戦国BASARAシリーズのプロデューサーである小林裕幸氏の発言まとめ。
アンチ側から見て「問題があるんじゃないの?」と思ったものを載せています。
けっこう適当に選んでますので悪しからず。
「うち(カプコン)で一騎当千ゲーを作ったら~」
BASARA1発売後、2発売予告前の期間のファミ通 情報提供:本スレ21>>800・他
''2003年秋当時、世の中では一騎当千系ゲームが流行ってまして、そこで(うちはアクションには自信がありましたし) これをうちが作ったらどうなるんだ?と思い~''
よく聞かれる『無双みたいなゲームを自分たちが作ったら』という発言の元ネタ。
実際に2003年秋には無双シリーズの一つである『真・三國無双3 猛将伝』や、
スクウェア・エニックスから『ドラッグオンドラグーン』が発売されている。
ちなみに『戦国無双』は翌年2月11日に発売されているが、製作発表は03年夏に行われており、
BASARAの製作開始は04年9月なので、コーエーがパクったということはありえないと考えてよいだろう。
最近は政宗=中井さん!というイメージが強いです。
情報提供:本スレ21>>972
2006年秋、小林Pと伊達政宗役の声優、中井和哉氏との対談における発言。
会話の流れは、
小林:プロモーションの最中に「中井さんは「ゾロ」の方ですよね?」とよく言われてました。
『ワンピース』は偉大な作品なので当然ですよね。
でも『戦国BASARA2』発売からは世間に浸透したようで、そういう事は殆ど言われなくなりました。
だから最近は政宗=中井さん!というイメージが強いです。
女性ファンに絶大な人気に関しては
小林:演じた皆さんが素晴らしい。あとストーリー的に男同士の戦いや友情、夫婦の愛情に
親しみや共感うけたと思う。僕自身よくわからないけど(笑)
中井:演じていて、正直女の子には受けるだろうな、と思ってました(笑)
といった感じ。
『ONE PIECE』は日本一の発行部数を誇る『週刊少年ジャンプ』の看板漫画であり、中井氏の代表作である。
いくら1と比較して人気が出たと言っても、代表作を差し置いて中井氏=政宗と決め付けるのは早計であると言える。
なお、最後の中井氏の言葉に関しての判断は各人にお任せする。
ヒゲダルマではエンターテイメントにはならない
情報元:2007年3月17日、太秦戦国祭りトークショーでの発言;
「真壁氏が言うようなヒゲダルマは学問にはなるけど、エンターテインメントには向かない。
戦国時代にすごい人がいた、っていうのを気楽に楽しめるほうがいい。
最近、そういった敷居が下がっていると思います。」
無論そんなことはなく、本人のキャラ造りの技量がないだけであり、ヒゲをはやした魅力的なキャラなどいくらでもいる。
なお、当の戦国BASARAにも魅力的かどうかはさておきこれに相当するキャラが多数おり、
中でも最上義光はヒゲを強調するキャラ付けがなされている等、自身の発言とは完全に矛盾してしまっている。
リアルタイムで読んでましたから、花の慶次を。
情報提供:本スレ21>>800
2発売直前のファミ通インタビューでの発言。
何故1で前田慶次は出さなかったんですか?という質問に対する回答。正確には以下の通り。
「僕らの年代の人間にとっては前田慶次といったら非常に特別な存在でして、
リアルタイムで読んでましたから、花の慶次を。」
「結局慶次といったらそのイメージが強すぎまして、
そのイメージを超えれそうにないな、と思ったので1では出しませんでした」
ところが、09年7月号のゲーマガと思われる雑誌で、
「BASARAの企画がスタートしたのは『利家とまつ』が放送してた頃。」
それを観た小林氏は「(利家に対して)へえ~こんな武将もいたんだ」と思ったと語っていたらしい。
戦国物の作品に詳しい方ならお分かりかと思うが、ここにおかしな点がある。
それは、「小林氏は花の慶次を、それもリアルタイムで読んだことがあるのに、
何故利家のことを知らないのか?」ということである。
利家は慶次の叔父であり、当然『花の慶次』にも物語序盤を中心に登場している。
リアルタイムで読んで慶次が特別な存在となるほど愛着のある作品であるのなら、
慶次の叔父である利家を忘れるとは考えにくい。
また、『利家とまつ』は02年に放映されたNHK大河ドラマである。
これも、前述の「03年秋頃に世の中では一騎当千系ゲームが流行っており、
そこでこれをうちが作ったらどうなるんだ?と思いBASARAを作った」という発言とも矛盾が生じている。
小林氏が歴史上の人物を真に尊敬しているかどうかを、
また本当に花の慶次や大河ドラマを観たことがあるのかを一考させる発言と言えよう。
史実を作ろう
2009/10/04、太秦戦国祭りトークショーでの発言
太秦戦国祭りトークショーでの発言。魚拓は
こちら
なんでもBASARA3を作る上でのコンセプトらしい(詳しくは
用語集を参照)。
しかし次の瞬間、
家康が秀吉を倒したという発言が飛び出す。
いきなりズレている。史実を作るのではなかったのだろうか?
