マグナゲート 回想録7

  • ストーリーの真相・核心に触れている内容を含んでいるため、ストーリーを終えてから観覧することを勧めます。
  • このページはストーリー中のセリフをまとめた所です。
  • 文中の色付けしている箇所は状況に応じて名前が変化します。
    • リーダー :主人公になっているポケモンの名前
    • パートナー :パートナーになっているポケモンの名前
  • パートナーの性別は 男の子 とします。

目次

エンディング後~

+ ...

(…………。)

(……………………。)

(……今でも たまに見る……。)

(自分の夢の中に……この光景があらわれることがある……。)

(そして そのたびに……)

(ここを のぞいてみてはいるんだけど……)

(でもやっぱり……行けないよね……。)

(……やっぱり自分は……)

(もう二度と行けないんだ……)

(みんなが…… パートナー がいる……)

(ポケモンの世界には……。)

(……………………。)


氷触体が こわれてから
月日はたち……

ボク達の世界では
平和な日々が続いている……

それは 宿場町や
パラダイスも変わりなく……

みんなの笑顔だったり……
やさしさだったり……

いつもと変わらぬ風景だったり……

ボク自身も
やっぱり変わりはなく……

みんなと楽しく すごしている……

でも……
ふとした時に……

リーダー のことを
思い出す……

思い出して……

たまに せつなくなる……


いつもの風景……

変わらぬ時間の流れ……

宿場町は 今日も
なごやかに時が すぎていく……

ホント何も起きない日常だけど……

でも 氷触体との戦いを
おえた今では……

これが平和なんだろうなって
ことが実感できる

サザンドラは いまだに
おどろいているみたいだ

リーダー
人間の世界へ帰った時は……

リーダー がいた』という
ボク達の記憶も なくなってしまう……

それが自然の原理であり
法則らしいんだけど……

でも……

ボク達は  リーダー のことを
忘れずに覚えていたからだ

 

サザンドラ「いや~! もうホント ビックリしましたよ~!

サザンドラ「みなさんは  リーダー さんを 強い気持ちで忘れまいとした。

サザンドラ「自然の法則に さからってまでして。

サザンドラ「しかも ひずみも出さずに自然と調和してしまった!

サザンドラ「これは ホントにもう……

サザンドラ「ホントにホントに すんごいことなんですよ~!?

ワシボン「サザンドラの言ってることが いまいち よくわからないけど……

ワシボン「でもなあ……

ドッコラー「ああ。 リーダー さんは オレ達 みんなを助けてくれたんだ。

ミネズミ「 リーダー さんは この世界の救世主ですからねぇ。

ミネズミ「忘れるワケには いきませんよね。

ワシボン「そうとも! 絶対忘れるワケには いかないよなあ!

 

宿場町のみんなの間では……

リーダー のことが
今も話題になるし……

感謝の気持ちを忘れていない

みんな  リーダー のことが
大好きなんだ

もちろん それは
パラダイスのみんなも同じだ

そうして ボクのまわりでは
変わらぬ日々が続いている

あっ……!
変わらないって言ったけど……

ちょっと変わったこともあった

ケルディオと サザンドラが
???( 決定したチーム名 )に 入ったことだ

 

エモンガ「ええ~っ!? ケルディオと サザンドラが……!?

ノコッチ「ボク達の仲間に~!?

ケルディオ「うん。ここに来てから色々考えてみたんだけど……

ケルディオ「ここには ビリジオンもいるし……

ケルディオ「それに パラダイスを作るのも楽しそうだなって思ってね。

ケルディオ「……で そのことを昨日たまたま サザンドラに打ち明けたら……

サザンドラ「あっ! それいい! じゃあ私も! ……と思いまして!

ケルディオ「それで じゃあ2匹で お願いしに行こうかってことになったんだ。

ケルディオ「どうかな? ぼく達も仲間に入れてもらえないかな?

エモンガ「ちょ…ちょっと待った。

エモンガ「ケルディオは いいとして……サザンドラは!?

エモンガ「サザンドラは いいのかよ?

エモンガ「アンタ本当は 命の声なんだろ?

サザンドラ「いいんです。私 気に入ったんです♪

サザンドラ「パラダイスとか 宿場町とか スワンナママさんの料理とか……

サザンドラ「とにかく ここにある色々なものがことごとく気に入りました♪

サザンドラ「それに私……

サザンドラ「しばらくは このすがたのままでも だいじょうぶなんです。

サザンドラ「だから よろしくです~♪

エーフィ「……(一体なにが だいじょうぶなのかしら……?)

ブラッキー「……(聞いちゃダメだぞ。エーフィ)

ブラッキー「(なんとなくだが……聞いてもロクな答えが返ってこない気がする……。)

ブラッキー「(それに話がやたら長くなりそうな気も……。)

ノコッチ「まあ とにかく……!

ノコッチ「ボクは 2匹が仲間になってくれるのは すごく うれしいよ!

ノコッチ「みんなは どうなの!?

