双に清正役で出演したが、杉田氏がBに出たいと発言したと思い込んでいるB厨は、
杉田氏を不当にも裏切り者呼ばわりしたのである。

なお、B厨は基本的に、無双シリーズのみならず、無双シリーズに出演している声優をも罵倒している*9が、
その不当性という意味では、杉田氏は最大の被害者と言えよう。

ステルス・マーケティング

企業の利害関係者が、その関係を隠蔽(=ステルス状態)したうえで行う各種の営業・宣伝行為。
一般に、「ステマ」と略称される。
その内容にはポジティブ(自社製品の持ち上げ)とネガティブ(他社製品の批判)がある。
後述の通り、ネット上でのものが中心となるため、一般的な用語に換言するならば「ネットサクラ」になるだろう。

従来は、ある種の口コミの中に包摂されていたものと考えられているが、
インターネットの発達及び発言主体の隠蔽のし易さのためネット上で急展開し、同時に問題視されるようになった*10
そもそも、ネット上の口コミが評価される所以とは、商業性から距離があるが故の公正さにある。
だが、このステマは、その公正さ・信憑性を当然ながら決定的に毀損してしまう活動である。
それは、消費者の正当な判断や購買意欲を阻害することに直結するであろう。

然しながら、その問題面(これは特徴でもあるが)として、何がステマであるか否かの識別は、
極めて困難であることが指摘できる。
ネット上での発言が「熱狂的なファンの推薦」なのか、「ステマによる言論工作」なのかを、
一瞥して判断することは絶望的と言っていい。
現在、欧米ではステマ規制が進行しつつあるが、問題が表面化したのが昨今である我が国においては、
それらの規制も一朝一夕に成立するとは考え難いため、ネット利用者の負担は厳しいものとなると考えられる。

さて、Bがこのステマでのし上がった作品であろうことは、当該Wikiの他の項目を見るからに一目瞭然である。
プロデューサーの小林自身がその手の人物や組織との関わりが深いであろうことは容易に想像出来るであろうし、
そもそも当のカプコン自体が現在まで積極的なステマ活動を行ってきた企業だと目されているからである。
多くのゲハブログが一貫して無双批判&B評価に傾いていたほか、
他ジャンルにおいてもカプコン擁護が目立っていたことはその傍証であろう。

付記
ゲハブログ『はちま起稿』を中心に勃発した、ステマ騒動に関する専門のまとめWikiは以下のサイトになる。
http://www7.atwiki.jp/htmk3/
http://www31.atwiki.jp/tototuu/
本項目についても、より詳細・専門的に述べられているため、一読を推奨したい。
尚、現在は一時に比べると騒動は鎮静化の傾向にあるが、事態はまだ予断を許さないといえる。

付記2
カプコンのステマに関する最近の動向の一つの例として、『モンハン3G』におけるピアスバグの存在がある。
看板作品のバグ自体は確かに問題ではあるが、ゲームにつきもののバグとしては珍しい類のものではない。
にも拘らず、本件の発覚以降、発覚とほぼ同時期に販売されたKDE-Jの『NEWラブプラス』のバグが、
何故か大々的に各所で採り上げられ、或いはその内容を比較されることとなった。
基本的に、両者は別個に考えられるべき問題である筈なのだが、何故か後者の問題ばかりが取り沙汰され、
前者の動きは無視(或いは隠蔽)される傾向になる。
この不自然極まりない動きは、当然の如くステマや工作の類として解釈されている様である*11

スペシャルパッケージ

B4発売後に販売された、同作の廉価版。
同梱物に、同作のDLCと、特典画像が収録されたDVDがある。
結果として、同作のDLCを購入した方は損害を被ったことになる。

だが、それ以上の問題はこの後である。
発売直後から不良在庫を詰め直したものを再出荷しているだけなのではないかとの疑惑が相次ぎ、
事実、同商品には既に期限切れのアンケートが同梱されていたことからその疑惑は確定となった。
さらに、アップデートが行われなかった同作のバグも温存されており、その商法の悪質さは筋金入りであった。

同時期にアニメ第三期を放送中であったが、それによる相乗効果も当然期待できず、
一瞬で売り上げランキングからは圏外落ちとなってしまった。

発売が発表されたB4完全版の副題名。PS3&4の縦マルチ方式。
例の裁判でもめている最中であるというのに完全版を出せるというのも厚顔の極ではあるが、
そのタイトル自体も無礼千万なものであった。

4の中心人物であった足利義輝を「帝」と不敬にも呼んだことに関してか、何と「皇(すめらぎ)」である。
記事によると壮大さを表すためというが、その原義は「神や天皇に関係するものに対する畏敬」である。
世が世なら不敬罪で訴えられても文句が言えない内容といえよう。

これらの点から、アンチの間では既に「B4臭(にほひ*12)」という蔑称が発表直後から与えられている。
最終更新:2015年01月31日 09:52

*1 作品によっては異星人や古代人の場合もある。また、6人以上の大所帯になることも珍しくない。

*2 本作が放送されたのは1987年でBよりも前である。

*3 これも放送は2002年で、当然Bよりも前である。

*4 主役ならばまだしも保志氏はグリーンの相棒ロボ、中井氏に至っては敵の中ボスポジションでレギュラーキャラですらない。

*5 とは言え、Bの方は「侍」とは程遠い別の何かだが。

*6 『光の剣』という3分間の使用制限がある武器がある。

*7 杉田氏は、所謂「芸人声優」の一人に数えられるほど、際どい話芸が多いことで知られる。他に三國無双の趙雲・諸葛亮役の小野坂昌也氏やB三成役の関智一氏なども芸人声優とよばれる。

*8 また、腐女子人気が高いためBの出演希望声優としても上位にあがっていた。

*9 中井氏と比較された檜山修之氏や、亡くなった時に馬鹿にされた郷里大輔氏や、杉田氏と同じく腐女子人気が高い神谷浩史氏や小西克幸氏などがその一例。

*10 ネット上では、ステマという言葉が広く知られる前から、ステマに絡んだ大きな騒動が勃発していた。その例としては、ソニー信者の蔑称「GK」の元となった「ゲートキーパー問題」や、デモにまで発展した「フジテレビ韓流ゴリ押し問題」などが有名である。そうした中、2012年には国内インターネット上でアニメ制作会社シャフトの社員が自社のホームページ上に特定のアフィリエイトサイトのurlを載せてしまった事からインターネット掲示板2ch内においてもステルスマーケティング騒動が起こり、それと並行するようにして食べログの行った口コミ投稿に関するやらせ問題の発覚が発覚するなど、その問題が表面化し始めている。

*11 まあ、前者の方は対策が容易な上、肝心のピアス自体が産廃性能な事も大きいのかもしれないが。

*12 「すめらぎ」に引っ掛けて「スメル」とも。