そもそも、「史実を作る」というのが極めて傲慢な話と言えるだろう。
どれだけ史実に近づけた歴史小説やドラマなどでも、
独自解釈が少しでも入ればそれはフィクションであり、史実ではない。
資料集めに何千万円単位の金を投じて買い集めていたと言われる歴史小説家の司馬遼太郎氏でさえ、
自身の著作を『フィクションである』とはっきり言明している。
それなのに歴史に関する勉強が不足しているのが明白な人間が、
『史実を作る』などと言うのは、あまりにも無理があると言えるだろう。
ましてや、今まで『BASARA的解釈』などと碌に典拠に基づかない独自解釈を行ってきたのなら猶更である。
ある意味で小林氏の人間性を最もよく体現する発言と言えるだろう。
戦国武将は有名なのに著作権がなくておいしい
情報元:設定資料集内のインタビュー
小林氏の1の設定資料集での発言。正確には以下の通り。
小林「(前略)政宗がこうだからすごいという歴史があるので、
ユーザーにキャラをアピールするのに戦国時代はかなり有効だと思います。
版権がないのに知名度が高いというおいしいところだけをいただいた感じですね(笑)。
もはや説明不要だが、一応言っておくと、
「戦国武将は有名なのに著作権がなく、タダでキャラクターをアピールするのに利用できる」と、
言っているようなものである。
武将の末裔の方々からブッ飛ばされても文句は言えない。
これだけでも十分かもしれないが、さらに下の発言と合わせると、
小林氏にとって戦国武将とは何なのかがより一層理解できるだろう。
詳細は下の発言を見て欲しい。
「TVアニメでは当たり前のように主題歌があるのにゲームには当時(2005年)ほとんどありませんでした」
情報元:BASARAのゲームベスト
2005年7月21日に発売しました第一作目「戦国BASARA」の開発を行っている時に、主題歌を作りたいなと思いました。
TVアニメでは当たり前のように主題歌があるのにゲームには当時ほとんどありませんでした。
アニメが好きでガンダムが好きな私は、当時放送中の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の放送を観ていました。
そこでT.M.Revolutionさんの歌を聴き、この曲は「物凄く作品と合っているな!」と思いました。
そしてこのアーティストなら「戦国BASARA」の世界観に合う曲を作ってくれるに違いないなと思い、オファーをしました。
色々なルートを辿りお願いしたところ「戦国BASARA」の主題歌を新曲で製作して頂けることになりました。
そして誕生したのが、一作目の主題歌「crosswise」です。この曲を初めて聴いたときは物凄く嬉しかった想い出があります。
「戦国BASARA2」の開発にあたり、今度はTVアニメの様にオープニングテーマとエンディングテーマを製作しようと思いました。
先にエンディングの伴都美子さんが決まりました。
Do As Infinityのファンでしたので当時、解散を惜しんでいましたが、ソロ活動されるということをお聞きしてお願いしました。
そして、バラードでありながらミディアムテンポの感じが「戦国BASARA2」のエンディングに合う「Brave」が誕生しました。
それからスケジュールギリギリまでオープニングのアーティストを探しましてHIGH and MIGHTYCOLORさんに決まりました。
この頃から、「戦国BASARA」がシリーズとして続いていけば将来的に主題歌集のコンピレーションCDが作れると夢をみていました。
それから作品ごとに歌を2曲作れたらと思い、シリーズの主題歌を製作してきました。
「戦国BASARA2英雄外伝(HEROES)」では、abingdon boys schoolさんに「BLADE CHORD」を主題歌で製作頂き、
西川貴教さんの歌声は「戦国BASARA」になんでこんなにピッタリなんだて再確認させられました。
そして初めての試みで挿入歌を作ろうと考え、お市役の能登麻美子さんに歌って頂きました。
お市のキャラクターソングではなくアーティスト能登さんとして歌って頂きました。
ストーリーと物凄いリンクで涙を流したファンの方もいたと思います。
次に、「戦国BASARAバトルヒーローズですが、「JAP」という主題歌をabingdon boys schoolさんに製作して頂きましたが、
ゲームだけでなくTVアニメ第一期のオープニングにもなりましたので、
大勢の方が毎週テレビから聴いていただいたかと思います。
そしてOLIVIAさんの力強い歌声の「Sailing free」が挿入歌としてゲーム中に組み込まれています。
最後に最新作「戦国BASARA3」ではオープニングに「1」以来、久々のT.M.Revolutionさんが決定!