エーフィ「うん! それは もちろん!

ビリジオン「私も大かんげいよ!

ブラッキー「2匹が仲間になってくれれば心強いしな!

エモンガ「へへっ まあ そうだよな。

エモンガ「なあ  パートナー はどうだ?

エモンガ「ん? どうした? パートナー

パートナー 「あっ……ゴメン! ぼおっとしてて……。

パートナー 「ボクだって もちろん大かんげいだよ!

エモンガ「そっか! じゃ決まりだな!

パートナー 「ケルディオ! サザンドラ! ありがとう!

パートナー 「2匹とも今日から ボク達の仲間だよ!

パートナー 「よろしくね!

ケルディオ「うん! こちらこそ!

サザンドラ「がんばりますよ! ししししっ!

ノコッチ「…………………………。

パートナー 「よし! じゃあ みんな!

パートナー 「今日も がんばっていこう!

みんな「おおーーーーーーーーーーーっ!!

パートナーとの再会まで

+ ...
+ 任意で発生

~ スワンナハウス 食堂 ~

スワンナ「……だいじょうぶかい……?

スワンナ「1匹になって さみしいと思うけど……元気出すんだよ。

スワンナ「あっ! そういえば……!

スワンナ「あんたに 手紙が送られてきてたんだった。

スワンナ「ホラッ!

「覚えていますでしょうか? ワタクシ イシズマイです。」

「え? 覚えてない? そ…そんな……。」

「以前にもスワンナに 手紙をあずけたはずなんですが……」

「えっ? 見たことがない……そ…そんな……。」

「でも それでも けっこうです。一応 読んでみてください。」

「前の手紙では 新たな家を求めて旅に出たワタクシでございますが……」

「このたび ついに!」

「ついに ワタクシのマイホームを手に入れました!」

「オオウッ イエーー!! 家だけに イエェェェー!!!」

「………………。最後まで読んでくださいね?」

「とにかく家を手に入れたんです。」

「しかも 前の家より もっともっとパーフェクトな家を!」

「パーフェクト・家ーーーーッ!!」

「これで  パートナー さんにも 晴れてお会いすることができます!」

「宿場町にも 近々よらせていただきます。」

「そういえば  パートナー さんは 大氷河に向かったんですよね?」

「冒険は 成功したんでしょうか?」

「今度 お会いする時 大氷河のお話も聞かせてくださいね。」

「では また会う日まで。- パーフェクト・家ー イシズマイ - 」

スワンナ「…………なんか この手紙の内容からすると イシズマイは……

スワンナ「氷触体の さわぎのことは どうやら知らないようだね。

スワンナ「あと…… リーダー のことも忘れたみたいだね……。

パートナー 「……そっか。イシズマイは宿場町を ずっと はなれていたから……

パートナー リーダー が消えることは知らなかったし……

パートナー 「あと ボク達のように……

パートナー リーダー のことを忘れまいと思ったワケでもないから……

スワンナ「きっと忘れてしまったんだろうね……。

スワンナ「なんか悲しいけど……これもしかたないのかね……。

スワンナ「手紙は 私が あずかってるから 読みたくなったら また話しかけてね。


- その日の夜 -

サザンドラ「おいしーーーーーーーーーーーっ!!

サザンドラ「やっぱり ここの料理は最高ですね♪

エモンガ「しかし ホントよく食べるんだなぁ……。

エモンガ「オレ わかんなくなってきたぞ……命の声って いったい……。

ノコッチ「ねえ サザンドラ。

ノコッチ「 リーダー さんは サザンドラがよんだんだよね?

ノコッチ「人間の世界から。

サザンドラ「そうですよ♪

ノコッチ「ボク その時の話 聞きたいな。

エモンガ「おっ! いいな! オレも 聞きたいぜ!

サザンドラ「いいですよ! お話しましょう!

サザンドラ「ええ~と まずですね……


そして 数時間後……


サザンドラ「ペラペラペラペラペラペラペラペラ……ペラペラペラペラペラペラ……

サザンドラ「……と……いうワケでですね……ここからが 話の本番でして……

サザンドラ「ペラペラペラペラペラペラペラペラ……ペラペラペラペラペラペラ……

エモンガ「……(一体これ いつまで続くんだ……。)

ノコッチ「……( リーダー さんですら まだ 話に出てきてないし……。)

エモンガ「……(ううっ……聞くんじゃなかったな……。)

サザンドラ「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペペララ……

サザンドラ「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ……


~ 宿場町 丘 ~

ビリジオン「ここに いたのね。

ケルディオ「ビリジオン。

ビリジオン「どうお? そこ いい ながめでしょ?

ケルディオ「どうかな? 今は暗くて よくわからないよ。

ケルディオ「でも……暗くても……

ケルディオ「風が気持ちいい……。暗くても こわくない……。

ケルディオ「平和を感じるよ……とくに今はね……。

ビリジオン「そうね……ホントそう感じる……。

ビリジオン「……ねえ ケルディオ。

ケルディオ「なんだい?

ビリジオン「どうして ???(決定したチーム名)に入ろうと思ったの?

ビリジオン「ケルディオって むれるのは あまり好きじゃなかったよね?

ビリジオン「それに しばらくしたら また旅に出るのかなとも思ってたんだけど……。

ケルディオ「うん……。

ケルディオ「今後のことは ぼくも色々考えたんだけど……

ケルディオ「ここに残ることに決めたんだ。

ケルディオ「ひとつは ここに君がいるから。

ケルディオ「もうひとつは……

ビリジオン「もうひとつは……?

ケルディオ「 パートナー かな……。

ビリジオン「 パートナー

ケルディオ「うん。

ケルディオ「ビリジオンは グレッシャーパレスでのことを覚えている?

ケルディオ「グレッシャーパレスで……ムンナ達と戦った時のことを……。

ビリジオン「ええ……覚えているわ。

ビリジオン「最後はムンナが 助けたのよね……。

ビリジオン「 パートナー と  リーダー を……。

ケルディオ「あの時ムンナ達は 仲間といっしょに 消える かくごだった……。

ケルディオ「世の中に 絶望していたからね。

ケルディオ「ムンナ達は 世の中がよくなることなど絶対にないと思っていた。

ケルディオ「でも『いい世の中なんか来ない』という思いは……

ケルディオ「ムンナ達だけでなく 実はだれもが思っていることなのかもしれない……。

ケルディオ「世の中に対しての いきづまりやそこからくる不安は……

ケルディオ「みんな いだいているものだ。

ケルディオ「だから そんな思いを うちやぶるのは そうとうなことだと思うんだけど……

ケルディオ「でも……あの時  パートナー は……

ケルディオ「未来に絶望しているムンナに……こう言ったんだ……。


- 回想 -

パートナー 「今の世の中じゃ イヤかもしれない!

パートナー 「でも もし希望にあふれた世の中に変わるのなら……

パートナー 「もっと生きたいと思うんじゃないの!?

ムンナ「き…希望にあふれた世の中だって……?

ムンナ「そんな世の中が……来るのか!?

ムンナ「もしも世界が救われたとして……本当にそんな世の中がっ!?

パートナー 「きっと来るっ! ボクが作るっ!!


ケルディオ「あの時  パートナー は 言いきった……。

ケルディオ「希望にあふれた世の中を自分が作る! ……と。

ケルディオ「かんたんに言える言葉じゃないよね。

ケルディオ「きっと  パートナー 自身も 世の中に対して……

ケルディオ「ムンナと同じようなことを思っていたんだろうね。

ケルディオ「そして そんな世の中なら 自分がそれを変えていくしかないということも……。

ケルディオ「 パートナー には パラダイスという夢がある。

ケルディオ「そして みずから いい世の中を作ると言いきった。

ケルディオ「 パートナー が言うと 本当にできそうに思えるから不思議だよね。

ケルディオ「だったら ぼくも  パートナー を信じて……

ケルディオ「その手伝いをするのも やりがいがあるかなって思ったんだ。

ビリジオン「ケルディオ……。

ケルディオ「ビリジオン……

ケルディオ「 パートナー は いいリーダーになるよ。

ビリジオン「うん。そうね。

ビリジオン「私達にとっては すでに りっぱなリーダーだし……

ビリジオン「これからもっと よくなると思う。

ビリジオン「うれしいな。ケルディオが  パートナー のことを……

ビリジオン「そんな風に思ってくれてたなんて。

ビリジオン「でも……ここ最近の パートナー は……

ビリジオン「 リーダー のことでしずんでいる……。

ケルディオ「うん……。

ケルディオ「まわりには 元気なすがたを見せようとがんばってるんだけどね……

ケルディオ「でも どうしても どこかでしずんだ部分が出てしまう……。

ケルディオ「しかたがないよ。 リーダー は 一番の友達だったんだから……。

ケルディオ「時間がきずを いやしてくれるまで……待つしかないかな……。

ビリジオン「……そうね……。

ビリジオン「心配だけど……見守っていきましょう。

ケルディオ「ところで ビリジオン。

ビリジオン「なあに?

ケルディオ「ビリジオンにとって 一番の友達は……このぼくってことで いいんだよね?

ビリジオン「いいえ。

ケルディオ「えっ!? ええ~っ!!?

ケルディオ「ガクッ……!

ケルディオ「……そんな……ぼくが……一番だとばかり……。

ビリジオン「ゴメンゴメン。ジョウダンよ。

ビリジオン「順番とか関係ないわ。私とケルディオの友情は 特別よ。

ケルディオ「ホ…ホント!?

ビリジオン「ええ! (反応が おもしろいから つい ちがうこと言っちゃうのよね。)

ビリジオン「ケルディオとは 深いところでつながっている。

ビリジオン「キミとの友情は 本物だし……ずっと変わらないわ。

ケルディオ「そ…そっか! ありがとう! ビリジオン!

ビリジオン「こちらこそ! これからも よろしくね!