早い段階から「Naked arms」を製作頂き、いろんな場所で流させて頂き、ゲーム発売までの約一年間をともに過ごした歌となりました。
そしてエンディングには石川智晶さんに「逆光」を歌って頂きました。
ゲームのオファーを先にさせて頂き、そのご縁もありTVアニメの挿入歌もお願いしました。
「主題歌付きのゲームはBASARAが初!」とでも言いたいのだろうが、これは全くデタラメである。
BASARAが世に出る10年近く前のSFC時代から、OPやEDなどに主題歌が使われているゲームは存在していた。
そもそもBASARAの発売以降主題歌付のゲームが目に見えて増えたわけでもなく、
仮に増えていたとしてもそれがBASARAの功績であるかというとはなはだ疑問である。
相関図や設定に合う武将を選んでいきました。
情報元:カプコンの開発者インタビュー
株式会社カプコンの開発者インタビュー2009での発言。魚拓は
こちら。
正確には以下の通り。
ゲームの開発が決定し、歴史を調べていく中で、「伊達政宗」と「真田幸村」の人気が高いことが分かったんです。
この2人は時代の中でも重要人物であることを改めて知り、メインキャラクターに設定することになりました。
他のキャラクターについては、日本全国から様々な武将をリストアップした上で、
相関図や設定に合う武将を選んでいきました。
最初の部分からツッコミ所は多いが、取り敢えず「以前から歴史が好きな訳ではない」ということが理解できる。
問題なのは後半である。
設定に合う武将を選んだということは、「あらかじめ用意した設定に武将の名前を当てはめた」ということだ。
オリジナルのキャラクターならばともかく、元となる人物がいるのならば、
その武将の功績や逸話を元に設定をしていくのが普通であろう。
一つ前の発言や、以前から歴史が好きな訳ではなかったことと合わせて考えると、
小林氏は本当に戦国武将を自分の売名のための道具としか見ていないと言える。
何故BASARAのようなものが出来てしまったかを説明できる、貴重な発言の一つかもしれない。
「戦国時代をテーマにしたライト向けアクションゲームはBASARAが初」
情報元:カプコンの開発者インタビュー
株式会社カプコンの開発者インタビュー2009での発言。
正確には以下の通り。
「戦国時代は以前から日本人に親しみの深いジャンルであり、戦国時代をテーマにしたエンターテイメントは、
大河ドラマや映画、漫画、小説などゲームソフト以外に多数存在します。
しかし誰もが気軽に遊べるアクションゲームというものはなかったため、ここで何か新しいものを作ろうと考えました」
あたかもパクリ元の戦国無双シリーズが「気軽に遊べるアクションゲーム」ではないかのような発言である。
それどころか、自社・カプコンの大ヒット作品『鬼武者』シリーズすら無視する発言と言える。
更に、BASARA以前の戦国時代を題材にしたアクションゲームすらも無視する発言と言える。
2009/09/07のBIGLOBEのWEBラジオにて(本スレより転載)
''629 名前:1/2[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 13:48:07 ID:lnBHQ0j8''
ttp://game.biglobe.ne.jp/colweb/shoku/2009/090416/090416.html
BIGLOBEのWebラジオで小林Pがインタビュー受けてた
今年の4月16日配信、収録は3月だったらしいが一応文字に起こしてみた
その前の週も小林Pだったのでまとめようかと思ったけどさすがに限界
・海外進出について
DMCと違ってBASARAはキャラクターが日本人だから受け入れられにくい。
それと日本人にしかわからないギャグやアクションばかりやっていても世界には通用しないので
万国共通の面白さを追求しなければならない。でもまあこれからも頑張ってみるYO
・あそこまでぶっ飛んだキャラ設定にする必要はあったのか
一回遊んだだけで覚えてもらえるようなインパクトのあるキャラにするために必要だった。
記号的なイメージカラーなどでわざと個性を強くしている。
伊達政宗を知らなくても「青くて刀六本持ってて英語しゃべるやつ」でおkみたいな