ビリジオン「いっしょに パラダイスを作るのがんばりましょ!

ケルディオ「うん! こちらこそ よろしく!

ケルディオ「やった! ビリジオンの笑顔が見れた!


~ 宿場町 丘 ~

サザンドラ「……青い空……流れる雲……

サザンドラ「つねづね思うんですが……ここから見る景色は……

サザンドラ「いつ見ても なごみますねえ……はああああ……。

サザンドラ「日が落ちるまで もうずっと ここで ねていたいですよ ええ……。

サザンドラ「いいところですよねえ ここは……ホントに……。

サザンドラ「ん……? えっ……?

サザンドラ「なんでしょう……? 今の感覚は……。

サザンドラ「ん……?

サザンドラ「んんんんん~?

サザンドラ「んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん~?

サザンドラ「…………………………………………………………………………………。

ノコッチ「あっ! いた! あんなところに!

ノコッチ「ねえ! サザンドラ!

ノコッチ「なんか みょうな飛び方してたけど 何してたの?

ノコッチ「空中で 探し物?

サザンドラ「い…いえ。ちょっと気になることがありましてですね……。

サザンドラ「そういう ノコッチさんこそ どうしたんですか?

サザンドラ「私に何か……?

ノコッチ「うん。そうなんだ。

ノコッチ「実は サザンドラに相談があって……。

サザンドラ「相談……ですか……?


エモンガ「あっ! パートナー

パートナー 「あれ? エモンガ? どうしたの?

エモンガ「なあ  パートナー 。サザンドラを見かけなかったか?

パートナー 「サザンドラ……?

パートナー 「いや……みてないよ……?

パートナー 「探しているの?

エモンガ「ああ……。

エモンガ「昨日食堂で サザンドラといっしょにお昼ごはんを食べたんだけど……

エモンガ「アイツ 大食いでさあ……食べすぎでおかねが足りなくなっちゃったんだ……。

エモンガ「結局 ママさんに たのんでツケにしてもらったんで……

エモンガ「後日あらためて 2匹で おかねを出し合って……

エモンガ「ママさんのところへ 返しに行こうってことになってたんだけど……

エモンガ「サザンドラのヤツ……探しても どこにも いなくてさぁ……。

エモンガ「まさか……!? アイツ 食事代を はらわないつもりじゃ……?

パートナー 「そんな! いくらなんでも それはないと思うよ?

パートナー 「わかった。サザンドラを見かけたら さっき言ってたことを伝えるよ。

エモンガ「ああ。よろしくたのむぜ。

エモンガ「オレも もう少し探してみるよ。

エモンガ「しかし どこ行っちゃったんだろうな。本当に……。

エモンガ「あんなに 宿場町とかパラダイスとか好きだとか言ってたくせによう……。


次の朝……


~ 自宅前 ~

パートナー 「あれ? エモンガ? おはよう。

パートナー 「そう言えば サザンドラは 見つかったの?

エモンガ「いや……それが 全然見つからねえんだ……。

エモンガ「宿場町もパラダイスも くまなく探したけど 全然いねえ……。

エモンガ「まったく どこいっちゃったんだよ もう……。

エモンガ「左を見ても いないし……

サザンドラ「そうですね~。

エモンガ「右を見ても いない……。

サザンドラ「たしかに だれもいませんね……。

エモンガ「ああもう このままだと オレ ママさんの信用をなくしちゃう……。

エモンガ「おいしい料理も……食べさせてもらえなくなっちゃうよ……。

サザンドラ「ええ~っ!? マズイですよ! それは!?

エモンガ「サ…サザンドラ! いつの間に!?

サザンドラ「あんな おいしい料理 ほかに ありませんよ!?

サザンドラ「それが食べられなくなるなんてー! そんなー!

エモンガ「な……!

エモンガ「なんなんだよ! オマエは!?

エモンガ「そもそも サザンドラのせいだぞ!? 料理が食べられなくなりそうなのは!?

サザンドラ「へっ?

エモンガ「あとでいっしょに食事代を はらいにいこうって決めたじゃないか!?

エモンガ「どこ行ってたんだよ!? オマエ!?

サザンドラ「……あっ……。

エモンガ「あっ…じゃねえよ!

エモンガ「もしママさんの……ママさんの料理が食べられなくなっちゃったら……

エモンガ「オマエのせいだからな……!

エモンガ「ううっ……ううううっ……。

サザンドラ「わわっ! スミマセン!! そんなつもりでは!?

サザンドラ「私 ちょっと調べたいことがあって ここを はなれていたんです!

パートナー 「調べたいこと?

サザンドラ「ええ。それもあって……

サザンドラ「たしかに食事代のことは スッカリ忘れてましたが……。

エモンガ「オマエ! やっぱり忘れてたんじゃないか!

サザンドラ「わわっ! スミマセン スミマセン!

サザンドラ「おかねは 今すぐ はらいに行きましょう!

サザンドラ「それから……仲間のみなさんも 食堂によんでください。

エモンガ「みんなも食堂に……?

エモンガ「オマエ! まさか!?

エモンガ「仲間から 食事代を あつめるつもりじゃ!?

サザンドラ「ち…ちがいます! ちがいます!

サザンドラ「私 みなさんに お話したいことがあるんです!!

エモンガ「お話したいこと……?


~ スワンナハウス 食堂 ~

エーフィ「ええーーーーーーーーっ!?

ビリジオン「 リーダー が……!?

ブラッキー「 リーダー が この世界にいてもだいじょうぶな方法が……

ケルディオ「あるかもしれないだって!?

サザンドラ「はい。もしかしたら ですが……。

サザンドラ「 リーダー さんが あのまま ここに いつづけると……

サザンドラ「世界に ひずみが出てしまう……

サザンドラ「 リーダー さんは 人間の世界へ帰ることを宿命づけられていました。

サザンドラ「そして私も それは絶対に変えられないさだめだと思っていました。

サザンドラ「でも……もしかすると……

サザンドラ「そのさだめを 変えることができるかもしれないのです。

ノコッチ「ホ…ホントに!?

サザンドラ「ええ。ノコッチさん。

サザンドラ「調べてみて 私もビックリしましたよ。

ノコッチ「あ…ありがとう! サザンドラ!

エモンガ「あれ? なんで ノコッチが サザンドラにお礼を言ってるんだ?

ノコッチ「ボクが サザンドラに相談したんだ。

ノコッチ「 リーダー さんが ここにいてもだいじょうぶな方法を……。

ノコッチ「 リーダー さんを この世界によんだのは サザンドラだからね。

ノコッチ「だから相談すれば なにかいい方法が見つかるかもって思ったんだ。

サザンドラ「そうなんです。

サザンドラ「私は ノコッチさんに相談を受け それを調べるために……

サザンドラ「宿場町を はなれたのです。

サザンドラ「けっして食いにげしようとか思っていたワケではありません。

サザンドラ「ママさん 信じてください。

サザンドラ「私は 食いにげするようなポケモンではありません。

サザンドラ「ママさんの料理が食べられなくなったら……

サザンドラ「私はもう……だから わた……

スワンナ「いいわよ。もう。

スワンナ「私は あんた達が そんなことをするなんて ぜんぜん思ってないし。

スワンナ「それより 早く続きを聞かせて。

サザンドラ「……はい……。

サザンドラ「えっと……そもそも私は……

サザンドラ「 リーダー さんが この世界に残ることは……

サザンドラ「自然の法則を こわすものであり 変えられぬものだと思っていました。

サザンドラ「しかし その自然の法則が ここにきて変化していることも感じたのです。

サザンドラ「そのキッカケとなったのが……

サザンドラ「みなさんが  リーダー さんを 忘れずに覚えていたことです。

サザンドラ「これは私にとって 大きな おどろきでした。

サザンドラ「みなさんの思いの強さが……

サザンドラ「自然の法則をも のりこえてしまったのですから。

サザンドラ「本来なら ありえないことが起きてしまっている……。

サザンドラ「であれば  リーダー さんのことも 可能性があるのではないか。

サザンドラ「私も もう一度……

サザンドラ「 リーダー さんに会いたい……。

サザンドラ「ちょうどその時 ノコッチさんから相談されたこともあり……

サザンドラ「私は ここを はなれたのです。

サザンドラ「 リーダー さんを ふたたび この世界に まねいても……

サザンドラ「だいじょうぶな方法を探るために……。

サザンドラ「私は 各地にいる さまざまな命の声と交信し……

サザンドラ「情報を集めました。

サザンドラ「そして……あるひとつの可能性にたどりついたのです。

エーフィ「ひとつの……可能性……?

サザンドラ「はい。

サザンドラ「ここより北西へ行ったところに 世界のへそというダンジョンがあり……

サザンドラ「その奥底は 宇宙律の丘とよばれ……

サザンドラ「そこでは 宇宙全体のバランスが一望できると言われています。

サザンドラ「この丘に立ち……何かしらの願いをぶつけた時……

サザンドラ「宇宙のバランスが くずれなければ……

サザンドラ「その願いは 不変なものとして受け入れられ……

サザンドラ「現実のものとなるという言い伝えがあるらしいのです。

エーフィ「宇宙のバランスが くずれなければ……!

ブラッキー「願いが 受け入れられるだって!?

サザンドラ「もちろん それを かなえるためには 思いの強さが必要になります。

サザンドラ「 リーダー さんのことを みなさんが忘れなかった時のように。

サザンドラ「それと 宇宙律の丘で 願いをぶつけられるのは 1匹のみです。

サザンドラ「みなさんで行くワケにはいきません。

エモンガ「そっか……。

エモンガ「じゃあ この中から代表として……

エモンガ「だれか1匹が 行くことになりそうだな……。

ビリジオン「この中で だれが一番ふさわしいかと言うと……やっぱり……

パートナー 「……うん……。

パートナー 「やっぱり ボクが行くことになるのかな……。

エモンガ「ああ。 パートナー 以外には 考えられないぜ。

エーフィ「 リーダー との きずなが一番深いのは……

エーフィ「なんといっても  パートナー だからね!