・武将のセレクトの基準は
なるべく有名で、地域が偏らないようにしている。または合戦に必要だからという理由で出すこともある
''630 名前:2/2[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 13:49:48 ID:lnBHQ0j8''
・オリジナル武将は増やさないのか
1のときにいつきを出した理由は、北日本に伊達政宗以外に突出して有名な武将がいなかったから。
九州ではそこそこ有名な人はいたが、武将以外も出したかったのでザビエルをもとにザビーを出した。
あと、くのいちを出したかったけどくのいちで有名な人がいなかったのでかすがにした
・主役は交代しないのか
基本的には足し算だが、ナンバリングタイトルによってピックアップする武将は変えている
(1は政宗幸村、2は慶次、英雄外伝は小十郎、バーローズは全員使えるので初心に戻って政宗幸村、
アニメも初心者がとっつきやすいように政宗幸村)
・BASARAの世界観とキャラでアクションゲーム以外は作らないのか
スタッフの人数にも限界があるんでムリポ。アクションメインに腰を据えてやっていく
・戦国ブーム歴女ブームは狙っていたのか
全然狙っていなかったのでまさかブームになるとは思わなかった。
勝手にテレビや新聞などが取材しにきてくれて助かってる。
ただ、戦国時代・戦国武将は日本人にとってとっつきやすいのでそこから始めようと思ってはいた。
アクションゲームだから女性ファンがこれほど増えるとも思っていなかった。
ただ、女の子に嫌われるような表現・内容だけはNGにしている。他にこちらから仕掛けていることはない
ツッコミどころ満載だが
とりあえずDevil Kingsは小林Pの中でも黒歴史になっていたらしくてワロタ
''577 名無し曰く、 sage 2009/09/14(月) 19:52:12 ID:4lW29XAK''
流れ切ってごめん
前スレでうん小林のBIGLOBEでのインタビューをまとめてくれた人がいたけど、
インタビュー前半はまとめられてないので要約してみた
ttp://game.biglobe.ne.jp/colweb/shoku/2009/090409/090409.html
・小林のプロフィールについて
8月12日生まれ・獅子座・AB型
代表作はデビルメイクライ、バイオハザード、戦国BASARA
(アクションゲームが好きなのでやるのはアクションゲーが多い)
仕事を無理するまで一生懸命やっちゃう部分がある
一番好きなゲーム(最近)はデビルメイクライ、ガンダムのゲーム
座右の銘は「願えば叶う」で、BASARAシリーズも強く願ってたから出来た
BASARAのテレビアニメは、1の時からずっとアニメにしたいと思っていた
―バトルヒーローズについて
- 集大成的な作品
- やりこむ人の為に「ミッションモード」を製作
- チームバトルをやってほしいのでPSPにした
- 「今川とか北条とか、メジャーじゃない武将…歴史的にはメジャーだけど
BASARA的にはメジャー(メイン)じゃない武将にもストーリーを作ったんです」
- クリアしていくとどんどん味方が増えて言って、その中からプレイする武将を選ぶ
・全武将大事に大事に作っている
- ターゲット層はPSPを持っているがBASARAをプレイしたことの無い10代~20代の男の子
小太郎が出た経緯は2のときに敵キャラが少なく、増やそうと思って、作りやすかったので作った
無口なのは「急に作ったので台詞もなしで行こう」という方針だったから
労力少なく作ったのに人気が出てラッキー
小林うざすぎワラタwwwwww
大谷吉継のデザインについて ニンドリ内のインタビューより
石田三成の右腕的存在と、史実にもありますように重い病気で頭巾ややぐらに乗っているイメージから、
今回の『バサラ』のデザインになりました。
歴史好きどころか普通の人ならおわかりだろうが、B大谷の乗っているものは櫓ではなく輿である。
そして「右腕」というのは「有能な部下」のことであって、大谷のような友人を指して使うものではない。
小林裕幸発言まとめ動画
その1
その2
最終更新:2013年05月01日 04:36