ビリジオン「……どうしたの? パートナー ……。

ビリジオン「なにか気になることでも……。

パートナー 「………………。

ブラッキー「言ってみろよ。おれ達 仲間だろ?

パートナー 「……うん……。

パートナー 「前にボク…… リーダー と 約束したことがあったんだ。

パートナー 「ずっと いっしょにいようって……。

パートナー 「ホントに そうしたいと思ってた。

パートナー 「でも……あとで気づいたんだ……。

パートナー リーダー には 人間の世界にも大切な人がきっといる。

パートナー 「だったら  リーダー が 人間の世界に もどることも……

パートナー リーダー にとっては とても大切なことじゃなかって……。

パートナー 「ボクは  リーダー が大切だ。

パートナー 「大切だからこそ 約束をあきらめて……サヨナラしたんだ……。

エモンガ「…… パートナー ……。

パートナー リーダー に会えるなら ものすごく うれしいけど……

パートナー 「でも  リーダー が こっちの世界に来たら……

パートナー 「また人間の世界に もどれなくなるワケで……

パートナー 「それが  リーダー にとって いいことなのかどうか……

パートナー 「すごく不安なんだ……。

スワンナ「 パートナー ……やさしい子だね……。

スワンナ「あんたの言ってること……すごく よくわかるよ……。

スワンナ「でもそれが いいことなのかどうかなんて……

スワンナ「あんたよりも  リーダー がわかることだし……

スワンナ「 リーダー 自身が決めることなんじゃないかしら?

パートナー 「……スワンナ……。

サザンドラ「そうですよ。それに……

サザンドラ「 リーダー さんの ご家族や ご友人のことも心配されるんでしたら……

サザンドラ「宇宙律の丘で こうお願いしてみたらどうでしょう?

サザンドラ「 リーダー さんが 人間の世界と こっちの世界を……

サザンドラ「自由に行き来できますようにって。

パートナー 「……! たしかにそれなら……!

パートナー 「ここと人間の世界を 自由に行き来できるなら……。

パートナー 「でも……そんなことが 本当にできるの……?

サザンドラ「お願いしてみて 宇宙のバランスがくずれなければですがね。

サザンドラ「こればかりは やってみなければわかりません。

エモンガ「だったら やってみるしかねえよな。

エモンガ「やらなきゃ 絶対できないワケだし。

サザンドラ「それに……ねえ  パートナー さん。

サザンドラ「今回 ノコッチさんは どうして私に相談しにきたんだと思います?

サザンドラ「 パートナー さん……あなたに元気になってほしかったからですよ。

パートナー 「えっ? ボクに?

ノコッチ「 リーダー さんが いなくなってから……

ノコッチ「 パートナー さん ずっと元気がなくて……

ノコッチ「だから  リーダー さんが 帰ってくれば……

ノコッチ「 パートナー さんも……元気になってくれると思って……。

パートナー 「……ノコッチ……。

ビリジオン「みんな 心配してたのよ……。

パートナー 「ビリジオン……。

エモンガ「なあ  パートナー ……

エモンガ「オレは  パートナー に元気になってほしいし……

エモンガ「 リーダー にも また 会いたいぜ!?

エーフィ「ワタシも!

ケルディオ「ぼくも!

ブラッキー「おれもだ!

サザンドラ「私もですよ!

ノコッチ「ボ…ボクも!

ビリジオン「私も!

スワンナ「もちろん私もね!

パートナー 「……み…みんな……。

エモンガ「どうする? パートナー

エモンガ「オマエは どう思ってるんだ?

パートナー 「ボクだって……ボクだって リーダー に会いたい!

パートナー 「ものすごく…会いたいよ……。

パートナー 「わかったよ みんな……。ありがとう……。

パートナー 「ボク……行ってくるよ!

パートナー 「みんなを代表して……! 世界のへそへ!

ノコッチ「 パートナー さん!

エモンガ「 パートナー

サザンドラ「よかった~!

サザンドラ「世界のへそは 十字路から行けますから よろしくお願いしますね!

サザンドラ「あと  パートナー さんに同行はしないですが……

サザンドラ「私も世界のへそへ行きます!

エモンガ「あれ? サザンドラ?

エモンガ「さっき 1匹で行かなくちゃダメだって言ってなかったけ?

サザンドラ「私は 命の声ですからね。カウントは されないかと♪

サザンドラ「ただ いっしょに戦うのは さすがにマズそうなんで……

サザンドラ「ダンジョンの奥までは……

サザンドラ「 パートナー さん1匹で 行ってもらいます。

サザンドラ「というワケで  パートナー さん。

サザンドラ「 パートナー さんとは 世界のへその奥底……

サザンドラ「宇宙律の丘で 合流しましょう!

サザンドラ「そこで私も サポートします! がんばりましょう!

ノコッチ「がんばって! パートナー さん!

ブラッキー「成功するよう おれ達も念を送るぜ!

パートナー 「うん! がんばってくる!

パートナー 「もう一度  リーダー に 会うためにも! がんばるよ!!


+ 任意で発生

~ 十字路 ~

???「おひさしぶりです! パートナー さん!

???「ワタクシです! イシズマイですパレス! ……じゃなかった 家ー!

???「ビッグな家のイシズマイでパレス……じゃなかった 家ー!

パートナー 「………………………………。

???「本当に本物のイシズマイで……

『イワパレス! もういいです!

パートナー 「ど…どこからか声が……!?

『すみません  パートナー さん ワタクシ ウソをついていました……

『今  パートナー さんの目の前にいるのは イワパレス……

『旅先で知り合った ワタクシの友達です

パートナー 「あそこから 聞こえて……!

- 水辺の後ろにいると気づく -

『……ハイ……

『たしかに ワタクシ イシズマイは……

『このうしろに かくれてます……

『でも探さないでください……

『よくないですね ワタクシ 見栄はってしまいました……

『ワタクシが見つけた新しいマイホームなんですが……

『実は以前のものと あまり かわりばえしなかったんです……

『旅も すぐに終わって 宿場町にも とっくに帰っていたんですが……

『手紙の中で 大見栄を きってしまった手前……

『はずかしくて なかなか すがたを見せることができず……

『そうこうしているうちに 世界がなくなる さわぎになるわ……

パートナー さん達は 氷触体を こわしにいくわで……

『ごあいさつするタイミングを 完全に のがしてしまったのでした……

『今思うと こんな つまらない見栄は捨てるべきでした……

『心残りは  リーダー さんに ちゃんと お別れができなかったこと……

パートナー 「えっ? リーダー

『ワタクシが 見栄さえ はらなければ……

『フリズムに ごあいさつの声を ちゃんと いれられたかと思うと……

『ううううっ……

パートナー 「イ…イシズマイも……

パートナー 「イシズマイも  リーダー のことを覚えていたんだ!?

『ハイ……

『ワタクシも かくれながらも……

リーダー さんのことを必死に忘れまいとしましたので……

パートナー 「それなら!

パートナー 「ボク これから  リーダー が またこの世界に来れるように……

パートナー 「チャレンジするつもりなんだ!

『ええっ!?

パートナー 「だから待ってて。

パートナー 「もし  リーダー がまたこの世界にやってくる日が来たら……

パートナー 「その時は ちゃんと あいさつしてね。

『ううっ……うううううっ……

『ありがとうございます……うううううっ……


パートナー 「……だいぶ奥まで来たけど……

パートナー 「…………

パートナー 「……あっ!

パートナー 「向こうから ほんの少しだけど……光が見えるような……。

パートナー 「行ってみよう!


パートナー 「ここは……? もしかして……

パートナー 「とうとう……宇宙律の丘まで来れたのかな……?

パートナー 「ここから先は がけに……!?

パートナー 「うわっ……真っ暗で なにも 見えないや……。

パートナー 「この先に行くのは 無理そうだね……。

パートナー 「うわぁ! すごい!!

パートナー 「こ…これは……!

パートナー 「洞窟の天井に たくさんの小さな点が光っている……。

パートナー 「なんて キレイなんだろう……まるで星空みたいだ……。

パートナー 「まさか地下の奥底に……こんなところがあったなんて……。

パートナー 「すごく不思議な気分だよ……。

サザンドラ「ホント キレイなところですよね……。

サザンドラ「私も ビックリしました。

パートナー 「サザンドラ……。

サザンドラ「地中の奥深くにあるのに なぜ 『丘』なのか……?

サザンドラ「それは がけに立ち……そして 見上げると……

サザンドラ「まるで丘の上から……

サザンドラ「満点の星空を ながめているような気持ちになれる……

サザンドラ「それが『宇宙律の丘』という名の由来だそうです。

パートナー 「じゃあ やっぱりここが……?

サザンドラ「ええ。宇宙律の丘にまちがいないでしょう。

サザンドラ「さあ  パートナー さん……願いましょう。

パートナー 「……(サヨナラしたけど……)

パートナー 「(でも ボクは……)

パートナー 「(ボクは やっぱり……)

パートナー 「( リーダー に会いたい……!)

パートナー 「(みんなも  リーダー に会いたいと思っている!)

パートナー 「(やっぱり ボク達は……)

パートナー 「( リーダー が 必要なんだ!)

パートナー 「( リーダー と いっしょにいたいんだ!)

パートナー 「(世界が  リーダー を 受け入れてくれて……)

パートナー 「( リーダー が ここと 人間の世界とを……)

パートナー 「(自由に行き来できるようになれば……!)

パートナー 「(それが ボク達の望みなんだ!)

パートナー 「(だから……お願い……!)

パートナー 「(どうか……聞きいれて……!)

パートナー 「わぁっ!

パートナー 「サ…サザンドラ……これは……!?

サザンドラ「ひずみです……。

サザンドラ「ひずみが起き……宇宙のバランスがくずれてるのです……。

パートナー 「えっ? バランスが……?

サザンドラ「やはり  リーダー さんが この世界にいることは……

サザンドラ「自然の法則に反してしまうようです……。

サザンドラ「今起きている ひずみは 世界全体にえいきょうするものでは ありませんが……

サザンドラ「このひずみが起きると 宇宙律の丘はなくなり……

サザンドラ「長い年月をへて また再生されるそうです。

サザンドラ「つまりここは……くずれ落ちます……。

パートナー 「ええっ!?

パートナー 「そ…それじゃ……

パートナー 「ボクや……???(決定したチーム名)の仲間たちの願いじゃ……

パートナー 「自然の法則は こえられなかったって言うの!?

サザンドラ「残念ながら……そのようです……。

サザンドラ「失敗です……。

サザンドラ「このままだと……私達は……

サザンドラ「ひずみに 飲みこまれてしまいます!

サザンドラ「今ここで 願いを捨てれば……だっしゅつできるんじゃないかと!

サザンドラ「まだ間に合います!

サザンドラ「とりあえずは ここから だっしゅつしましょう!

パートナー 「……でも……くずれ落ちたら……

パートナー 「長い間 またないと……ここは再生されないんだよね……?

サザンドラ「……………………。

パートナー 「それまで ここには これないんだよね……?

パートナー 「いやだっ!!

パートナー 「たとえ ひずみに飲まれても この願いは 放したくない!!

パートナー 「ボクは やっぱり……

パートナー リーダー と いっしょに いたいんだ!

パートナー 「すごくいっしょに いたいんだっ!!

サザンドラ「いいかくごです! パートナー さん!!

サザンドラ「そこまでの かくごこそ……まずは必要でした!!

パートナー 「えっ?

サザンドラ「そして もうひとつ……

サザンドラ「私が考えた もうひとつの可能性……

サザンドラ「それがあれば……!

サザンドラ「実は ほんの数日前からですが……

サザンドラ「 リーダー さんの意識を感じてました。

パートナー 「ええっ!?

サザンドラ「おそらくは……

サザンドラ「 リーダー さんは 今……人間の世界から……

サザンドラ「私達を見ています。

(えっ……?)

パートナー リーダー が!? ボク達を!?

サザンドラ「……はい……。

サザンドラ「 リーダー さん……聞こえてますよね?

サザンドラ「最後は あなたがどう感じたかなんです。

サザンドラ「今まで ずっと私達を見てきましたよね?

サザンドラ「宿場町やパラダイスのみなさんが……

サザンドラ「 リーダー さんを どう思っているのか……

サザンドラ「 リーダー さんは 見てきましたよね?

サザンドラ「それを見て どう感じたかなんです! そして どうしたいかなんです!

サザンドラ「あなたが 強く願えば……! きっと……!

(自分は……自分は……!)

Q.ポケモンの世界へ もどりたいですか?

A.はい

(……自分は……)

(もちろん……自分は……!)

 

帰りたい!!

ポケモンの世界へ!!

みんながいる……

パートナー
待っている……

あの世界へ!!


パートナー 「おかえり…… リーダー ……

 

ただいま

ただいま
パートナー ……

ありがとう……

     

ストーリーはこれで終了です。
お疲れ様でした!


・冒険に失敗した場合

+ ...

パートナー 「ううっ……うまく いかないな……。

パートナー 「とりあえず出直そう……。


次の朝……


パートナー 「うん! 今度こそ……! 今度こそ行かなくちゃ!

パートナー 「世界のへそを通りぬけ……宇宙律の丘へ!

 

+ BAD ENDルート

サザンドラ「 リーダー さん……聞こえてますよね?

サザンドラ「最後は あなたがどう感じたかなんです。

サザンドラ「今まで ずっと私達を見てきましたよね?

サザンドラ「宿場町やパラダイスのみなさんが……

サザンドラ「 リーダー さんを どう思っているのか……

サザンドラ「 リーダー さんは 見てきましたよね?

サザンドラ「それを見て どう感じたかなんです! そして どうしたいかなんです!

サザンドラ「あなたが 強く願えば……! きっと……!

(自分は……自分は……!)

Q.ポケモンの世界へ もどりたいですか?

A.いいえ

(……いいのか……それで……。)

(このチャンスを のがしたら……)

(二度とこの世界に もどれない気がする……。)

(この世界へは……二度と……。)

(それで本当に……後悔しないのか……。)

Q.後悔はない。この世界にはもどらない。本当にそれで よろしいですか?

A.はい

本当に よろしいのですね?

A.はい

 

リーダー
もどろうとはせず……

ポケモンの世界から
はなれていった

もう行くことは できないだろう

ポケモンの世界に行くことは……

もう二度と……

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最終更新:2015年06月22日 22:51